ジョガーズ・フット

ジョガーズ・フットとは

足には脛骨神経けいこつしんけいという神経があります。
この神経は、足の内くるぶしの近くで内側足底神経ないそくそくていしんけい外側足底神経がいそくそくていしんけい踵骨枝しょうこつしの3つに分かれます。
このうち内側足底神経が母趾外転筋ぼしがいてんきんという筋肉の下を通るときに、圧迫を受けることにより神経が障害されることをジョガーズ・フット(遠位足根管症候群えんいそっこんかんしょうこうぐん)といいます。

 

症状

  • 足の親ゆび・人差しゆび・土踏まず部分のしびれ・うずき・灼熱感しゃくねつかん
  • ランニングにより症状が強くなる


(図;kotoseikeigeka.life.coocan.jpより引用)

 

 

原因

原因は骨と筋肉の間で内側足底神経が圧迫を受けることです。圧迫を受ける理由として次のことが挙げられます。

  • 偏平足
  • 長距離を走ることにより筋肉が硬くなる
  • 繰り返す足首の捻挫
  • 足首が内側に倒れる捻挫ねんざ
  • サイズの合わないシューズの着用
  • 合わないインソール
  • 糖尿病・甲状腺疾患こうじょうせんしっかん

 

どんな検査をするの?

ランニングにより増悪する足のうらのしびれ、母趾外転筋部を押さえて痛い、母趾外転筋部を叩くと足の親ゆびと人差しゆびに痛みが放散する(チネル徴候)、dorsiflexion-eversionテスト陽性などの症状がみられればジョガーズ・フットが疑われます。母趾外転筋により神経が圧迫されている可能性があるため、その理由を探っていきます。


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

 

どんな治療があるの?

  1. 患部の安静
  2. 超音波療法・温熱療法
  3. 筋力トレーニング
  4. テーピング
  5. 靴合わせ・インソール療法
  6. 筋膜リリース

 

足のアーチを支えるテーピング


(図;誰でもできるスポーツテーピングより引用)

 

靴合わせ・インソール療法

ジョガーズ・フットの原因として合わない靴、合わないインソールでのランニングが挙げられます。
足のサイズをしっかりと計測し、一人一人に合ったインソールを選びましょう。
靴とインソールで悪い動きを修正すると痛みの軽減も早く、再発予防にも効果的です。

詳しくは、オーダーメイドインソールの作製のページをご覧ください。