足首の痛みにはさまざまなタイプがあります。それぞれ原因も違えば、治療法も異なります。

症状の特徴からさまざまなタイプの足関節痛について詳しく解説します。

現在の症状から、ご自身の痛みのタイプを下から選んでください。

足首の痛みを起こす12の疾患

▼症状が当てはまるものをクリックしてください。

足首後方の痛み(足関節後方インピンジメント症候群)

足首の前方のつまり感(衝突性外骨腫)

足首を捻った(足関節捻挫)

内くるぶし周囲が痛い(後脛骨筋腱機能不全)

小指の付け根の痛み(短腓骨筋腱付着部炎)

外くるぶし周囲の痛み(腓骨筋腱炎)

外くるぶしで腱がずれる(腓骨筋腱脱臼)

外くるぶしの下が痛い(立方骨症候群)

足首やくるぶしが痛く、足首の動きが制限されている(足根骨癒合症)

中高年以降の足首の痛み(変形性足関節症)

ねんざ後に不安定な道を歩くと痛い(足根洞症候群)

ねんざ後の長引く足首の痛み(距骨骨軟骨損傷)

足首後方の痛み 足関節後方インピンジメント症候群の原因や症状、治療法

足首後方の痛みの原因!? 足関節後方インピンジメント症候群とは

足首の骨(距骨きょこつ)は、後方に突出した突起があります。この部分はスポーツやクラシックバレエなどでつま先を伸ばす動作を繰り返すたびに圧迫され刺激されます。これにより足首の後ろに炎症が発生し、足首の後方に痛みを生じます。

足関節後方インピンジメント症候群

足関節後方インピンジメント症候群とは

足首の痛みなど 足関節後方インピンジメント症候群の症状とは

  • サッカーのキックやシュートをしたとき、クラシックバレエでポワント姿勢をとったときなどつま先を強く下にさげると痛い
  • アキレス腱のやや外側を押さえると痛い
  • スポーツをしていると徐々に痛くなる

足関節後方インピンジメント症候群の原因

スポーツ中につま先を強く下におろしたときに、足首の後方で骨同士がぶつかったり軟部組織なんぶそしきがはさみ込まれたりするために痛みが生じると考えられています。
足首の後方に本来ならば無いはずの骨がある場合(三角骨障害さんかくこつしょうがい)、足首の骨の骨折や疲労骨折ひろうこっせつの場合もあります。

足首の痛みの正体!? 三角骨障害とは?

距骨の後ろ側には外側結節がいそくけっせつ内側結節ないそくけっせつの2つのでっぱりがあります。外側結節の方がでっぱりが大きく、痛めるのは外側結節がほとんどです。
この結節は小学生ぐらいの時期では、成長軟骨せいちょうなんこつのやわらかい部分で、成長とともに距骨とくっつき1つの骨が完成します。
しかし1つの骨にならずに、余剰な骨として残ることがあります(頻度は14~25%)。
この状態を三角骨といいます。三角骨周囲に痛みを生じたものを三角骨障害といいます。

足関節後方インピンジメント症候群

足関節後方インピンジメント症候群 骨の問題

足関節後方インピンジメント症候群

足関節後方インピンジメント症候群 三角骨障害

足関節後方インピンジメント症候群

足関節後方インピンジメント症候群 痛みの出る姿勢

足関節後方インピンジメント症候群の治療法

繰り返し動作による炎症によるものでは、つま先立ちなどの運動を中断し、超音波治療などで炎症をおさえます。
炎症症状が強い場合はテーピングや包帯などで足首が過度に下にさがらないようにします。骨折の場合はギプスで固定します。それでも、症状を繰り返す場合は関節鏡下で骨を取り出します。

足関節後方インピンジメント症候群に対するテーピング

伸縮性のテープを2本準備します。

1本目;足の甲からスネの前の筋肉が全体おおわれるくらいまで

2本目;踵の内側から外くるぶしまで

足関節後方インピンジメント症候群

足関節後方インピンジメント症候群に対するテーピング①

①テープの端は引っ張らずに乗せるだけ。

足関節後方インピンジメント症候群に対するテーピング

足関節後方インピンジメント症候群に対するテーピング②

②足首を上に起こし、テープを自然に引っ張りながら貼ります。

足関節後方インピンジメント症候群に対するテーピング

足関節後方インピンジメント症候群に対するテーピング③

③踵の内側にテープの端を貼付します。

足関節後方インピンジメント症候群に対するテーピング

足関節後方インピンジメント症候群に対するテーピング④

④テープを引っ張りながら踵の下を通り、外くるぶしに向かって貼付して完成。

足関節後方インピンジメント症候群に対する超音波療法

急性期の炎症を抑えるには超音波による循環の改善が効果的です。微細な超音波による振動により炎症を早期に軽減させ、むくみの改善などに効果があります。

超音波治療器&ハイボルテージ治療器

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足首の前方の痛みやつまり感 衝突性外骨腫の原因や症状、治療法

足首前方の痛みの原因!? 衝突性外骨腫しょうとつせいがいこつしゅとは

キックやジャンプ時など、足首の運動が強制され、骨同士がぶつかり骨のトゲができてしまうスポーツ障害です。
サッカー選手に多く発生します。

衝突性外骨腫

衝突性外骨腫とは

足首前方の痛みなど 衝突性外骨腫の症状

  • キックやジャンプ時の足首の痛み
  • 足首の前側を押すと痛い
  • 足首を動かすと痛い
  • 足首の前方で骨のトゲを触れる
  • 進行すると足首の動きが悪くなる

衝突性外骨腫の原因

キックなど強くつま先が下にさがる動きにより、足首の前方関節包ぜんぽうかんせつほう(関節を包む袋)が過度に伸ばされて損傷したり、踏み込んだときに強く足首が反らされることによって、骨同士が衝突して軟骨なんこつの損傷をきたします。この関節包や軟骨の損傷が修復されるときに骨のトゲが形成されるものと考えられています。
特に足首のねんざをしたことがある選手では、足首がグラグラするため骨のトゲができたり滑膜かつまく(骨と骨をつなぐ膜)が分厚くなり痛みを増長します。進行例では骨のトゲが骨折し、関節内にはさみ込まれ激痛を発する場合があります。

衝突性外骨腫の原因動作

衝突性外骨腫の原因動作

衝突性外骨腫の検査法

  • 足首の前方を押さえると痛い
  • しゃがみ込む動作で足首の前方が痛い
  • 骨のトゲが触知できる

などの症状がある場合は衝突性外骨腫が疑われます。
捻挫をしたことがある場合は足首の不安定性を検査します。
必要に応じて、病院でレントゲン検査をして骨のトゲを確認します。

衝突性外骨腫の治療法

痛みの強い時期は痛みとはれに対して安静、アイシングを行い、その後にホットパック、超音波などを行います。関節の動きを安定させるためにテーピング、サポーターも有用です。
痛みが改善してきたら競技復帰に向けてリハビリテーションを開始します。初期には適度な荷重にとどめ、関節を動きをよくするための運動から開始します。次に軽い負荷をかけ、少しずつ負荷を増します。
捻挫をしたことがあり、足首がぐらつく場合はより重点的に行います。

衝突性外骨腫に対するトレーニング

衝突性外骨腫はねんざ後の足首のぐらつきが症状を悪化させてしまう要因となります。足首のぐらつきの対処を一番に考えて、リハビリテーションを進めてゆきます。足関節ねんざ後のリハビリのページをご覧ください。

衝突性外骨腫に対するテーピング

ねんざ後のテーピングの基本的な巻き方を紹介します。目的や状況に応じてテープの素材や巻き方を変えていきます。自分で巻きたい場合は、あらかじめカットされていてひとりで巻くことができる3M社製「easy fit tape」が便利です。

衝突性外骨腫に対するテーピング

衝突性外骨腫に対するテーピング①

①アンカー(赤色)

衝突性外骨腫に対するテーピング

衝突性外骨腫に対するテーピング②

②スターアップ(黄色)

衝突性外骨腫に対するテーピング

衝突性外骨腫に対するテーピング③

衝突性外骨腫に対するテーピング

衝突性外骨腫に対するテーピング③

③ハーフヒールロック(オレンジ色)

衝突性外骨腫に対するテーピング

衝突性外骨腫に対するテーピング④

衝突性外骨腫に対するテーピング

衝突性外骨腫に対するテーピング④

④ハーフヒールロック(オレンジ色)

衝突性外骨腫に対するテーピング

衝突性外骨腫に対するテーピング⑤

⑤アンカー(赤色)

衝突性外骨腫に対する靴合わせ・インソール

ネンザを繰り返す人の多くは足に問題を抱えています。その一つに「浮き趾(うきゆび)」があります。浮き趾とは立ったり歩いたりするときに足の指が地面につかない状態をいいます。
浮き指だと足裏の接地面が狭まり、体が安定しにくくなり、指で踏ん張れず、転倒にもつながりやすくネンザを繰り返してしまいます。
浮きゆびの原因は「足に合わない靴えらび」と「間違った靴の履き方」にあります。
足に合った良い靴を履きインソールを継続的に使用し、徹底的に足と靴の環境を良くしていくと、足の使い方が変化し、歩行バランスの崩れが改善されます。

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足首を捻って痛い 足関節捻挫の原因や症状、治療法

足首を捻っての痛み 足関節捻挫とは

足関節捻挫靭帯損傷

足関節捻挫 靭帯損傷

足関節捻挫そっかんせつねんざとは、足首を捻って靱帯じんたいけんなどを損傷したものをいいます。
明らかに骨折や脱臼だっきゅうがあるものは含みません。
足関節捻挫のほとんどは足首を内側にひねって生じます。
スポーツによる急性外傷としては最も頻度が高く、かつ重症度の高い障害です。

足関節捻挫の症状

  • 外くるぶしの周辺に痛みがあり、腫れる、熱感がある
  • 外くるぶしの周辺を押さえると痛い
足首のねんざ後のはれについて

足首のねんざ後のはれ

足首の構造

足首の外側を補強している靱帯は、

  • 前距腓靱帯ぜんきょひじんたい
  • 踵腓靱帯しょうひじんたい
  • 後距腓靱帯こうきょひじんたい

の3つの靱帯で構成されます。
最も損傷されやすいのは前距腓靱帯です。

前距腓靭帯とは

前距腓靭帯とは

前距腓靭帯

踵腓靭帯とは

踵腓靭帯とは


踵腓靭帯

後距腓靭帯とは

後距腓靭帯とは

後距腓靭帯

足首の靱帯損傷の分類

  • :前距腓靱帯あるいは踵腓靱帯の微細損傷・部分断裂びさいそんしょう・ぶぶんだんれつ
  • :前距腓靱帯あるいは踵腓靱帯の完全断裂かんぜんだんれつ
  • :前距腓靱帯および踵腓靱帯の完全断裂

足首の捻挫の急性期の治療

けがをしてすぐはPOLICE処置が重要です。
以前はRICE(ライス)と呼ばれていましたが、近年POLICE(ポリス)が適切といわれるようになりました。

Protection(保護)

Optimal Loading(適切な負荷)

Ice(冷却)

Compression(圧迫)

Elevation(挙上)

の頭文字から成り立ちます。
従来のRICEでは、Rが「安静」を意味していましたが、Pの「保護」、OLの「適切な負荷」に替わっています。
ただ安静にするのでは逆に血流が妨げられ、治癒を遅延させることから、保護した状態で適切な負荷の運動を行うことが適切とされています。

足首の捻挫には早期から徹底した腫れの管理を

急性期に腫れが残ってしまうと関節が固まり動きが悪くなってしまいます。
骨の形に合わせた圧迫用のパッドを作り、腫れがたまりやすい部分の隙間を埋め、そのうえで弾力のある包帯で圧迫します。
その状態で痛みのない範囲で足首を動かして筋肉のポンプを働かせます。

足首のねんざ後の腫れの改善法

足首の捻挫に対するテーピング

足関節捻挫に下脛腓関節かけいひかんせつ亜脱臼あだっきゅうを伴うことがあります。
脱臼というのは、骨と骨の位置関係がおかしくなってしまうことです。
この位置関係の異常を整えるようにテーピングします。

下脛腓関節の亜脱臼に対するテーピング

下脛腓関節の亜脱臼に対するテーピング



(図;理論と実践! 治療的テーピングより引用)

二分靱帯損傷

二分靭帯とは

二分靭帯とは

同じような受傷の仕方で、別の場所が損傷していることがあります。
その中でも多いのは、二分靭帯損傷にぶんじんたいそんしょうです。
痛みが長引き、捻挫した場所とは違うところが痛みます。
二分靱帯に引っ張られて裂離骨折れつりこっせつを起こしていることもあります。

子どもの足首の骨折に注意

子供の骨はまだ完全には出来上がっておらずやわらかいため、靱帯の損傷よりも先に、やわらかい成長線せいちょうせんの部分での損傷や靱帯が骨にくっつく部分で裂離骨折れつりこっせつを伴う場合がありますので注意が必要です。

腓骨の骨端線損傷のレントゲン

腓骨の骨端線損傷のレントゲン

足首の捻挫に対する靴合わせ・インソール

ネンザを繰り返す人の多くは足に問題を抱えています。
その一つに「浮き趾」があります。
浮き趾とは立ったり歩いたりするときに足の指が地面につかない状態をいいます。
浮き指だと足裏の接地面が狭まり、体が安定しにくくなります。
指で踏ん張れず、転倒にもつながりやすくネンザを繰り返してしまいます。
いちばん大きな原因は「足に合わない靴えらび」と「間違った靴の履き方」にあります。
足に合った良い靴を履きインソールを継続的に使用し、徹底的に足と靴の環境を良くしていくと、
足の使い方が変化し、歩行バランスの崩れが改善されます。

当院のインソールと従来のインソールとの違い

当院のインソールと従来のインソールとの違い

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偏平足で内くるぶし周囲が痛い 後脛骨筋腱機能不全の原因や症状、治療法

後脛骨筋ってなに?

ふくらはぎの内側の深くから内くるぶしの後ろを通って、土踏まずのてっぺんにある骨に付着しています。
そのため、後脛骨筋は土踏まずを吊り上げるように働きます。

後脛骨筋とは

後脛骨筋とは

後脛骨筋とは

後脛骨筋とは



偏平足の原因!? 後脛骨筋腱機能不全とは

後脛骨筋腱機能不全こうけいこつきんきのうふぜんとは、足の土踏まずを支えるけんが炎症を起こしたり、断裂したりして機能しなくなり、足の痛み扁平足へんぺいそくを起こす病気です。
はっきりした原因は不明ですが、中高年の女性の片足に起きることが多く、何年かして症状が現れます。

後脛骨筋腱機能不全の症状

  • 足の内側や足首の痛み
  • 足の内側や足首のれ、患部の熱感、発赤ほっせき
  • 活動中に悪化する痛み
  • 扁平足
  • 足首が内側に曲がる

後脛骨筋腱機能不全の原因

後脛骨筋腱は、転倒やスポーツなどによる衝撃から損傷されます。また、腱に過剰な負荷がかかる場合も損傷につながります。
損傷につながる運動には、ウォーキングやランニング、ハイキング、階段を上ること、また衝撃を伴うスポーツがあります。

後脛骨筋腱機能不全が発症しやすい人

  • 45歳以上
  • 女性
  • 肥満
  • 関節リウマチ
  • 糖尿病
  • 高血圧症

後脛骨筋腱機能不全の検査

  • 後脛骨筋腱の走行に一致して腫れと痛みがあるか確認する
  • 立った状態で足を後方からみると、複数の足のゆびがみえる(too many toes sign)
  • 片脚でつま先立ちができない(Single heel rise test)
後脛骨筋腱機能不全症の症状

後脛骨筋腱機能不全症の症状

後脛骨筋腱機能不全を放置すると重症化していきます

発見が遅れ放置すると重症化する疾患です。早期発見・早期治療が大切です。

後脛骨筋腱機能不全症の進行分類

後脛骨筋腱機能不全症の進行分類

後脛骨筋腱機能不全に対する治療法

  • 局所の安静:痛みが強く歩行困難なときには、固定し体重をかけないようにします。
  • 薬物療法:腱鞘滑膜炎けんしょうかつまくえんによる痛みが著しいときには、病院で非ステロイド抗炎症薬こうえんしょうやくによる治療を検討します。
  • インソール療法:踏まず支えのついたインソールを装着します。
  • 運動療法:急性期の症状が軽減すればアキレス腱や腓骨筋腱ひこつきんけんのストレッチング、足関節の筋力強化訓練、可動域訓練を行います。

靴合わせ・インソール療法

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足首外側の痛み 短腓骨筋腱付着部炎の原因や症状、治療法

足首外側の痛みの原因!? 短腓骨筋腱付着部炎とは

短腓骨筋たんひこつきん」という筋肉があります。
この筋肉は、小趾しょうし(足の小指)の骨に付着します。
繰り返される骨とけんの付着部の引っ張る力によって腱の炎症が生じます。
これが短腓骨筋腱付着部炎たんひこつきんけんふちゃくぶえんの病態です。
陸上の選手や、履き慣れない靴を無理をして履いた場合などによく見られます。

短腓骨筋付着部炎とは

短腓骨筋付着部炎とは

短腓骨筋腱付着部炎の症状

  • 足の外側が痛い
  • 悪化すると歩くだけでも痛くなる

短腓骨筋腱付着部炎の原因

腱が引っ張り上げる力が加わると、骨の付着部をこの腱が引っ張り上げてしまいます。
そのせいで、痛みが生じることになります。

短腓骨筋付着部炎の痛みの部位

短腓骨筋付着部炎の痛みの部位

短腓骨筋腱付着部炎の治療法

  1. 患部の安静・アイシング
  2. 鎮痛処置:湿布や超音波治療など
  3. テーピング
  4. ストレッチ
  5. インソール療法

短腓骨筋腱付着部炎に対するテーピング

短腓骨筋の走行に沿ってキネシオテーピングを貼付します。
引っ張らずに貼るのがポイントです。

短腓骨筋腱炎テーピング

短腓骨筋付着部炎に対するテーピング

短腓骨筋のストレッチ

ふくらはぎに手を置き、足の甲を床につけます。
ふくらはぎに置いた手に体重をかけゆっくりとストレッチしていきます。

短腓骨筋のストレッチ法

短腓骨筋のストレッチ法

(図;IDストレッチング 第2版より引用)

靴合わせ・インソール

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外くるぶし周囲の痛み 腓骨筋腱炎の原因や症状、治療法

外くるぶし周囲の痛みの原因!? 腓骨筋腱炎ひこつきんけんえんとは

短腓骨筋付着部炎の痛みの部位

短腓骨筋付着部炎の痛みの部位

腓骨筋ひこつきんとは、すねの骨の上方から外くるぶしの後ろを通り土踏まずまで伸びる長い細い筋肉です。
足首のネンザを繰り返すことで、外くるぶし周辺で腓骨筋に炎症が生じる疾患です。

腓骨筋腱炎の症状

  • 荷重時に外くるぶしの後ろが痛い
  • 足首を内側に捻ると痛みが強くなる
  • 外くるぶしの後方を押すと痛い
  • 外くるぶし周囲が腫れる
  • ふくらはぎ外側がつっぱる感じがする

腓骨筋腱炎の原因

主に足首のネンザをきっかけに発症します。
ネンザをしっかりと治療せずに放っておくと、ネンザを繰り返すことで足首に負担がかかり腓骨筋に炎症を起こし発症します。
ジャンプや切り替えし動作の多いサッカーやバスケットなどのスポーツで多く見られます。

腓骨筋腱炎の検査

ネンザなどの外傷の既往があり外くるぶし周辺に痛みがある場合、
腓骨筋を収縮してそれに対して抵抗を加えることで痛みを訴える場合は腓骨筋腱炎が疑われます。
その他、足首の不安定性も検査します。

腓骨筋ストレステスト

腓骨筋ストレステスト

腓骨筋腱炎の治療法

  1. 患部の安静・アイシング
  2. 鎮痛ちんつう処置:湿布や超音波治療など
  3. テーピング
  4. ストレッチ
  5. 靴合わせ・インソール療法

腓骨筋腱炎に対するテーピング法

以下の2つの目的でテーピング施行します。

  1. 腓骨筋の機能改善
  2. 足首が外側に倒れないようにする
アルコット
土踏まずのてっぺんにテープの端を貼ります。
腓骨筋テーピング①

腓骨筋テーピング①

アルコット
次に腓骨筋の走行に沿ってテープを貼ります。この時はほとんどテンションをかけずに貼り付けます。
腓骨筋テーピング②

腓骨筋テーピング②

アルコット
テープの方向はこんな感じです。
腓骨筋の走行①

腓骨筋の走行① テープの方向

腓骨筋の走行②

腓骨筋の走行② テープの方向

アルコット
2本目のテープは踵が外側に倒れないようにするためのテープです。踵の内側から貼り始めます。
腓骨筋テーピング③

腓骨筋テーピング③

アルコット
テープをやや強めに引っ張りながら踵を外反させます。

腓骨筋テーピング④

腓骨筋テーピング④

アルコット
3本面は足首全体を安定させるテープです。
腓骨筋テーピング⑤

腓骨筋テーピング⑤

アルコット
距骨の真下を通るように小指の付け根までやや引っ張りながら貼ります。
腓骨筋テーピング⑥

腓骨筋テーピング⑥

アルコット
腓骨筋腱炎の急性期の場合はリンパコレクションテーピングを行います。
腓骨筋腱炎(急性期)テーピング

腓骨筋腱炎(急性期)テーピング

靴合わせ・インソール療法

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外くるぶしで腱がずれる 腓骨筋腱脱臼の原因や症状、治療法

外くるぶしの痛み 腓骨筋腱脱臼とは

腓骨筋腱脱臼とは

腓骨筋腱脱臼とは

外くるぶしのすぐ外側を走る筋肉を腓骨筋ひこつきんといい、それが骨にくっつく前に硬くすじばった部分を腓骨筋腱ひこつきんけんといいます。
腓骨筋腱は外くるぶしの後ろを走り急激に方向を変え、足のゆびの骨に付着しています。
急激に方向を変える場所であるため、腱は非常に不安定です。
そのため普段は腓骨筋支帯により上から抑えられていますが、急激に足首に力が加わると、この腓骨筋支帯ひこつきんしたいが切れてしまいます。
そうすると腱が前の方に乗り上げてしまうものを腓骨筋腱脱臼ひこつきんけんだっきゅうといいます。

腓骨筋腱脱臼の症状

  • 外くるぶし周辺の痛みと腫れ
  • 初回時は腱を押さえている支帯が破れるため、強い痛みと内出血が伴うケースもある
  • つま先を上げる動作で疼痛、不安定感などの症状
  • 反復性になると、手で押すだけでも腱がズレてしまう

腓骨筋腱脱臼の原因

原因は、何らかの力が働き、腓骨筋腱を支える役割をしている腓骨筋支帯が断裂してしまうことで、腓骨筋腱が本来ある場所からズレてしまうことです。
腱がズレやすい動作としては急な方向転換や急劇なストップ動作、踏ん張る動作が危険です。

腓骨筋腱脱臼の検査

腓骨筋ストレステスト

腓骨筋ストレステスト

本症は足関節捻挫とよく似た格好で受傷し、また症状もよく似ているために見逃されるケースが多くあります。
腫れと押さえて痛い部位が外くるぶしの後方にあることが捻挫との違いです。
腓骨筋を強く収縮させると、脱臼したり、脱臼しそうな不安感を訴えるなどの症状があると腓骨筋腱脱臼が疑われます。

腓骨筋腱脱臼の治療法

腓骨筋腱脱臼に対する治療は手術を行うケースが多いとされています。
しかし受傷後早期にギプスを使用し、治癒した事例も存在します。

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外くるぶしの下が痛い 立方骨症候群の原因や症状、治療法

足の外側の痛み 立方骨症候群とは

立方骨症候群とは

立方骨症候群とは

立方骨症候群りっぽうこつしょうこうぐん踵立方関節しょうりっぽうかんせつにおけるサブラクセーションと定義されます。
サブラクセーションとは、「動きが悪く」「構造的なゆがみがあり」「痛みや熱、コリなどが伴う」状態のことを指します。
立方骨にサブラクセーションが生じることで関節包かんせつほう靭帯じんたい長腓骨筋腱ちょうひこつきんけんなどに負荷が加わり痛みが生じます。

立方骨症候群の症状

  • 痛みは運動後に立方骨周辺に出現する。
  • レントゲンでは異常がなく、局所の変形・腫脹・熱感などもみられず、
    立方骨周辺の圧痛が唯一の所見である。

立方骨症候群の原因

足関節の過剰回内障害かじょうかいないしょうがい内反捻挫ないはんねんざ、オーバーユースなど様々な要因によって引き起こされます。

立方骨症候群とは

立方骨症候群とは

立方骨症候群の治療法

  1. 患部の安静・アイシング
  2. 鎮痛処置:湿布や超音波治療など
  3. テーピング
  4. インソール療法

立方骨症候群に対するテーピング

立方骨症候群に対するテーピング法

立方骨症候群に対するテーピング法

靴合わせ・インソール療法

立方骨症候群は立方骨の位置がズレることが原因で起こります。
そのズレを徒手療法で修正した後に再度ズレてこないようにインソールで補強します。

立方骨症候群に対してシューフィッティングやインソール作製などを行います。

立方骨症候群に対してシューフィッティングやインソール作製などを行います。

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足首の痛み 足根骨癒合症の原因や症状、治療法

足首の痛みの隠れた原因かも!? 足根骨癒合症そっこんこつゆごうしょうとは

足首には足根骨といって細かい骨がいくつも存在します。
足根骨癒合症とは、2つの足根骨同士がくっついていることをいいます。
骨同士がくっつくのは生まれつきで、痛みや可動域制限かどういきせいげんが生じるものもあります。
距骨きょこつ踵骨しょうこつ癒合ゆごうした距踵間癒合症きょしょうかんゆごうしょうと、踵骨と舟状骨しゅうじょうこつが癒合した踵舟間癒合症しょうしゅうかんゆごうしょうが多いです。
また、特に痛みがないため気づかず、ネンザした時などにレントゲンを撮った際に偶然みつかることもあります。

足根骨癒合症とは

足根骨癒合症とは

足根骨癒合症の症状

  • スポーツをしている子供で、10歳前後に痛みが出ることが多い
  • くるぶし付近が痛くなる
  • 内返し・外返しが制限される
  • 運動後の足首の疲れや痛み
  • 足首に骨の突出
  • 骨が神経を圧迫すると足のしびれが出現することもある(足根管症候群)
足根骨癒合症

足根骨癒合症とは

足根骨癒合症の原因

癒合自体は生まれつきのものですが、打撲やネンザをきっかけに痛みを訴えるケースもあります。

足根骨癒合症受傷

足根骨癒合症の受傷機序

足根骨癒合症の検査

癒合した部分が大きい場合には、外見上の骨の突出がわかります。
病院でレントゲン検査をすると診断がつきます。
癒合部が小さい場合には、CTやMRIで初めて診断されることもあります。

足根骨癒合症の治療法

  1. 患部の安静・アイシング
  2. 鎮痛処置:湿布や超音波治療など
  3. テーピング
  4. インソール療法
  5. 投薬・手術

ネンザ後の長引く痛みは足根骨癒合症かも

足根骨癒合症では、痛みが全くなかったり、はじめのうちは強い痛みがないこともあります。
ネンザを契機に発症する場合、軽いネンザだと思って放置してしまうことがあります。
だんだん症状が進むと、強く痛みが出現したり、日常生活でも痛みが発生します。
10歳前後で痛みが出現することが多いため、痛みを訴えることが難しく発見が遅れる傾向にあります。
ネンザ後の痛みが長期間に及ぶ場合は、足根骨癒合症の可能性もあるため、整形外科でレントゲン検査をするとよいでしょう。

硬い扁平足

扁平足とは土踏まずがつぶれた状態の足で、いわゆるべた足のことです。
偏平足の中には、立位姿勢を後ろから見ると足首が内側に倒れ、ハの字になっていることがあります。このような場合は外反扁平足と呼ばれます。
また扁平足は、体重をかけなければ土踏まずの形状が保たれる「軟らかい扁平足」と、体重をかけていない時(足を浮かせた状態)にも土踏まずがない「硬い扁平足」の2種類があります。
足根骨癒合症があると、この「硬い偏平足」状態になっていることが多く注意が必要です。

硬い偏平足

足根骨癒合症 硬い偏平足

靴合わせ・インソール療法

足根骨癒合症は痛みがなく問題にならないケースもありますが、足に合わない靴を履いていると癒合部に繰り返し負担がかかり痛みを引き起こしてしまうことも考えられます。

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 中高年以降の足首の痛み 変形性足関節症の原因や症状、治療法

足首が痛い変形性足関節症へんけいせいそっかんせつしょうとは

足関節の軟骨なんこつが変性することで関節の隙間が狭くなってこすれ合い、痛みやはれが生じる疾患です。
関節の変形により、関節の動きが制限されて坂道などの歩行が不自由になります。

変形性足関節症とは

変形性足関節症とは

変形性足関節症の症状

  • 長く歩くと痛い
  • 歩き始めが痛い
  • 足首の内側が痛い
  • 正座ができない
  • 関節の

変形性足関節症の原因

変形性足関節症は一次性いちじせいの関節症と二次性にじせいの関節症に分けられます。多くは二次性のものです。

一次性の変形性足関節症は、主に加齢が原因となります。
年齢とともに靭帯がゆるみ、まず内側の関節の隙間が狭くなります。
その後、しだいに関節全体が狭くなっていきます。

二次性の場合は、骨折やネンザなどのケガや、または化膿性の関節炎を起こした後、
生まれつき足に問題があり手術をした後などに起こります。

関節が変形するメカニズム

健全な足首の関節は、地面からかかる力をすねの骨に均等に分散するような構造になっています。
一方、変形性足関節症では、足首の骨(距骨)がずれて傾いてしまいます。
そうすると、関節に均等にかかっていた体重が、一か所に集中してしまいます。
これが継続することで軟骨は摩耗していきます。
均等にかかっていた体重は足首の骨が前方へズレてしまいことで、より前方に体重が集中します。
このようにして関節の変形は進行します。

変形性足関節症のメカニズム

変形性足関節症のメカニズム

変形性足関節症が進行するとどうなるの?

軟骨は、弾力性があるため荷重を吸収・分散することができます。
しかし荷重が集中すると、軟骨の表面が傷ついてしまいます。
傷ついた軟骨の変性すると、だんだん弾力性が失われていきます。
放っておくと関節の隙間は狭くなり、軟骨は完全になくなってしまい、軟骨の下の骨が露出してしまい、炎症や痛みを引き起こします。

変形性足関節症の進行

変形性足関節症の進行

変形性足関節症の検査

問診や触診、関節の動きの範囲、歩き方、足の長さの違いなどを調べ、場合によっては病院でレントゲン検査を行い進行度を確認します。

変形性足関節症レントゲン

変形性足関節症レントゲン

変形性足関節症の治療法

  1. 患部の安静、杖の使用、減量
  2. サポーター
  3. 超音波療法
  4. ストレッチ・関節可動域訓練
  5. 筋力トレーニング
  6. テーピング
  7. インソール療法
  8. 末期は手術

変形性足関節症に対する筋力トレーニング

変形性足関節症 セラバンドを使ったトレーニング方法

変形性足関節症 セラバンドを使ったトレーニング方法

変形性足関節症 セラバンドを使ったトレーニング方法

変形性足関節症 セラバンドを使ったトレーニング方法

靴合わせ・インソール療法

変形性足関節症は足首のぐらつきから始まり、しだいに足首の動きが悪くなります。
ネンザなどで靱帯を損傷している方は外側にバランスを崩す特徴的な歩き方をしています。
靴とインソールで悪い動きを修正すると痛みの軽減も早く、再発予防にも効果的です。

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足首の長引く痛み、不安定感 足根洞症候群の原因や症状、治療法

足根洞ってなに?

足根洞とは、足首の距骨きょこつ踵骨しょうこつの間にあって骨間距踵靭帯こっかんきょしょうじんたい外側距踵靭帯がいそくきょしょうじんたいとの間にある洞くつのような穴のことです。

足根洞とは

足根洞とは

足首の長引く痛み 足根洞症候群とは

足根洞に炎症や痛みがあり、足首の不安定感を伴う疾患です。

足根洞症候群の原因

足首をねんざした後にしっかりと治療せずにいることが原因のほとんど(全体の約7割はねんざ後に治療せずに放置したもの)といわれています。
足根洞の近くには靭帯がいくつもあり、足首の外側にブレるのを防いでいます。強い足首のねんざをすると、足首の外側にある前距腓靱帯ぜんきょひじんたい断裂を起こします。
断裂と同時に足根洞内に出血し、これがゆくゆくは瘢痕組織はんこんそしき線維組織せんいそしきに変わり関節近くの滑膜炎かつまくえん浮腫ふしゅを起こします。このようなメカニズムで運動時痛が発生します。

足根洞症候群の症状

  • 足首の外側、特に足根洞部を押さえると痛みがある
  • 足首を内側に捻ると痛みは強くなる
  • 不整地を歩いた時の痛い
  • 下肢全体に痛みやしびれ、だるさを感じることもある

ネンザを放置するとどうなるの?

前述のとおりひどいねんざをすると、足首の靭帯を損傷します。同時に足根洞周囲の組織も傷ついてしまいます。
ねんざを何度も繰り返すと慢性的に足根洞周辺に負荷がかかり微細な炎症が続いてしまいます。
慢性的な腫れや炎症により神経の働きが悪くなり、足からのフィードバックを伝える能力が衰えます。
そうするとまたねんざをしやすくなったり、不整地を歩くときに足首が不安定になったりします。

足根洞症候群の検査

問診や触診、関節の動きの範囲、足首のぐらつき、歩き方などを調べ、場合によっては病院でレントゲン検査を行います。

足根洞症候群の治療法

  1. 患部の安静
  2. 鎮痛処置:湿布や超音波治療など
  3. サポーター・テーピング
  4. ストレッチ・トレーニング
  5. インソール療法

足首のネンザ後のリハビリ

①ビー玉つまみ

ネンザ後のリハビリ

ネンザ後のリハビリ ビー玉つまみ

足の指でビー玉をつまみます。足の固定後は足の感覚が落ちますので、この運動で足の感覚を取り戻していきます。

②タオルギャザー

ネンザ後のリハビリ

ネンザ後のリハビリ タオルギャザー

足の指でタオルをたぐりよせます。足の裏の筋力強化をはかります。

ネンザ後のリハビリ

ネンザ後のリハビリ セラバンドを使ったトレーニング①

③スネの筋肉のトレーニング
足の甲にゴムバンドをかけ、足首を起こしバンドを引っ張ります。

ネンザ後のリハビリ

ネンザ後のリハビリ セラバンドを使ったトレーニング②

④ふくらはぎの筋肉のトレーニング
足の裏にゴムバンドをかけ、足首を伸ばすようにバンドを引っ張ります。

ネンザ後のリハビリ

ネンザ後のリハビリ セラバンドを使ったトレーニング③

⑤腓骨筋のトレーニング
足首に8の字にゴムバンドをひっかけ、両方の踵をつけたままつま先を外側に開き、バンドを引っ張ります。
腓骨筋を鍛えることで捻挫しにくくします。

靴合わせ・インソール療法

ネンザを繰り返す人の多くは足に問題を抱えています。
その一つに「浮き趾」があります。
浮き趾とは立ったり歩いたりするときに足の指が地面につかない状態をいいます。
浮き指だと足裏の接地面が狭まり、体が安定しにくくなります。
指で踏ん張れず、転倒にもつながりやすくネンザを繰り返してしまいます。
いちばん大きな原因は「足に合わない靴えらび」と「間違った靴の履き方」にあります。
足に合った良い靴を履き、インソールを継続的に使用し、足と靴の環境を良くしていくと、
足の使い方が変化し、歩行バランスの崩れが改善されます。

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ねんざ後の長引く足首の痛み 距骨骨軟骨損傷の原因や症状、治療法

長引く足首の痛み 距骨骨軟骨損傷きょこつこつなんこつそんしょうとは

足首の骨に距骨きょこつという骨があります。その骨の一部の血流が滞り、関節軟骨かんせつなんこつが剥がれ落ちるものです。
進行の程度によってステージ1から4に分類されて治療されます。

距骨骨軟骨損傷とは

距骨骨軟骨損傷とは

距骨骨軟骨損傷の症状

足首の痛みが主な症状です。
進行度合いによって運動時のみの軽い痛みから、歩行できないほどの激しい痛みまでさまざまです。

距骨骨軟骨損傷の原因

距骨骨軟骨損傷の原因はまだはっきりと解明されていません。
外傷などの原因がなくても繰り返される運動で少しずつ発生する場合もあります。
スポーツ選手に多く見られるため、足首の関節への慢性的なストレスが原因の一つとされています。
また、足関節捻挫後の後遺症としても注目されています。

距骨骨軟骨損傷のタイプ

距骨の内側と外側の角が損傷されます。
どちらも足関節をネンザするとき、足関節を内側へねじる動きが強制されたときに発生すると言われています。
その時、足首が起こされながらねじると、距骨の外側が側面とあたり骨軟骨損傷が生じます。
また、つま先が下を向きながらねじると、内側の角が天井と衝突し損傷すると考えられています。

距骨骨軟骨損傷の受傷機転

距骨骨軟骨損傷の受傷機転

距骨骨軟骨損傷が進行するとどうなるの?

放置してスポーツを続けているとステージが進行し、骨軟のかけらが関節内に遊離してしまい激痛や足関節の変形を引き起こします。

距骨骨軟骨損傷ステージ分類

距骨骨軟骨損傷のステージ分類

距骨骨軟骨損傷の検査

レントゲンとMRIによる精査でステージを診断することが大切です。また、靭帯損傷じんたいそんしょうの合併が無いかを診断する必要があります。

距骨骨軟骨損傷の治療法

  1. 患部の安静、固定
  2. 超音波療法
  3. ストレッチ
  4. 筋力トレーニング
  5. インソール療法
  6. ステージ2以上は手術の可能性あり

筋力トレーニング

こちらのページに詳しく記載してあります。

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靴合わせ・インソール療法

詳しくは、オーダーメイドインソールの作製のページをご覧ください。

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Writter
麻多 聡史 アルコット接骨院院長、柔道整復師、オーソティックスソサエティ認定フットケアトレーナーマスターライセンス、ペディグラス社認定足爪補正士、3M社認定テーピングマイスター、Smart tools認定IASTMマニュアルセラピスト、FMS ,SFMA