- 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)の原因と治療法金沢市のアルコット接骨院の疾患コラム
- 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)の原因と治療法金沢市のアルコット接骨院の疾患コラム
- About内側上顆炎(ゴルフ肘)とは
- 内側上顆とは
- 内側上顆とは
- 内側上顆炎(ゴルフ肘)とは
- 内側上顆炎(ゴルフ肘)とは
- Symptoms内側上顆炎(ゴルフ肘)の症状
- Cause内側上顆炎(ゴルフ肘)の原因
- Mechanism内側上顆炎(ゴルフ肘)のメカニズム
- Examination内側上顆炎(ゴルフ肘)の検査
- 叩打痛こうだつう
- 叩打痛こうだつう
- リバース・トムゼンテスト
- リバース・トムゼンテスト
- 前腕回内テスト
- 前腕回内テスト
- 超音波エコー観察
- 超音波エコー観察
- Treatment内側上顆炎(ゴルフ肘)の治療法
- Shock Wave Therapy体外衝撃波治療
- Myofasial Therapy筋膜リリース
- Manual Therapy内側上顆炎(ゴルフ肘)に対する手技療法
- Exercise内側上顆炎(ゴルフ肘)の運動療法
- 全てが傷んでいるわけではない
- 全てが傷んでいるわけではない
- 穴ではなくドーナツを治す
- 穴ではなくドーナツを治す
- 使用する道具
- 使用する道具
- 開始肢位
- 開始肢位
- 開始肢位②
- 開始肢位②
- エクササイズ動作①
- エクササイズ動作①
- エクササイズ動作②
- エクササイズ動作②
- エクササイズ動作③
- エクササイズ動作③
- Stretchingストレッチ
- セルフストレッチ
- セルフストレッチ
- 壁を使ったストレッチ
- 壁を使ったストレッチ
- Tapingテーピング
- テーピング1本目
- テーピング1本目
- テーピング2本目
- テーピング2本目
- テーピング3本目
- テーピング3本目
- テーピング4本目
- テーピング4本目
- FAQよくある質問
- 野球肘の3つのタイプと成長期の影響:内側型・外側型・後方型の理解
- 後方型野球肘の痛みを克服:効果的な治療法と予防策
- 外側型野球肘の症状と治療法:離断性骨軟骨炎を中心に
上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)の原因と治療法
金沢市のアルコット接骨院の疾患コラム
内側上顆炎(ゴルフ肘)は肘に付着する筋肉の腱の障害により起こります。テニス肘と比べると頻度は少ないものの中高年の男性に多く発症します。日常生活でよく使う部位であるため、治りにくく慢性化しやすい疾患でもあります。
治療方法の選択肢は多くあり、症状に合わせた治療が大切です。
上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)の原因と治療法
金沢市のアルコット接骨院の疾患コラム
内側上顆炎(ゴルフ肘)は肘に付着する筋肉の腱の障害により起こります。テニス肘と比べると頻度は少ないものの中高年の男性に多く発症します。日常生活でよく使う部位であるため、治りにくく慢性化しやすい疾患でもあります。
治療方法の選択肢は多くあり、症状に合わせた治療が大切です。
内側上顆とは
この図は腕の骨(上腕骨)です。下の方が大きく膨らんでいます。
そのうち内側に出っ張っている方を、「内側上顆」といいます。
内側上顆には手首をまげる筋肉が付着しています。
内側上顆とは
この図は腕の骨(上腕骨)です。下の方が大きく膨らんでいます。
そのうち内側に出っ張っている方を、「内側上顆」といいます。
内側上顆には手首をまげる筋肉が付着しています。
内側上顆炎(ゴルフ肘)とは
肘や手首の使いすぎによって筋肉に無理がかかると、肘の内側に痛みを起こします。
ゴルフのスウィングやテニスのフォアハンドなど、手首や肘を曲げたり捻じったりする運動の繰り返しにより肘の内側の腱に微少な断裂や変性を起こします。
使いすぎ症候群の代表的な疾患で20~60歳代によくみられます。ゴルフ肘という名前がついていますが、野球選手やテニス選手にも見られます。
内側上顆炎(ゴルフ肘)とは
肘や手首の使いすぎによって筋肉に無理がかかると、肘の内側に痛みを起こします。
ゴルフのスウィングやテニスのフォアハンドなど、手首や肘を曲げたり捻じったりする運動の繰り返しにより肘の内側の腱に微少な断裂や変性を起こします。
使いすぎ症候群の代表的な疾患で20~60歳代によくみられます。ゴルフ肘という名前がついていますが、野球選手やテニス選手にも見られます。
物を持ち上げたり、手に力を入れる動作時に肘の内側から前腕にかけて痛い
ゴルフでスイングすると肘の内側が痛い
肘の内側を押すと痛い
安静にしているとほとんど痛くない
物を持ち上げたり、手に力を入れる動作時に肘の内側から前腕にかけて痛い
ゴルフでスイングすると肘の内側が痛い
肘の内側を押すと痛い
安静にしているとほとんど痛くない
加齢により腱がもろく弱くなっていることが基盤で、筋力低下や運動前のストレッチ不足、不適切なゴルフスウィングなどが加わり発症します。特に普段運動不足で急に運動負荷が増えた方に多くみられます。
仕事においては、肘の曲げ伸ばしを繰り返す職業の人に多く発症します。
加齢により腱がもろく弱くなっていることが基盤で、筋力低下や運動前のストレッチ不足、不適切なゴルフスウィングなどが加わり発症します。特に普段運動不足で急に運動負荷が増えた方に多くみられます。
仕事においては、肘の曲げ伸ばしを繰り返す職業の人に多く発症します。
腱はスポーツや日常生活において負荷にさらされてわずかに傷ついても、「損傷」と「修復」を絶え間なく繰り返し一定の環境を保ちます。これを「ホメオスタシス」といいます。
腱は人体の中では非常に強靭な組織ですが、過剰な負荷をかけ続けているとホメオスタシスが崩壊し、「反応性変化」→「修復不全」→「変性」と腱障害が進んでいきます。
腱はスポーツや日常生活において負荷にさらされてわずかに傷ついても、「損傷」と「修復」を絶え間なく繰り返し一定の環境を保ちます。これを「ホメオスタシス」といいます。
腱は人体の中では非常に強靭な組織ですが、過剰な負荷をかけ続けているとホメオスタシスが崩壊し、「反応性変化」→「修復不全」→「変性」と腱障害が進んでいきます。
腱に対して急激な負荷をかけると「反応性変化」という状態になります。腱細胞が増殖し腱の部分的な肥厚が起こります。 この段階であれば過剰な負荷が取り除かれれば腱は正常な状態へ戻ることができます。
1段階悪化した状態になると、「修復不全」となります。細胞外基質の破壊、腱細胞の増殖、神経・血管の増加などが認められます。ただし負荷の調整により回復の可能性が残っています。
腱障害がさらに悪化すると、「変性」に陥ります。腱細胞の形状変化、血管・神経の増加、腱の肥厚などはさらに進みます。変性した部分は回復する見込みはありません。
腱に対して急激な負荷をかけると「反応性変化」という状態になります。腱細胞が増殖し腱の部分的な肥厚が起こります。 この段階であれば過剰な負荷が取り除かれれば腱は正常な状態へ戻ることができます。
1段階悪化した状態になると、「修復不全」となります。細胞外基質の破壊、腱細胞の増殖、神経・血管の増加などが認められます。ただし負荷の調整により回復の可能性が残っています。
腱障害がさらに悪化すると、「変性」に陥ります。腱細胞の形状変化、血管・神経の増加、腱の肥厚などはさらに進みます。変性した部分は回復する見込みはありません。
もう一つ大切なことがあります。「応力遮蔽」といって、腱に負荷がかかっていない状態を意味します。ある程度の負荷は腱の強度を一定に保つためには必要不可欠です。応力遮蔽が続くと腱が弱く脆くなってしまいます。
適度な負荷は腱のホメオスタシスに作用しますが、負荷が少なすぎると腱の強度が低下し、負荷が強すぎると腱障害を起こします。
もう一つ大切なことがあります。「応力遮蔽」といって、腱に負荷がかかっていない状態を意味します。ある程度の負荷は腱の強度を一定に保つためには必要不可欠です。応力遮蔽が続くと腱が弱く脆くなってしまいます。
適度な負荷は腱のホメオスタシスに作用しますが、負荷が少なすぎると腱の強度が低下し、負荷が強すぎると腱障害を起こします。
叩打痛
肘の内側の骨を押したり叩いたりすることで痛みを確認します。握力を計測することも、治療の経過をみる参考となります。
叩打痛
肘の内側の骨を押したり叩いたりすることで痛みを確認します。握力を計測することも、治療の経過をみる参考となります。
リバース・トムゼンテスト
患者さんには肘を軽く曲げたまま手首を曲げてもらいます。検査者は手首に抵抗を加えます。
内側上顆から前腕にかけての痛みが出現されたら、陽性となります。
リバース・トムゼンテスト
患者さんには肘を軽く曲げたまま手首を曲げてもらいます。検査者は手首に抵抗を加えます。
内側上顆から前腕にかけての痛みが出現されたら、陽性となります。
前腕回内テスト
患者さんは肘を軽く曲げ、前腕を内側に捻ります。検査者は反対に外側に捻るように抵抗を加えます。
内側上顆から前腕にかけての痛みが出現されたら、陽性となります。
前腕回内テスト
患者さんは肘を軽く曲げ、前腕を内側に捻ります。検査者は反対に外側に捻るように抵抗を加えます。
内側上顆から前腕にかけての痛みが出現されたら、陽性となります。
超音波エコー観察
内側上顆炎(ゴルフ肘)において超音波エコーによる観察は非常に大切です。損傷の部位や損傷程度を確認してターゲットとなる組織を特定します。
超音波エコー観察
内側上顆炎(ゴルフ肘)において超音波エコーによる観察は非常に大切です。損傷の部位や損傷程度を確認してターゲットとなる組織を特定します。
内側上顆に付着する屈筋腱の損傷や内側上顆の骨輪郭の不正像などを確認します。正常な場合と比較して変性した腱は黒く抜けたような像が映ります。またスポーツ選手などで肘を酷使している方は骨の輪郭がガタガタした様子がわかります。
その後の治療方針を決めるためにエコー観察は非常に大切なプロセスです。
内側上顆に付着する屈筋腱の損傷や内側上顆の骨輪郭の不正像などを確認します。正常な場合と比較して変性した腱は黒く抜けたような像が映ります。またスポーツ選手などで肘を酷使している方は骨の輪郭がガタガタした様子がわかります。
その後の治療方針を決めるためにエコー観察は非常に大切なプロセスです。
・体外衝撃波(圧力波)治療
・超音波療法
・ストレッチ
・エクササイズ
・テーピング
・筋膜治療
・ゴルフ肘バンド
・体外衝撃波(圧力波)治療
・超音波療法
・ストレッチ
・エクササイズ
・テーピング
・筋膜治療
・ゴルフ肘バンド
圧力波(強い振動)を患部へ照射することで、痛みの神経を麻痺させます。また傷んだ短橈側手根伸筋腱周囲の硬くなった組織を一度破壊することで、細胞を活性化させ、組織の再生を促進します。
ゴルフ肘のような慢性化した痛みを取り除くために最適な治療法です。
圧力波(強い振動)を患部へ照射することで、痛みの神経を麻痺させます。また傷んだ短橈側手根伸筋腱周囲の硬くなった組織を一度破壊することで、細胞を活性化させ、組織の再生を促進します。
ゴルフ肘のような慢性化した痛みを取り除くために最適な治療法です。
肘の内側上顆にはたくさんの筋肉が付着するため、その部分に炎症が起こると、他の筋肉や靭帯、皮膚などが硬くなり癒着してしまいます。
当院ではこのような癒着障害に対してアメリカより取り寄せた、IASTM Tools(Instrument-Assisted Soft-Tissue Mobilization)を使用して治療することがあります。
IASTMはこれまでの治療法では不可能だった癒着障害を治療できる全く新しい治療ツールです。
肘の内側上顆にはたくさんの筋肉が付着するため、その部分に炎症が起こると、他の筋肉や靭帯、皮膚などが硬くなり癒着してしまいます。
当院ではこのような癒着障害に対してアメリカより取り寄せた、IASTM Tools(Instrument-Assisted Soft-Tissue Mobilization)を使用して治療することがあります。
IASTMはこれまでの治療法では不可能だった癒着障害を治療できる全く新しい治療ツールです。
内側上顆への局所的な治療で改善が見られない場合、全身の筋膜への介入を考えます。筋膜はボディスーツのように全身を包みます。離れた場所の筋膜のよじれが他部位に痛みを起こす可能性があります。
内側上顆への局所的な治療で改善が見られない場合、全身の筋膜への介入を考えます。筋膜はボディスーツのように全身を包みます。離れた場所の筋膜のよじれが他部位に痛みを起こす可能性があります。
筋膜には2種類あり、浅いところにある浅筋膜と深いところにある深筋膜です。
筋膜には2種類あり、浅いところにある浅筋膜と深いところにある深筋膜です。
それぞれの層がきれいに滑ることができると痛みがないのですが、加齢や外傷、手術・固定、運動不足などで筋膜に滑走不全を起こすと痛みの原因となります。
それぞれの層がきれいに滑ることができると痛みがないのですが、加齢や外傷、手術・固定、運動不足などで筋膜に滑走不全を起こすと痛みの原因となります。
硬くなった深筋膜を集中してマッサージすることでわずかな炎症を引き起こします。局所的な熱を発生させ、筋膜を解きほぐすことで滑走不全を解消します。肘への治療のみで改善しない難治性の痛みに対して有効な手技療法です。
硬くなった深筋膜を集中してマッサージすることでわずかな炎症を引き起こします。局所的な熱を発生させ、筋膜を解きほぐすことで滑走不全を解消します。肘への治療のみで改善しない難治性の痛みに対して有効な手技療法です。
全てが傷んでいるわけではない
腱障害は全体的に進行するのではなく、あくまで腱の一部分に変化が起こります。症状が進んだ腱であっても変性部は部分的にすぎず、その周囲は正常な組織に囲まれています。
全てが傷んでいるわけではない
腱障害は全体的に進行するのではなく、あくまで腱の一部分に変化が起こります。症状が進んだ腱であっても変性部は部分的にすぎず、その周囲は正常な組織に囲まれています。
変性した部分は元に戻すことはできませんが、反応性変化であれば負荷を調整することで正常な腱に戻すことができます。正常部分の面積を増やすことで変性した部分にかかる負担を代償させることで痛みの改善を目指します。
変性した部分は元に戻すことはできませんが、反応性変化であれば負荷を調整することで正常な腱に戻すことができます。正常部分の面積を増やすことで変性した部分にかかる負担を代償させることで痛みの改善を目指します。
穴ではなくドーナツを治す
腱障害では変性が進んだ部分では元通りに回復する見込みは少なく、安静にしても変性部が修復することはありません。安静にすると痛みは軽くなりますが、正常な部分まで耐久性が落ちてしまいます。
変性部分が正常に戻る能力に限界がある一方で、正常部は負荷に対して適応することが可能です。腱の変性部を元通りにすることではなく、正常部を強化することにフォーカスした治療を行うことが重要とされています。
穴ではなくドーナツを治す
腱障害では変性が進んだ部分では元通りに回復する見込みは少なく、安静にしても変性部が修復することはありません。安静にすると痛みは軽くなりますが、正常な部分まで耐久性が落ちてしまいます。
変性部分が正常に戻る能力に限界がある一方で、正常部は負荷に対して適応することが可能です。腱の変性部を元通りにすることではなく、正常部を強化することにフォーカスした治療を行うことが重要とされています。
使用する道具
フレックスバーといいます。「曲げる」「振る」「ねじる」など外側上顆炎で困難になる動作に効率的に負荷を加えることができます。
強度、重量、太さによりレベルアップすることが可能です。
使用する道具
フレックスバーといいます。「曲げる」「振る」「ねじる」など外側上顆炎で困難になる動作に効率的に負荷を加えることができます。
強度、重量、太さによりレベルアップすることが可能です。
開始肢位
ゴルフ肘側の手を逆手にして、肘を曲げた状態で、フレックスバーが地面と水平になるように持ちます。
手首を自分の方に曲げます。
開始肢位
ゴルフ肘側の手を逆手にして、肘を曲げた状態で、フレックスバーが地面と水平になるように持ちます。
手首を自分の方に曲げます。
開始肢位②
もう一方の手を、バーの上から手のひらが正面を向くように握ります。
開始肢位②
もう一方の手を、バーの上から手のひらが正面を向くように握ります。
エクササイズ動作①
ゴルフ肘側の手首は手前に曲げた状態で固定したまま、もう一方の手でバーを外側にねじります。
エクササイズ動作①
ゴルフ肘側の手首は手前に曲げた状態で固定したまま、もう一方の手でバーを外側にねじります。
エクササイズ動作②
手首を動かさないようにして両肘を前方に伸ばします
エクササイズ動作②
手首を動かさないようにして両肘を前方に伸ばします
エクササイズ動作③
反対側の手で固定しながら、バーの戻る力を利用してゆっくりと手の力を緩めます。
エクササイズ動作③
反対側の手で固定しながら、バーの戻る力を利用してゆっくりと手の力を緩めます。
セルフストレッチ
手のひらを天井に向け、指を伸ばした状態で指をつかみます。指を自分の方向に引っ張ります。手をやや外側に捻るとよりつっぱり感が出てきます。30秒ほどかけてゆっくりと伸ばします。
親指以外の4本を同時に伸ばしてもいいですし、1本ずつしっかりと伸ばすとさらに効果的です。
※痛みが出る場合は、すぐに中止してください。
セルフストレッチ
手のひらを天井に向け、指を伸ばした状態で指をつかみます。指を自分の方向に引っ張ります。手をやや外側に捻るとよりつっぱり感が出てきます。30秒ほどかけてゆっくりと伸ばします。
親指以外の4本を同時に伸ばしてもいいですし、1本ずつしっかりと伸ばすとさらに効果的です。
※痛みが出る場合は、すぐに中止してください。
壁を使ったストレッチ
指を伸ばした状態で手のひらを壁につけ固定します。そのまま壁に寄りかかるように手首に体重を乗せて前腕の筋肉をストレッチします。
壁を使ったストレッチ
指を伸ばした状態で手のひらを壁につけ固定します。そのまま壁に寄りかかるように手首に体重を乗せて前腕の筋肉をストレッチします。
さらに強度を高めてストレッチする方法です。
手首を壁に固定したまま体を壁と反対方向に回します。前腕だけでなく二の腕や肩の前面、胸の前面までストレッチされます。
さらに強度を高めてストレッチする方法です。
手首を壁に固定したまま体を壁と反対方向に回します。前腕だけでなく二の腕や肩の前面、胸の前面までストレッチされます。
テーピング1本目
伸縮性の強いテープを使い、手首から上腕前面にかけて貼ります。テープの端は引っ張らずに、前腕部を斜めに横切るようにややテンションをかけて貼ります。内側上顆部はテープをしっかりと引っ張り強く圧迫するように押し付けて貼ります。
その後は上腕の後面に回り、あまり引っ張らずに上腕三頭筋に沿って貼付します。
テーピング1本目
伸縮性の強いテープを使い、手首から上腕前面にかけて貼ります。テープの端は引っ張らずに、前腕部を斜めに横切るようにややテンションをかけて貼ります。内側上顆部はテープをしっかりと引っ張り強く圧迫するように押し付けて貼ります。
その後は上腕の後面に回り、あまり引っ張らずに上腕三頭筋に沿って貼付します。
テーピング2本目
内側上顆を圧迫する目的で短いテープを3本貼ります。前腕の中央部分から肘の内側に向けて貼付します。内側上顆の直上はテープで強く圧迫するように貼ります。
テーピング2本目
内側上顆を圧迫する目的で短いテープを3本貼ります。前腕の中央部分から肘の内側に向けて貼付します。内側上顆の直上はテープで強く圧迫するように貼ります。
テーピング3本目
ややずらして2枚目を貼ります。内側上顆の真上からしっかりと圧迫することが大切です。
テーピング3本目
ややずらして2枚目を貼ります。内側上顆の真上からしっかりと圧迫することが大切です。
テーピング4本目
さらにずらしてもう1枚貼ります。これにより圧迫が強くなります。
テーピング4本目
さらにずらしてもう1枚貼ります。これにより圧迫が強くなります。
痛みを放置していたらどうなりますか?
慢性化していくことがほとんどです。自然に治ることもありますが症状を繰り返すことが多く見られます。
どの治療法が一番いいですか?
内側上顆炎(ゴルフ肘)はよくある疾患ではありますが、非常に多くの組織が関わっている疾患でもあります。筋肉や腱だけでなく靭帯や筋膜、神経など多岐にわたります。そのため損傷している組織に合わせた治療方法の選択が重要です。
体外衝撃波治療は痛いですか?
骨の近くに照射するため痛みを伴います。1回の治療につき約2,500発の衝撃波を照射するのですが、最初の600〜800発で痛みを感じ取る自由神経終末が麻痺するため痛みが弱くなります。
体外衝撃波はどのくらい続ける必要がありますか?
5〜7日の間を空けて治療を4〜6回繰り返します。
筋膜の治療は痛いですか?
当院では2種類の筋膜治療があります。浅い筋膜を狙う治療(IASTM)と、深い筋膜を狙う治療です。浅い筋膜の治療はほとんど痛みはありません。深い筋膜の治療は最初の3〜5分くらいは痛みを伴います。
再発しますか?
内側上顆炎(ゴルフ肘)は加齢とともに増える疾患ではありますので、一度症状が治っても再発するリスクはあります。腱への負担が少ない腕の使い方や定期的なストレッチなどのメンテナンスが大切です。