治りにくい小趾の疲労骨折 Jones骨折の原因や治療法とは【金沢市のアルコット接骨院/疾患コラムvol.054】

金沢市のアルコット接骨院です。
今回はスポーツ選手にとってはとても怖い足の疲労骨折「ジョーンズ骨折」について解説します。
非常に治りにくい骨折であるため、予防が大切です。
少しでも違和感がある場合は専門医を受診することをおすすめします。

Jones骨折とは

第5中足骨ちゅうそくこつ(小趾の骨)の根元部分の疲労骨折ひろうこっせつで、サッカーなど急激なストップや方向転換の多い競技によくみられます。
この骨折は1度の強い力によって起こる事は少なく、多くの場合は繰り返される足への負担が蓄積して発症します。
非常に治りにくく、スポーツの復帰までには時間がかかります。

ジョーンズ骨折とは

 

 

症状

  • 第5中足骨基部の違和感や運動した時の痛み
  • 完全に骨折するまで無症状のこともある
  • 完全に骨折すると、激痛で歩行困難となり、局所の痛みやれも明らかになる。

 

原因

発生因子として考えられているのは、スポーツ動作中に前足部が外側荷重となることによる第5中足骨への負担の集中です。
足首の関節の動きに制限があると、ステップ動作などで足の裏全体で接地できずに足の外側だけで荷重してしまいます。
その他、股関節の筋肉が硬かったり、足首まわりの筋肉のバランスが悪かったりすると、同じく第5中足骨に負担が集中してしまいます。

ジョーンズ骨折の原因

なぜ治りにくいの?

骨の傷んだ部分を修復するためには血液が必要です。
血管の豊富な部位では血液が多く流れるため、傷は早く治ります。
Jones骨折の発生場所には血管が少ない場所であるため修復に時間がかかります。

ジョーンズ骨折の治りにくい原因

どんな検査をするの?

Jones骨折の診断は病院でレントゲン検査を用いてなされ、予後、重症度を決定する上でもレントゲン検査は必須です。
第5中足骨の根元に明らかな圧痛を認め、内返しストレステストで激痛がありJones骨折が疑われる場合は、
速やかに病院で検査を受ける必要があります。
また、レントゲンでは骨折線が明らかでなくても、MRIにより骨折が見つかることがあるので、
第5中足骨基部付近に痛みがある場合にはMRI検査を行って、Jones骨折の有無を確認することもあります。

どんな治療があるの?

Jones骨折が治るまでの期間は約6~12週間と言われています。
再発をすることが多いため、最近では手術をして早期に競技復帰を目指すことが多くなっています。

 

予防が大切

Jones骨折の発生要因としては、次のものが挙げられます。

  • 足の外側で荷重しやすい
  • 硬い路面でのトレーニング
  • 不適切なシューズ
  • 栄養不良(ビタミン・ミネラル不足)や月経不順

身体の使い方と環境の要因がかけ合わさって発生するものと思われます。

 

靴合わせ・インソール療法

こちらのページに詳しく記載してあります。

詳しくは、オーダーメイドインソールの作製のページをご覧ください。

(筆者;麻多 聡史 アルコット接骨院院長、柔道整復師、オーソティックスソサエティ認定フットケアトレーナーマスターライセンス、ペディグラス社認定足爪補正士、3M社認定テーピングマイスター、Smart tools認定IASTMマニュアルセラピスト、FMS ,SFMA)