春先から初夏にかけて増えてくるかかとや足の裏の痛み。その中の一つに足底腱膜炎(足底筋膜炎)があります。

春先は部活動などで急激に運動量が増える時期でもあり、仕事も忙しく足を酷使する機会が多くなる季節でもあります。運動不足解消のためにランニングを始めて少ししたあたりから足の裏が痛くなったという方も多いのではないでしょうか。

足底腱膜は土踏まずを保持する役割をしています。足は体重が乗ったときにバネのようにショックを吸収する役割があるため、ランニングやジャンプなどで体重が足にかかる場合、足底腱膜は繰り返しの引っ張り刺激によって微小断裂や炎症が発生します。 使いすぎ、硬い路面、シューズの変更などが引き金となることもあります。

さて、今回は、足底腱膜に繰り返し負荷がかかり癒着や瘢痕が起こり痛みを引き起こした症例に対するIASTMを使ったリリースをご紹介。



使うのは、IASTMツールのsharkと呼ばれる器具。これを特殊なクリームを使って皮膚の上から、癒着や瘢痕を刺激し健常な組織に戻していきます。







まずはふくらはぎの筋肉をリリースします。足の裏の痛みであってもかかとの骨を滑車のようにして足底腱膜につながります。(wrap around構造)





次に使うのはIASTMツールのcaptain hook。



丁寧にアキレス腱まわりをリリースします。



次はhandlebar。ふくらはぎ全体の筋膜をリリースします。足を酷使している方はこのあたりで癒着を生じているケースが多いです。



癒着や瘢痕が起こっていた所はリリースが完了すると赤みを帯びてきます。(ふくらはぎは筋肉が厚いためさほど赤くはなりませんが、肩や首などは血流が豊富なためすごく赤くなります。)



いよいよ足底のリリース。





最後は、エクササイズで元の正常な動きを再学習させます。場合によっては、効果を長持ちさせるためにテーピングを行うこともあります。





当院の行なう筋膜リリースIASTMセラピーについて詳しくはこちらのページをご覧ください。

足底腱膜炎は、オーバーワーク、合わないシューズ、扁平足やハイアーチなどの足のトラブル、間違った身体の使い方、ケア不足などでも起こります。当院では、身体のケアからインソール作製、シューフィッティング、エクササイズ、セルフケアの指導までトータル的に患者そまをサポートいたします。

長引く足の痛みは、アルコット接骨院/インソール工房アルコットプラスにご相談ください。