【親指の痛み】 外反母趾・内反小趾の原因と治療法 【靴が合わない】

もし『外反母趾・内反小趾』になってしまったら・・・金沢市のアルコット接骨院が対処法を徹底解説

外反母趾・内反小趾とは

外反母趾がいはんぼしを一言でいえば、「足の親指が小指側に曲がる」病気です。
この親指の曲がりがひどくなると、足が痛くて歩けなくなり、足は変形して、普通の靴が履けなくなります。その上、痛くて無理な歩き方をしていると、脚が疲れやすく、膝や股関節まで痛みます。

外反母趾が、「親指が小指側に曲がる」のに対して、内反小趾ないはんしょうしは、「小指が親指側に曲がる」という状態です。


(図;clinicasanroman.comより引用)

 

症状

外反母趾は、足の親指のつけ根の突き出したところが痛みます。その突出部が靴に当たって炎症を起こして、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。
炎症が起こると足の親指の付け根が赤く腫れてきます。外反母趾がひどくなると、親指が2番目の指の下に潜り込んだり、反対に指の上に乗ってしまったりすることもあります。

 

「外反母趾はハイヒールのせい」は間違い

外反母趾は、足の骨の構造のゆがみが原因で起きる疾患です。ハイヒールによる靴の締め付けは直接的な原因ではありません。




 

足のアーチ構造

足の骨は体重を支えるためにアーチ状の堅固な構造を作っています。足のアーチは爪先とかかとを結ぶ線に沿った「縦方向のアーチ」と、足の親ゆび側と小ゆび側を結ぶ線に沿った「横方向のアーチ」が組み合わさった、ドームに近い形状をしています。


(図;www.studyblue.comより引用)

 

外反母趾は骨のゆがみから始まる

外反母趾は縦横2方向のアーチのうち、特に横方向のアーチがゆがみ、崩れてしまうことから始まります。横アーチが崩れ、土踏まずが地面に着くような足になると、足の甲の部分の5本の骨「中足骨」にゆがみが生じてきます。特に最も土踏まず側にある第1中足骨(親ゆびにつながる骨)は、より内側に回転するように倒れていきます。
アーチが崩れた足は体の重さを支えきれず、第1中足骨の回転は進み、ねじれながら、第2中足骨から離れるように倒れていきます。この時、一番無理な力がかかっているのは親ゆびの付け根の関節です。この時点で初期の外反母趾の完成です。


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

 

最大の原因は遺伝

では最初に戻って、どうして横アーチの崩れが起きるのでしょうか。最大の要因は「遺伝」です。
足の形と強さはほぼ持って生まれたもので、自分で鍛えることができません。外反母趾が女性に圧倒的に多いのは、女性は男性より足の構造が柔らかいためです。女性は妊娠後期にホルモンの作用で足の構造がさらに緩くなるため、その影響が足に特に出やすくなります。
また中足骨ちゅうそくこつ生まれつき長い人も構造上、外反母趾になりやすいことが分かっています。

 

どんな治療があるの?

  1. 患部の安静
  2. 鎮痛処置:湿布や超音波治療など
  3. テーピング・サポーター
  4. インソール療法靴合わせ

 

超音波療法

1秒間に100万回(1MHz)または300万回(3MHz)の高速度ミクロマッサージで、患部に直接刺激を与えます。患部の柔軟性を改善、血流の改善による痛みの緩和、筋肉の緊張をなくし筋肉のけいれんの改善、微細振動により炎症の治癒を早める、むくみの軽減などに効果があります。詳しくは、超音波治療・ハイボルテージ治療・微弱電流治療(EU910)をご覧ください。
アルコット接骨院超音波ハイボルテージeu910

 

外反母趾テーピング

外反母趾テーピングにより横アーチを保持し、進行を予防します。初期のものであれば矯正も期待できます。詳しく次の記事をご覧ください。

 




 

靴合わせ・インソール

外反母趾の方は必要以上にゆとりのある靴を履く傾向があります。そのため靴の中で足が余分に動き、とても不安定になってしまいます。
また、ゆとりのある靴を履くとさらに横アーチが崩れてしまい、外反母趾を逆に進行させてしまいます。正確な足のサイズ計測をして足に合った「ピッタリ」靴を履いていただくと、多くの方が、「包み込まれるような心地よい感触」と感じていただけます。はたして皆さんは、今まで靴を履いたときにこのような感触を味わったことでありますか?
「ピッタリ」靴をインソール(中敷)で調整すれば、今まで諦めてきたヒール靴やパンプスも痛みなく履けることがあります。

関連記事