【スポーツ外傷】 外側側副靱帯損傷の原因と治療法 【膝の外側が痛い】

外側側副靱帯ってなに?

外側側副靭帯がいそくそくふくじんたいとは膝の主要な靱帯の一つです。
外側側副靭帯は膝の外側についています。
円筒状の靱帯で太さは5~7㎜程度です。


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

 

外側側副靱帯損傷とは

外側側副靱帯は他の膝の靱帯と比べると損傷されることは少ないものの、
膝を内側からタックルされたり、膝をひねった時、交通事故などで損傷します。
外側側副靱帯が単独で損傷するのはまれで、後外側支持機構こうがいそくしじきこうという領域の損傷を合併します。


(図;https://activecarephysiotherapyclinicより引用)

 

症状

  • 膝の外側の痛み
  • 膝の外側の腫れ
  • 膝の外側を押さえると痛い
  • 膝を曲げ伸ばしをすると膝の外側に痛みが生じる
  • 膝がO脚方向に不安定

原因

ラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツでは、膝を内側から外側へ押し込まれるような外力が加わったときに外側側副靱帯は損傷します。


(図;www.rodillalaser.com/9.swfより引用)

 

どんな検査をするの?

外側側副靱帯損傷の有無を確認するには、内反ストレステストを行います。
曲げた状態と30゜だけ曲げた状態とで2通り行うことが重要です。
伸ばした状態でも動揺が認められる場合は、より重症度が高く他の組織の損傷も合併していると考えられます。


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

 

どんな治療があるの?

  1. 患部の安静・固定・アイシング
  2. 超音波療法
  3. ストレッチ
  4. サポーター・テーピング
  5. 運動療法・リハビリ
  6. インソール療法
  7. 合併損傷の場合は手術

超音波療法

1秒間に100万回(1MHz)または300万回(3MHz)の高速度ミクロマッサージで、患部に直接刺激を与えます。
患部の柔軟性を改善、血流の改善による痛みの緩和、筋肉の緊張をなくし筋肉のけいれんの改善、微細振動により炎症の治癒を早める、むくみの軽減などに効果があります。

詳しくは、超音波治療・ハイボルテージ治療・微弱電流治療(EU910)をご覧ください。
アルコット接骨院超音波ハイボルテージeu910

 

テーピング


①アンカーテープ(黒)を巻きます。



②らせん状にスパイラルテープ(赤)を巻きます。



③反対向きのスパイラルテープ(青)を巻きます。



④膝の外側に縦サポート、Xサポート(黄色)を貼ります。



⑤アンカーテープ(黒)を巻いて完成。

 

靴合わせとインソール療法

外側側副靱帯損傷は、他の組織の損傷を合併することが多く、
痛みがとれた後も後遺症として身体のバランスを崩す例が多くみられます。
インソールでバランスを整えることで、悪い動きを良い動きに変えていきます。

詳しくは、オーダーメイドインソールの作製のページをご覧ください。

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