変形性足関節症

変形性足関節症へんけいせいそっかんせつしょうとは

足関節の軟骨なんこつが変性することで関節の隙間が狭くなってこすれ合い、
痛みやはれが生じる疾患です。
関節の変形により、関節の動きが制限されて坂道などの歩行が不自由になります。


(図;www.anklearthritis.co.ukより引用)

 

症状

  • 長く歩くと痛い
  • 歩き始めが痛い
  • 足首の内側が痛い
  • 正座ができない
  • 関節の

 

原因

変形性足関節症は一次性いちじせいの関節症と二次性にじせいの関節症に分けられます。多くは二次性のものです。

一次性の変形性足関節症は、主に加齢が原因となります。
年齢とともに靭帯がゆるみ、まず内側の関節の隙間が狭くなります。
その後、しだいに関節全体が狭くなっていきます。

二次性の場合は、骨折やネンザなどのケガや、または化膿性の関節炎を起こした後、
生まれつき足に問題があり手術をした後などに起こります。

 

関節がいたんでしまうメカニズム

正常の足関節では、地面からかかる力をすねの骨に均等に分散するような構造になっています。
一方、変形性足関節症では、骨が傾いてしまいます。
そうすると、関節に均等にかかっていた体重が、一点だけに集中し、均等にかからなくなっていまいます。
この状態が、続くことで、軟骨は摩耗していきます。
側面から足関節を見ると、すねの骨に均等にかかっていた体重は変形が進むにつれ、
足首の骨が前方へズレてしまい、より前方に体重が集中します。
このような過程を経て、変形性足関節症が進行していきます。


(図;kotoseikeigeka.life.coocan.jpより引用)

進行するとどうなるの?

軟骨は、弾力に富み柔軟で、荷重を吸収・分散する能力に優れています。
しかし衝撃が何度となく繰り返されることによって、軟骨の表面に小さな傷がつきます。
軟骨の変性が進行すれば、次第に弾力性・柔軟性が失われてきます。
放っておくと関節の隙間は狭くなり、最終的には軟骨は完全になくなってしまい、
軟骨の下の骨が露出した格好になります。

 

どんな検査をするの?

問診や触診、関節の動きの範囲、歩き方、足の長さの違いなどを調べ、
場合によっては病院でレントゲン検査を行い進行度を確認します。

 

どんな治療があるの?

  1. 患部の安静、杖の使用、減量
  2. サポーター
  3. 超音波療法
  4. ストレッチ・関節可動域訓練
  5. 筋力トレーニング
  6. テーピング
  7. インソール療法
  8. 末期は手術

 

筋力トレーニング


(図;kotoseikeigeka.life.coocan.jpより引用)

 

靴合わせ・インソール療法

変形性足関節症は足首のぐらつきから始まり、しだいに足首の動きが悪くなります。
ネンザなどで靱帯を損傷している方は外側にバランスを崩す特徴的な歩き方をしています。
靴とインソールで悪い動きを修正すると痛みの軽減も早く、再発予防にも効果的です。

詳しくは、オーダーメイドインソールの作製のページをご覧ください。