
脚の長さ外来
骨盤の傾き・靴底の片減り・歩き方の左右差が気になる方へ
脚の長さの左右差(脚長差)は、単に「右脚が短い」「左脚が長い」と測るだけでは判断できません。
一般的に病院などでは、数cm単位の大きな脚長差が問題として扱われることが多い一方で、実際の体では数mmの違いでも姿勢・歩き方・筋肉の緊張・靴の減り方に影響する場合があります。
「このぐらいの差なら気にしなくていい」と言われてしまった脚長差でも、体の不調につながるケースがあります。
当院では、わずかな脚長差でも体がどのように代償しているかを見逃さず、1mm単位で適切な補正を行います。脚長差でお悩みの方は、一度ご相談ください。
こんな悩みはありませんか?
骨盤が傾いていると言われた
靴底の減り方が左右で違う
片側だけ怪我が多い
歩くと体が左右に揺れる
片脚だけ疲れやすい
ズボンの裾の長さが左右で違う
ランニング中に片側だけ痛みが出る
脚の長さの左右差とは?
脚の長さの左右差には、大きく分けて2つのタイプがあります。
1.骨そのものの長さに差があるタイプ
大腿骨や脛骨など、骨そのものの長さに差がある状態です。
成長期の身体の使い方、スポーツによる片側への負荷、骨折後、手術後、加齢による関節の変化などが関係することがあります。
このような場合、必要に応じて補高用インソールで高さを調整することがあります。

2.見かけ上、脚の長さに差が出ているタイプ
骨の長さ自体に大きな差がなくても、骨盤の傾き、膝の曲がり、足部アーチの低下、股関節の使い方などによって、見かけ上、脚の長さが違って見えることがあります。
この場合は、単純に高さを足すのではなく、姿勢・歩き方・足部・膝・股関節の状態を確認することが大切です。

脚の長さの差を、体は無意識に補っています
脚の長さや足部の高さに左右差があると、体は無意識にバランスをとろうとします。
たとえば、次のような代償が起こることがあります。
- 骨盤を傾ける
- 腰を横に曲げる
- 膝を少し曲げる
- 足部アーチを低下させる
- 片側の筋肉を過剰に使う
- 歩く時に体を左右へ揺らす
- 長い側に乗り上げるように歩く
- 短い側に落ちるように歩く
脚長差があるからといって、必ず短い側に体が傾くとは限りません。
長い側に乗り上げる方、骨盤を回旋させて歩く方、足部や股関節でかばっている方もいます。
そのため、見た目の歩き方だけで原因を決めつけるのではなく、姿勢・骨盤・股関節・膝・足部を確認したうえで歩行を見る必要があります。
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メジャーだけでは分からない本当の脚長差
一般的な脚長差の確認では、レントゲンやメジャーによる長さの測定が中心です。
しかし、実際には骨盤の傾き、股関節の向き、膝の伸び方、足部アーチ、歩き方、頭部や体幹の偏りなどによって、見かけ上の脚長差が生じることもあります。
当院では、足の先から頭のてっぺんまで70項目以上を確認し、全身のバランスから脚の長さの違いを評価します。スポーツ歴・ケガ歴・手術歴・座り方の癖・松葉杖の使用歴・片脚荷重の習慣などを確認します。

当院では全身70項目以上から脚の長さ評価します
問診
スポーツ歴・ケガ歴・手術歴・座り方の癖・松葉杖の使用歴・片脚荷重の習慣などを確認します。
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骨盤の評価
骨盤の傾斜・腸骨の変位・PSISの高さ・骨盤・腰椎の回旋・側方移動・腸骨のアウトフレア・インフレアを確認します。
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上半身の評価
頭部のシフト・肩甲骨の高さや前後差・肋骨の開きや形状の左右差・胸郭のシフトを確認します。
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前屈検査
前屈時の骨盤の高さ・体幹の偏り・腰椎カーブ・脊柱起立筋の左右差・脊柱側彎症の有無を確認します。
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側方からの評価
ASISの高さ・スウェイバック姿勢・フォワードヘッド・S字カーブの有無を確認します。
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足部の評価
足部アーチの高さ、土踏まずの左右差、足部の回内・回外、外反足、外反母趾の有無、第1列の可動性、母趾背屈制限、足関節背屈制限、靴底の減り方、シューズ・靴の状態、インソールの使用状況、競技特性、片側荷重の癖を確認します。
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頭部の評価
顎関節のクリック、下顎のシフト、オーバージェット、噛み合わせ、斜頭、側頭骨・後頭骨の左右差、頭部の傾きやシフトを確認します。
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ベッド上での評価
アリスサイン、膝の屈曲・伸展制限、反張膝、大腿骨前捻角(クレイグズテスト)、大転子の位置、股関節外旋・内旋可動域、股関節伸展可動域を確認します。
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補高テスト
歩行時・立位・前屈時の補高による変化、骨盤の高さ、歩行リズム、歩きやすさ、違和感をミリ単位で確認します。
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歩行観察
骨盤の異常回旋、上半身の傾き・シフト、立脚時間の左右差、歩行リズム、腕の振り、歩隔、歩幅、墜落性歩行を確認します。
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脚の長さの違いへの対応
脚長差を見つける
全身の評価から、実際にどちらの脚がどれくらい短いのかを確認します。

高さを補う
短い側の踵の下にパッドを入れ、数mm単位で高さを調整します。

前屈テスト
筋肉の緊張が少なく、最も動きやすい高さを1mm単位で比較し、パッドの高さを決定します。
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装着
専用サポーターに決定した高さのパッドを入れ、踵の下に装着します。

歩いて確認する
高さが決まったら、実際に足に装着して歩きやすさを確認します。

補高用インソール納品
室内ではサポーターやスリッパで、屋外では靴の中敷きの下に入れて使用します。
※1cm以上の補高は、靴の中での補高が困難な場合があります。

補高用インソール使用時の注意点
補高用インソールは、体の使い方を変えるため、最初から長時間使用することはおすすめしません。
入れた瞬間に歩きやすく感じる場合でも、体にとっては新しい環境です。
最初は短時間から使い、少しずつ慣らしてください。
以下のような場合は、無理に使用せず中止してください。
- 痛みが強くなる
- 違和感が続く
- 膝や股関節に負担を感じる
- 足が靴の中で不安定になる
- かえって歩きにくくなる
補高よりも、体の調整を優先する場合もあります
脚の長さに差があるように見えても、原因が骨そのものではない場合があります。
たとえば、
- 膝が伸びにくい
- 足部アーチが片側だけ低い
- 股関節の動きに左右差がある
- 骨盤が回旋している
- 姿勢の癖で脚長差が出ている
- 歩き方の代償で左右差が出ている
このような場合、単純に高さを足すとかえって違和感が出ることがあります。
そのため、当院では「補高するかどうか」だけでなく、
「本当に補高が必要か」
「歩き方や足部の調整を優先すべきか」
まで確認します。
子どもの脚の左右差チェック
成長期のお子さまは、骨や関節が発育途中にあるため、姿勢・歩き方・スポーツによる負荷の影響を受けやすい時期です。
「片側だけ靴が減る」「走り方が左右で違う」「片脚だけ痛みを訴える」「骨盤が傾いているように見える」といった場合、脚の長さの左右差や、体の使い方の偏りが関係していることがあります。
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なぜ成長期に脚の左右差が生まれるのか
成長期に片側の脚へ偏った荷重が繰り返されると、ヒューター・フォルクマン則により骨の成長に影響し、脚長差につながる可能性があります。
特に、同じ方向への踏み込み・ジャンプ・着地が多いスポーツでは注意が必要です。

経過観察の頻度
成長期のお子さまは、成長に合わせて脚の長さが変化します。補高インソールを使用する場合は、入れっぱなしにせず定期的な再評価が必要です。補高開始後は3ヶ月ごとを目安に、脚の長さを確認します。
料金
よくある質問
Q脚の長さが違うか自分でわかりますか?
靴底の減り方、骨盤の傾き、片側だけの疲労感などから気づくことはありますが、自己判断だけでは正確ではありません。姿勢・歩行・靴の状態を総合的に確認する必要があります。
Q何mmから補高が必要ですか?
一律に何mm以上で補高が必要とは判断できませんが、当院では4mm以上の脚長差がある場合、補高を検討する目安としています。脚長差の大きさだけでなく、姿勢・歩行・症状・靴の状態を確認し、総合的に判断します。
Qインソールと補高インソールは違いますか?
一般的なインソールは足部アーチや荷重を調整する目的が中心です。補高インソールは、左右の脚の長さを調整し、姿勢や歩行への影響を確認しながら使います。
Q子どもにも使えますか?
成長期のお子さまの場合は、体の変化に合わせた3〜6ヶ月おきに再評価が必要です。明らかな左右差や強い痛みがある場合は、まず整形外科での確認をおすすめします。
Q補高インソールはずっと使う必要がありますか?
状態によって異なります。骨の長さそのものに左右差がある場合は継続使用が必要になりますが、見かけ上の左右差の場合は、姿勢や歩行の変化により再評価が必要です。成長期の場合は3〜6ヶ月おきに再評価が必要です。
Qどんな靴でも使えますか?
1cm以上の補高は靴の中だけでは困難です。浅い靴や踵が不安定な靴では合わない場合があります。来院時には普段よく履く靴をお持ちください。
当院は北陸唯一の「脚の長さコーディネーター®認定院」です。
脚の長さコーディネーター®は、数mm単位の脚長差に着目し、姿勢・歩行・骨盤バランスを評価しながら補高を行う専門資格です。
当院では、脚の長さだけでなく、骨盤・股関節・膝・足部・靴・歩行まで総合的に確認し、1mm単位で最も動きやすい高さを評価します。
わずかな脚長差も見逃さず、体への負担軽減と将来的なトラブル予防を目指します。

ご予約はこちら
脚の長さの違いでお悩みの方は、お気軽にご予約・ご相談ください。
ご予約は24時間WEBから受け付けています
以下のような場合は、当院での調整よりも先に、整形外科など医療機関での確認をおすすめします。
- 強い痛みやしびれがある
- 急に歩きにくくなった
- 骨折後・手術後で主治医の管理が必要
- 人工股関節・人工膝関節の術後早期である
- 数cm以上の明らかな左右差がある
- 腫れ、熱感、夜間痛がある
当サービスは姿勢・歩行・靴の状態を確認し、脚の長さの左右差や体の代償による負担を軽減するためのサポートを行います。