足根洞症候群の原因と治療法

足根洞ってなに?

足根洞とは、足首の距骨きょこつ踵骨しょうこつの間にあって
骨間距踵靭帯こっかんきょしょうじんたい外側距踵靭帯がいそくきょしょうじんたいとの間にある洞くつのような穴のことです。


(図;kotoseikeigeka.life.coocan.jpより引用)

 

足根洞症候群とは

足根洞に炎症や痛みがあり、足首の不安定感を伴う疾患です。

 

原因

原因の約70%は足首のねんざやけがの後に適切な治療をしないまま経過して起こるといわれています。
足根洞の近くには足首の大切な靭帯が多数存在し、足首を激しく捻挫すると、足首の外側に存在する前距腓靱帯ぜんきょひじんたい断裂します。
この前距腓靭帯が断裂だんれつすることにより、同時に周囲のいろいろな靱帯が損傷を受け、
足根洞内に出血し、これが瘢痕組織はんこんそしき線維組織せんいそしきに変わり滑膜炎かつまくえん浮腫ふしゅを起こし、運動時の痛みの発生原因になります。

症状

  • 足首の外側、特に足根洞部を押さえると痛みがある
  • 足首を内側に捻ると痛みは強くなる
  • 不整地を歩いた時の痛い
  • 下肢全体に痛みやしびれ、だるさを感じることもある

 

ネンザを放置するとどうなるの?

足首の靭帯がいたんだと同時に、足根洞部分も傷ついてしまうことがあります。
また、繰り返しネンザをしていると、 足根洞周辺に慢性的なストレスがかかって、
炎症が続くことがあります。
そうすると、神経も損なわれてしまい、足から伝わる感覚が鈍くなります。
そのため、再び捻挫をしやすい状況ができたり、でこぼこ道を歩くときなどに不安感が出たりします。

 

どんな検査をするの?

問診や触診、関節の動きの範囲、足首のぐらつき、歩き方などを調べ、場合によっては病院でレントゲン検査を行います。

 

どんな治療があるの?

  1. 患部の安静
  2. 鎮痛処置:湿布や超音波治療など
  3. サポーター・テーピング
  4. ストレッチ・トレーニング
  5. インソール療法

 

超音波療法

超音波治療機により足根洞部に1秒間に100万回~300万回(3MHz)の振動刺激を直接与えます。
関節部の血流の改善、周囲の筋肉や靭帯の柔軟性改善による痛みの軽減、炎症の治癒を早める、腫れの軽減などに効果があります。

詳しくは、超音波治療・ハイボルテージ治療・微弱電流治療(EU910)をご覧ください。
アルコット接骨院超音波ハイボルテージeu910

 

ネンザ後のリハビリ



(図;kotoseikeigeka.life.coocan.jpより引用)

 

靴合わせ・インソール療法

ネンザを繰り返す人の多くは足に問題を抱えています。
その一つに「浮き趾」があります。
浮き趾とは立ったり歩いたりするときに足の指が地面につかない状態をいいます。
浮き指だと足裏の接地面が狭まり、体が安定しにくくなります。
指で踏ん張れず、転倒にもつながりやすくネンザを繰り返してしまいます。
いちばん大きな原因は「足に合わない靴えらび」と「間違った靴の履き方」にあります。
足に合った良い靴を履き、インソールを継続的に使用し、足と靴の環境を良くしていくと、
足の使い方が変化し、歩行バランスの崩れが改善されます。

詳しくは、オーダーメイドインソールの作製のページをご覧ください。