【足の親指が痛い】 強剛母趾の原因と治療法 【変形】

もし『強剛母趾』になってしまったら・・・金沢市のアルコット接骨院が対処法を徹底解説

強剛母趾とは

足の親ゆびの関節の軟骨面がすり減りなくなってくる変形性関節症のひとつです。
柔道やテニスなど、足の親指の付け根に繰り返し負荷が加わるスポーツをしてきた人に多くみられます。
症状が進むと関節が破壊されて歩けなくなることもあり、重症の場合は手術して治療することになります。


(図;www.coachkeats.comより引用)

 

症状

  • 軽症のうちは、つまさき立ちをしたり、ハイヒールを履いたりしたときに足の親ゆびのつけ根に痛みを感じる程度
  • 進行していくと、歩行時の蹴り出しの際にも、痛みを感じるようになる
  • 最終的には、親ゆびの関節がほとんど動かなくなる
  • 外反母趾と違って、親指が人差し指のほうに「くの字」に曲がったりすることはない

 




 

原因

人間は歩くときに、まずかかとで着地をして、重心を足の外側から小ゆびへと移動し、そ
こから指一本一本を着地させて、最後に親ゆびで蹴り出します。
この最後の蹴り出しで、親ゆびが地面から離れるとき、通常は親ゆびのつけ根の関節が60~70°曲がります。
しかし、強剛母趾の患者さんは曲りが起こらないので、この部分に大きな圧力が加わります。
そのため、蹴り出しやつま先立ちのような姿勢が繰り返されると、関節部分に異常なストレスがかかってしまうのです。
すると、関節の軟骨がすり減り、骨が自己防衛のために増殖します。
そして、骨の上部に、小さなトゲのようなものが生じます。
さらにそのトゲが増殖を続けると、関節の隙間が狭くなり、お互いにぶつかり合って関節の動きが悪くなり、痛みが増していくのです。
このように、強剛母趾は、親指のつけ根の関節に強いストレスがかかり続けることで起こります。


(図;https://www.foothealthfacts.org/conditions/hallux-rigidusより引用)

 

外反母趾と似て非なる病足

強剛母趾は外反母趾と違い親ゆびが「くの字」に変形するわけではありませんが、
関節部分が腫れたりすると、似たように見える事があり「外反母趾」と自己判断してしまうケースがあります。
強剛母指は親指付け根の関節にある軟骨が、上向きに盛り上がっており、
そのため、親ゆびを上方向に反らすと痛みを感じます。
特に爪先立ちをしたときに痛みを感じるケースが多く、症状が進むと歩行できない状態となって関節も動かなくなります。
外反母趾の場合は、足が靴に圧迫されている時に痛みがある事がほとんどですので、
靴に当たっていないのに強い痛みがある場合は強剛母指の可能性があります。

 

どんな検査をするの?

前述の症状に加え、病院でレントゲン検査を行います。


(図;syouno-clinic.com/footcare.htmlより引用)

 

強剛母趾は進行する!

強剛母趾は進行性の疾患です。早期に発見し、病期に応じた適切な治療を行いましょう。


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

 

どんな治療があるの?

  1. 痛み止めの内服、貼付
  2. 関節内注射
  3. 靴合わせインソール療法
  4. 投薬・手術

 




 

靴合わせ・インソール療法

症状が比較的軽度な場合は靴による対処が効果的です。
蹴り出しの際に激痛を起こさないためには、
底の硬い靴(登山靴のように靴底がしっかりとした堅い構造を持つ靴)が良いとされます。
また、靴底全体に歩行を補助する緩やかな弧を描くローリングを調整することで、歩きやすさを得ることもできます。
靴底にロッカーバーを設けることで、母趾を背屈しなくても体重移動だけで前進運動が出来るようになります。
さらに、インソールにより中足骨頭を支えることで親ゆびが上向きに反ってしまうことを防ぎます。


(図;www.parashoe.comより引用)

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