【中年・高齢女性】 変形性股関節症の原因と治療法 【足の付け根の痛み】

もし変形性股関節症になってしまったら・・・金沢市のアルコット接骨院が徹底解説

変形性股関節症とは

長年の使用や繰り返される負担、けがなどによって、股関節の軟骨なんこつが変性したり、骨の変形が生じたりする病気です。


(図;http://healthil.jp/31653より引用)

 

症状

初期

  • 脚の付け根やお尻、膝の上の方のこわばりや重い感じ
  • 歩き始めや長時間の歩行、階段の昇降での痛み
  • 坐骨神経痛ざこつしんけいつう変形性膝関節症へんけいせいひざかんせつしょうに症状が似ている場合がある
  • 関節に水がたまっていたり、関節唇かんせつしんが損傷されていたりする場合には強い痛みがある

進行期~末期

  • 動きが制限されて痛みも強くなる
  • 両足の長さの違い、それによる歩きにくさ
  • 筋力低下
  • 長距離の歩行や階段の昇降、しゃがみ立ちが困難になるなど日常生活が制限される

 

原因

原因がはっきりしない加齢に伴う一次性いちじせいの変形性股関節症と、何らかの原因で生じる二次性にじせいの変形性股関節症があります。80%以上が二次性で、原因には、

  • 生まれつき股関節の骨盤側の形が小さい臼蓋形成不全きゅうがいけいせいふぜん
  • 先天性股関節脱臼せんてんせいこかんせつだっきゅう
  • 小児期の股関節の病気、外傷、炎症などが原因になって生じるものがあります。
    臼蓋形成不全や先天性股関節脱臼などの小児期の股関節の病気が女性に多いため、変形性股関節症も女性に多く見られる病気です。年齢とともに発生が多くなります。


(図;http://healthil.jp/32385より引用)




 

臼蓋形成不全ってなに?

臼蓋きゅうがい(股関節の屋根の部分)の不完全な発育により大腿骨頭だいたいこっとう(足の付け根部分)への被りが浅い状態です。
先天性股関節脱臼に起因するものと、成長期に臼蓋の発育が正常に進まない後天的なものとがあります。
中年以降に痛みが出て、はじめて臼蓋形成不全と診断される場合もあります。


(図;https://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/congenital_hip_dislocation.htmlより引用)

 

進行するとどうなるの?

軟骨は、弾力に富み柔軟で、荷重を吸収・分散する能力に優れています。
しかし衝撃が何度となく繰り返されることによって、軟骨の表面に小さな傷がつきます。
軟骨の変性が進行すれば、次第に弾力性・柔軟性が失われてきます。
放っておくと関節の隙間は狭くなり、最終的には軟骨は完全になくなってしまい、軟骨の下の骨が露出した格好になります。


(図;https://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/hip_osteoarthritis.htmlより引用)

 

どんな検査をするの?

問診や触診、関節の動きの範囲、歩き方、足の長さの違いなどを調べ、場合によっては病院でレントゲン検査を行い進行度を確認します。

 

どんな治療があるの?

  1. 患部の安静、杖の使用、減量
  2. 超音波療法
  3. ストレッチ
  4. 筋力トレーニング
  5. インソール療法
  6. 末期は手術

 

特徴的な歩き方

変形性股関節症の方の多くは、特徴的な歩き方をしています。
股関節まわりの筋力低下や関節の不適合から歩行中、痛い側の足に体重が乗った時に反対側の骨盤が下にさがったり、上体が傾いたりします。

 

筋力トレーニング

一般的に変形した股関節への負担を減らすために股関節周囲の筋力をつける運動がすすめられます。
痛みのない範囲でゆっくりと行いましょう。痛みを我慢して行ってしまうと筋肉が硬くなってしまいます。
目標は軟らかく強い筋肉です。


(図;https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/seikei/about/…/kanja02_01.htmlより引用)




超音波療法

1秒間に100万回(1MHz)または300万回(3MHz)の高速度ミクロマッサージで、患部に直接刺激を与えます。患部の柔軟性を改善、血流の改善による痛みの緩和、筋肉の緊張をなくし筋肉のけいれんの改善、微細振動により炎症の治癒を早める、むくみの軽減などに効果があります。詳しくは、超音波治療・ハイボルテージ治療・微弱電流治療(EU910)をご覧ください。
アルコット接骨院超音波ハイボルテージeu910

 

関節を安定させる運動療法

骨盤が後傾こうけいした姿勢は股関節の安定性が悪く、逆に前傾ぜんけいした姿勢は股関節の安定性が高まった状態といえます。
加齢とともに変形性股関節症が進行する人の多くは、骨盤が後傾し、背中が丸くなった姿勢をしています。
関節を安定させ、関節症の進行を予防するには、骨盤を前傾させる筋肉である腸腰筋ちょうようきんをトレーニングすることが有効です。


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより改変して引用)



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