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野球肘

野球肘とは

野球肘は過度に繰り返される投球動作が誘引となって
肘の軟骨なんこつ靭帯じんたい・筋肉やけんが骨にくっつく部分で傷み発症するスポーツ傷害です。

野球肘


(図;www.saiseikai.or.jp/medical/disease/baseball_elbow/より引用)

 

野球肘の分類

野球肘は傷んでしまう場所から内側型ないそくがた外側型がいそくがた後方型こうほうがたに分類されます。
小学生の野球肘は内側型がほとんどで、中高生になると外側型が起こることが多くなります。

 

原因

繰り返しボールを投げることによって肘への負荷が大きくなることが原因です。
肘の外側で骨同士がぶつかって、骨・軟骨が剥がれたり傷んだりします。
また、肘の内側では靱帯・腱・軟骨がいたみます。肘の後方でも骨・軟骨が傷むことがあります。

 

内側型野球肘とは

投球時に生じる肘の障害の多くは、この内側型です。
内側型は投球休止することで手術しなくても治る可能性が高いといわれています。
内側型野球肘の病態には、内側上顆炎ないそくじょうかえん前腕屈筋群ぜんわんくっきんぐんの筋肉の痛み、
内側側副靱帯損傷ないそくそくふくじんたいそんしょう、肘の骨の裂離骨折れつりこっせつ骨端線離解こったんせんりかい尺骨神経障害しゃっこつしんけいしょうがいなどが含まれます。

 

症状

投球時に肘の内側が痛くなります。
痛みの大半はアクセレレーション期(加速期)に発生します。

野球肘2


(図;www.nos-arts.com/020/020_1/より引用)

どんな検査をするの?

痛みの場所、程度、投球のどのタイミングで痛みが出るか、
肘の曲げ伸ばしがしっかりと出来るかなど関節をチェックします。
外反ストレステスト(下図)などの検査も行います。

野球肘検査


(図;https://quizlet.com/90711438/pta-exam-elbow-flash-cards/より引用)

野球肘が疑われる場合はまずは専門医の診察を

内側型野球肘の発症ピークは11~12歳といわれています。
投手と捕手に圧倒的に多く、内側型野球肘が疑われる場合は専門医を受診しレントゲン検査をお勧めします。
野球肘と診断された場合は、医師の指示に従い投球動作を中止してください。
骨に異常があるのか、靱帯に損傷があるのか、筋肉に痛みがあるのかによってそれぞれ投球中止期間が異なります。
指導者の先生のご理解が必要になります。けして気合や根性で治る疾患ではありません。

医師の許可が出た場合は、腕の硬い筋肉のストレッチ、体幹・股関節・肩甲骨まわりの強化や柔軟性向上、
フォーム修正、ウォームアップやクールダウンの指導など競技復帰に向けてプログラムを組んで治療をすすめていきます。
医師によるその後の定期検診も大切です。

野球肘レントゲン


(図;www.takaoka-seishikai.jp/sickness/baseball.htmlより引用)

どんな治療があるの?

 ①急性期は患部の安静、投球の中止

 ②超音波治療

 ③ストレッチ

 ④筋力トレーニング

 ⑤テーピング

 ⑥筋膜治療

 

野球肘になりやすいフォーム

危険なフォームとして、アクセレレーション期での肘下がりや身体の開きの早さなどが挙げられます。
これらのフォームでは肘の内側が投球方向を向くため、
投げるときにボールから受ける反作用の力が、肘の外反する力になってしまいます。

野球肘投球フォーム


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

投げすぎに注意

野球肘投球制限

 

セルフチェック

野球肘セルフチェック

超音波療法

1秒間に100万回(1MHz)または300万回(3MHz)の高速度ミクロマッサージで、患部に直接刺激を与えます。
患部の柔軟性を改善、血流の改善による痛みの緩和、筋肉の緊張をなくし筋肉のけいれんの改善、微細振動により炎症の治癒を早める、むくみの軽減などに効果があります。

詳しくは、超音波治療・ハイボルテージ治療・微弱電流治療(EU910)をご覧ください。
アルコット接骨院超音波ハイボルテージeu910

 

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