変形性腰椎症

変形性腰椎症とは

腰の骨や筋肉、椎間板ついかんばんなどが加齢により変形し腰痛が起こる疾患です。椎間板がつぶれることから始まり、椎間関節や靭帯などにも変性をきたし、その結果、筋肉など腰の痛みやだるさなどの症状をもたらします。


(図;health.ymdat.comより引用)

 

 

症状

  • 主症状は腰のにぶい痛み
  • 朝起床時などの動作開始時に強く、動いているうちに軽くなる
  • 長時間の同一姿勢で腰痛が強くなる
  • 痛みの部位はさまざまで、お尻や太ももの後ろまで痛みを感じることもある
  • 変形が強くなると、外見上も体が側方に曲がったり、後ろに曲がったりし、腰痛のため長時間の立位が困難になる

 

原因

加齢による老化現象が主な原因です。
とくにスポーツや肉体労働によって腰に負担がかかる人は、早い年代から変形が現れる傾向があります。
また、遺伝的に変性が進みやすい人もいます。

 

歩くと腰が痛くなる

変形が高度になると、腰椎変性後彎症ようついへんせいこうわんしょうという状態に陥ります。
いわゆる腰が丸くなった姿勢です。
症状は、歩くと腰が痛くなり、休んで腰を伸ばすと速やかに腰の痛みが軽減するのが特徴です。


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

 

どんな検査をするの?

痛みの程度、背骨の動きの範囲、股関節や膝の動き、筋力などを調べます。
圧迫骨折あっぱくこっせつなどの外傷が疑われる場合、シビレやマヒがある場合は病院で検査を行う必要があります。

 

どんな治療があるの?

  1. 杖やシルバーカーの使用
  2. 電気治療・温熱治療
  3. ストレッチ・マッサージ
  4. 筋力トレーニング
  5. インソール療法

 

ノルディックウォーキング


(図;www.polewalking.jpより引用)

 

筋力トレーニング

背中の筋力が落ちるとさらに背中が丸くなってしまいます。
背中の筋肉を鍛えるためには、骨盤をまっすぐに立てることから始めます。
うつ伏せになって軽く腰を反らせる運動も効果的です。
全て痛みのない範囲で行ってください。

(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

 

靴合わせ・インソール療法

変形性腰椎症の方は外反母趾などの足の変形を合併していることが多くみられます。
脱ぎ履きのしやすさを優先してしまうため、足に合っていないブカブカな靴を履いていることもしばしばです。
足腰の筋力が弱くバランスを崩しやすいため、足に合った靴を選び、バランスの良い安全な歩き方を目指しましょう。
当院のインソールは歩き方を観察し、悪い動きを良い動きに改善し、全身のバランスを整えていきます。
一人一人の足の形に合わせて完全オーダーメイドで作製するため非常にフィット感が良く、さまざまな靴に対応できます。
さらに、一度作製したら終わりではなく、継続的に調整を加えることが可能なため、症状に変化が見られた場合、適宜調整を行っていきます。
詳しくは、オーダーメイドインソールの作製よくあるご質問(インソールについて)をご覧ください。