【足首の前の痛み】 衝突性外骨腫の原因と治療法 【サッカー】

もし『衝突性外骨腫』になってしまったら・・・金沢市のアルコット接骨院が対処法を徹底解説

衝突性外骨腫しょうとつせいがいこつしゅとは

サッカー選手に多く発生する足関節の障害です。別名、フットボーラーズ・アンクルとも呼ばれています。
キックやバスケットボールのジャンプ時などで足首の運動が強制され、骨同士が衝突して骨のトゲができてしまうスポーツ障害です。

症状

  • キックやジャンプ時の足首の痛み
  • 足首の前方を押さえると痛い
  • 足首を動かすと痛い
  • 足首の前方で骨のトゲを触れる
  • 進行すると足首の動きが悪くなる

 

原因

キックなど強くつま先が下にさがる動きにより、足首の前方関節包ぜんぽうかんせつほう(関節を包む袋)が過度に伸ばされて損傷したり、踏み込んだときに強く足首が反らされることによって、骨同士が衝突して軟骨なんこつの損傷をきたします。この関節包や軟骨の損傷が修復されるときに骨のトゲが形成されるものと考えられています。
特に足首のねんざをしたことがある選手では、足首がグラグラするため骨のトゲができたり滑膜かつまく(骨と骨をつなぐ膜)が分厚くなり痛みを増長します。進行例では骨のトゲが骨折し、関節内にはさみ込まれ激痛を発する場合があります。


(図;www.bezanimbiroon.irより引用)

 

どんな検査をするの?

  • 足首の前方を押さえると痛い
  • しゃがみ込む動作で足首の前方が痛い
  • 骨のトゲが触知できる

などの症状がある場合は衝突性外骨腫が疑われます。
捻挫をしたことがある場合は足首の不安定性を検査します。
必要に応じて、病院でレントゲン検査をして骨のトゲを確認します。

 




 

どんな治療があるの?

痛みの強い急性期は痛みとはれに対して安静、アイシングを行い、その後にホットパック超音波低周波などの物理療法を行います。関節の動きを制限するためのテーピング、サポーターも有用です。
痛みが改善してきたら競技復帰に向けてリハビリテーションを開始します。初期には足に体重をかけずに関節を動きをよくするための運動から開始します。次にチューブによる軽い負荷をかけた運動を行い、徐々に負荷を増していきます。捻挫をしたことがあり、足首がぐらつく場合はより重点的に行います。

 

超音波療法

1秒間に100万回(1MHz)または300万回(3MHz)の高速度ミクロマッサージで、患部に直接刺激を与えます。患部の柔軟性を改善、血流の改善による痛みの緩和、筋肉の緊張をなくし筋肉のけいれんの改善、微細振動により炎症の治癒を早める、むくみの軽減などに効果があります。詳しくは、超音波治療・ハイボルテージ治療・微弱電流治療(EU910)をご覧ください。
アルコット接骨院超音波ハイボルテージeu910

 

トレーニング

衝突性外骨腫はねんざ後の足首のぐらつきが症状を悪化させてしまう要因となります。足首のぐらつきの対処を一番に考えて、リハビリテーションを進めてゆきます。足関節ねんざ後のリハビリのページをご覧ください。

 

テーピング

ねんざ後のテーピングの基本的な巻き方を紹介します。目的や状況に応じてテープの素材や巻き方を変えていきます。自分で巻きたい場合は、あらかじめカットされていてひとりで巻くことができる3M社製「easy fit tape」が便利です。

(図;誰でもできるスポーツテーピングより引用)

 

靴合わせ・インソール

ネンザを繰り返す人の多くは足に問題を抱えています。その一つに「浮き趾(うきゆび)」があります。浮き趾とは立ったり歩いたりするときに足の指が地面につかない状態をいいます。
浮き指だと足裏の接地面が狭まり、体が安定しにくくなり、指で踏ん張れず、転倒にもつながりやすくネンザを繰り返してしまいます。
浮きゆびの原因は「足に合わない靴えらび」と「間違った靴の履き方」にあります。
足に合った良い靴を履きインソールを継続的に使用し、徹底的に足と靴の環境を良くしていくと、足の使い方が変化し、歩行バランスの崩れが改善されます。

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