【肩がひっかかる】 肩峰下インピンジメント症候群の原因と治療法 【肩の痛み】

肩の構造

肩の関節は、腕の骨(上腕骨じょうわんこつ)と肩甲骨けんこうこつで構成されます。
肩の関節を横から見ると、烏口肩峰うこうけんぽうアーチと呼ばれる「屋根」の下に上腕骨頭じょうわんこっとうが位置するのがわかります。
肩を挙げる時には、この屋根の下を上腕骨頭がスムースに通過しなければなりません。

 

肩峰下けんぽうかインピンジメント症候群とは

肩を挙げたり動かしたりするときに腱板けんばん滑液包かつえきほうなどが肩甲骨の屋根の下をスムースに通過できずに、衝突したり挟まることを肩峰下インピンジメント症候群といいます。

 

原因

肩峰下インピンジメント症候群の原因は大きく分けて次の2つがあります。

  1. 肩まわりの「つくり」に問題がある場合
  2. 肩まわりの「はたらき」に問題がある場合

肩まわりの「つくり」の問題というのは、肩のまわり自体の形が変わってしまうことです。
骨折などによる変形や加齢によって生じる変性(靱帯じんたい肥厚ひこう、滑液包の癒着ゆちゃくなどがあげられます。
形が変わってしまうことで、肩の隙間が狭くなって衝突を起こしやすくなります。

肩まわりの「はたらき」の問題というのは、五十肩などで肩まわりの筋肉が硬くなり正常なはたらきが出来なくなったり、肩甲骨の動きが不足することで起こったりします。

症状

  • 肩を挙げる時に肩関節がつまる感じがある
  • 肩の動きに制限がある
  • 肩の挙げ方がぎこちない
  • 途中から痛みが出て、それ以上は挙げられない

 

どんな検査をするの?

問診では、痛みが出る当時の状況や痛みの状態を確認します。
視診・触診により、押さえて痛い場所、筋肉が痩せていないか、肩の動きなどを詳細に診ていきます。
また、下記のテストが陽性になると、肩峰下インピンジメント症候群が疑われます。



 

どんな治療があるの?

  1.  患部の安静
  2.  超音波療法
  3.  関節可動域訓練
  4.  筋力トレーニング・ストレッチ
  5.  テーピング

 

テーピング

キネシオテープという特殊なテープを用いてテーピングすることで、皮膚を持ち上げ筋肉との間に隙間を作りリンパの滞りを改善し、筋肉の正しい収縮をサポートします。


(図;www.kinesiotaping.jpより引用)

 

超音波療法

1秒間に100万回(1MHz)または300万回(3MHz)の高速度ミクロマッサージで、患部に直接刺激を与えます。
患部の柔軟性を改善、血流の改善による痛みの緩和、筋肉の緊張をなくし筋肉のけいれんの改善、微細振動により炎症の治癒を早める、むくみの軽減などに効果があります。

詳しくは、超音波治療・ハイボルテージ治療・微弱電流治療(EU910)をご覧ください。

アルコット接骨院超音波ハイボルテージeu910

胸部のストレッチ

こちらのページに詳しく記載してあります。

胸郭出口症候群のページをご覧ください。

 

肩甲骨のエクササイズ

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