インターセクション症候群とは

親指を伸ばす・外へ開く働きをするけんのグループと、手首を返す働きをする腱のグループは下図の丸印のところで交叉します。
腱が交叉する部分で摩擦することによって起こる炎症です。腱交叉症候群けんこうさしょうこうぐんともいいます。
30~50代の集中的に手を酷使する方に起こることが多く、手首から4~6cm手前の部分で、炎症を起こします。

インターセクション症候群とは
インターセクション症候群とは

インターセクション症候群の原因

表層にある長母指外転筋ちょうぼしがいてんきん短母指伸筋たんぼししんきんの腱が、深部の長・短橈側手根伸筋ちょう・たんとうそくしゅこんしんきんの腱と交差する部分で炎症を起こすことが原因です。
親指と手首をよくよく使う作業をする人に多くみられます。

インターセクション症候群 メカニズム
インターセクション症候群のメカニズム

インターセクション症候群の症状

  • 手首を返す時の痛み
  • 親指でキーボードなどを打つ時の痛み
  • 手首や親指を動かすとギシギシいう

インターセクション症候群の検査

問診や触診により、比較的簡単に見つけることができます。

インターセクション症候群の治療法

  1.  患部の安静・固定
  2.  超音波療法
  3.  ストレッチ
  4.  テーピング
  5.  筋膜治療
  6.  症状が著しい場合は病院にて注射

インターセクション症候群に対するテーピング

インターセクション症候群テーピング
インターセクション症候群に対するテーピング① テープのカット

①約40cmに伸縮性テープをカットします。

インターセクション症候群テーピング
インターセクション症候群に対するテーピング② テープのカット

②縦にカットし、細い2本にします

インターセクション症候群テーピング
インターセクション症候群に対するテーピング③ テープのカット
インターセクション症候群に対するテーピング テープのカット
インターセクション症候群に対するテーピング③ テープのカット

③1本を真ん中でカットし、さらに1本は半分にします。

インターセクション症候群テーピング
インターセクション症候群に対するテーピング④

④親指の第1関節から手首と肘の中間くらいまで貼ります。(オレンジ)

インターセクション症候群に対するテーピング 
インターセクション症候群に対するテーピング⑤
インターセクション症候群に対するテーピング
インターセクション症候群に対するテーピング⑤

⑤1番長いテープ(水色)を親指に巻き付け、1本は親指の延長線上に、
もう片方は最初のテープ(オレンジ)に半分くらい重なるように貼ります。

インターセクション症候群に対するテーピング
インターセクション症候群に対するテーピング⑥

⑥テープが剥がれないようにアンカーテープ(赤)を巻いて完成。

手首の痛みに対する筋膜リリース

表層にある長母指外転筋と短母指伸筋の腱と、深部の長・短橈側手根伸筋の腱の間の癒着を取り除くために、IASTM Tools(Instrument-Assisted Soft-Tissue Mobilization)が効果的です。ストレッチやエクササイズなどと併用して使用するとより効果が増します。

詳しくは、最先端の筋膜治療 IASTMのページをご覧ください。