膝関節後外側回旋不安定性

もし『膝関節後外側回旋不安定性』になってしまったら・・・金沢市のアルコット接骨院が対処法を徹底解説

膝関節後外側回旋不安定性とは

膝関節の後外側回旋不安定性こうがいそくかいせんふあんていせいとは、膝の裏の外側を支える靱帯などが損傷することにより膝が不安定になってしまう疾患です。
英語でpostero-lateral rotatory instabilityポステロラテラルローテーショナリーインスタビリティというため、頭文字をとってPLRIとも呼ばれます。


(図;www.innerbody.comより引用)

症状

  • 歩き始めて、一定時間すると痛みが出てくる
  • 歩いているとき、足がついて片足立ちになる瞬間の膝が伸びる局面で痛みが出る
  • 膝の裏の筋肉である膝窩筋を押さえると痛い(後述)
  • 膝が内側に入り、つま先が外を向く特徴的な姿勢をとることが多い

 

原因

膝の裏の外側を補強する組織は、膝窩筋しつかきんという膝の裏の筋肉のけんをはじめ、
いくつかの靱帯じんたいで構成されています。これらのゆるみは不安定性の原因となります。


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

なぜ膝の裏が痛くなるの?

後外側回旋不安定性が存在すると、膝が外側にねじれる方向に動き過ぎてしまいます。
そのため、歩いたり走ったりするときに、膝が過剰にねじれるのを防ごうと膝の裏の筋肉(膝窩筋)が強く収縮してそれに抗します。
こうした状態を続けていると、膝窩筋のれや微細損傷びさいそんしょうを引き起こし、痛みが生じます。


(図;grosirbajusurabaya.top/popliteus-muscle.htmlより引用)

どんな検査をするの?

外旋反張がいせんはんちょうテスト

後外側こうがいそく引き出しテスト

③リバース・ピボット・シフトテスト

④レバースジャークテスト

⑤ダイアルテスト
などで膝の裏の外側の不安定性を検査します。


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

どんな治療があるの?

  1. 患部の安静
  2. 運動療法
  3. 超音波療法
  4. テーピング
  5. インソール療法

 

テーピング


①アンカーテープ(黒)を膝の上下に巻きます。



②膝の外側から内側に向けてアンカーテープ(赤)を巻きます。

 


③外側から内側に向けてのスパイラルテープ(赤)だけでは、バランスが悪くなる恐れがあるので、反対方向にもスパイラルテープ(水色)を巻きます。基本的には、外側からのテープ(赤)を多めに巻きます。(例:赤2本、水色1本)

 


④アンカーテープ(黒)を巻いて完成。

 

超音波療法

1秒間に100万回(1MHz)または300万回(3MHz)の高速度ミクロマッサージで、患部に直接刺激を与えます。
患部の柔軟性を改善、血流の改善による痛みの緩和、筋肉の緊張をなくし筋肉のけいれんの改善、微細振動により炎症の治癒を早める、むくみの軽減などに効果があります。

詳しくは、超音波治療・ハイボルテージ治療・微弱電流治療(EU910)をご覧ください。
アルコット接骨院超音波ハイボルテージeu910

 

靴合わせとインソール療法

膝関節後外側回旋不安定性をもつ方の多くは、歩く際に過剰にすねの骨が外側にねじれてしまいます。
インソールを用いてスムースな体重移動が行えるようにコントロールしていきます。

詳しくは、オーダーメイドインソールの作製のページをご覧ください。

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