筋・筋膜性腰痛症でやってはいけないこと!

✔ 同じ姿勢をとり続けること

✔ 中腰姿勢

✔ 重い物を持つ

筋・筋膜性腰痛症きん・きんまくせいようつうしょうとは

腰痛の原因になりやすい筋肉
筋・筋膜性腰痛症を起こしやすい筋肉

腰の負担がかかる姿勢を長時間とったり腰を過度に使う動作で、腰の筋肉が傷ついたり緊張して腰痛を起こします。

筋・筋膜性腰痛症の症状

  • 安静時に痛みがない
  • 腰を動かすと痛みが強くなる
  • 体幹の前屈に制限がある
  • 中腰姿勢を継続することが困難
  • 腰が丸くなった姿勢の人が多い
  • 痛い部分に筋硬結きんこうけつを触れる

筋・筋膜性腰痛症の原因

次のような動作が原因になります

  •  中腰の姿勢、前かがみの姿勢
  •  長時間同じ姿勢をとる(立ちっぱなし、座りっぱなし)
  •  腰を前後に曲げる・ひねる動作を繰り返す
  •  肥満
  •  激しいスポーツ
  •  重いものを持つ重労働

胸腰筋膜きょうようきんまくと腰痛の関係

腰背腱膜とは
腰背腱膜とは

胸腰筋膜は姿勢の保持に関与する強靭な筋膜です。背中の筋肉はこの胸腰筋膜に包まれています。
背中の筋肉が異常に緊張して筋肉内の圧が高くなってしまっても、表面がこの強靭な筋膜に覆われているため圧を外に逃がすことができません。
筋肉内の圧が高くなると血管を押しつぶしてしまい阻血そけつ状態をまねき腰のだるさや痛みにつながります。
高齢者で腰が曲げて歩く人によくみられる症状です。

筋・筋膜性腰痛症の検査

姿勢やくり返し動作が原因のときは「悪い動き」をみつける必要があります。
痛い筋肉のなかに筋硬結(コリ)があります。さらにコリの中にトリガーポイントと呼ばれる痛みの引き金となる点があります。
お尻や太ももにまで痛みが及ぶ場合にはトリガーポイントをチェックします。
もっとも重要なのは、他の重篤な疾患が隠れていないかをと判断することです。
とくに「安静にしていても痛いかどうか」は大切な所見です。

脊柱起立筋群のトリガーポイント
脊柱起立筋群のトリガーポイントと関連痛出現部位

脊柱起立筋群のトリガーポイント

腰方形筋のトリガーポイント
腰方形筋のトリガーポイントと関連痛出現部位

腰方形筋のトリガーポイント

多裂筋のトリガーポイント
多裂筋のトリガーポイントと関連痛出現部位

多裂筋のトリガーポイント

筋・筋膜性腰痛症の治療法

  1. ぎっくり腰のような急性のものは安静が必要
  2. ストレッチ・マッサージ
  3. トリガーポイント・リリース
  4. 徒手療法
  5. 超音波療法
  6. 筋膜リリース
  7. キネシオテーピング

筋・筋膜性腰痛症に対するキネシオテーピング

キネシオテープという特殊な素材でできたテープを用いてテーピングを貼ることで、皮膚を持ち上げ筋肉との間に隙間を作りリンパの滞りを改善し、筋肉の正しい収縮をサポートします。

筋筋膜性腰痛症テーピング
筋筋膜性腰痛症テーピング(腰を丸めて姿勢で貼付)
筋筋膜性腰痛症テーピング02
筋筋膜性腰痛症テーピング(腰をまっすぐにすると皮膚に皺がよります)

筋・筋膜性腰痛症に対するセルフケア

筋・筋膜性腰痛は、激しいスポーツや繰り返される負荷によって筋肉や筋膜が過剰に緊張して元の状態に戻れなくなってしまっています。
このような状態にはテニスボールによるセルフマッサージがおすすめです。
毎日、適度な刺激を加えることによって元の状態に戻るきっかけを与えることが大切です。

腰部のセルフマッサージ
テニスボールなどを使った腰部のセルフマッサージ
ランブルローラービースティボール
トリガーポイントを見つけたら、ランブルローラービースティボールがおすすめ

おすすめセルフリリースツール。

筋・筋膜性腰痛症に対する筋膜リリース

胸腰筋膜には、多くの筋肉が付着し、腰痛の原因になります。筋肉間の滑りを改善するツールとして、IASTM Tools(Instrument-Assisted Soft-Tissue Mobilization)が開発されました。
特殊な金属でできた器具で患部を刺激することで、筋肉間での癒着を剥離し、患部を適切な状態へと導きます。

腰背腱膜に付着を持ち筋肉間をリリースするのに画期的なIASTM
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詳しくは、最先端の筋膜治療 IASTMのページをご覧ください。

筋・筋膜性腰痛症に対する超音波療法

硬くなった筋肉の緊張を和らげ柔軟性を高めるのに効果的なのが超音波療法です。

1秒間に300万回という高速振動により、深部をマッサージし筋肉の血流を改善させます。

また、急性期の炎症の治癒にも効果があります。