先日ご来院いただいたお2人の患者さまについてです。
1人は60歳代の女性の方。
左の腰痛、左の首~肩、腕にかけての痛みが長い期間続いているとのことでした。
「なぜかいつも左側に症状がある・・・」とのこと。
来月旅行に行かれるとのことで、歩くための靴をごご相談いただきました。
フットプリントによる検査をしてみると
一目瞭然。
明らかに左足のバランスが悪い。
その後、詳しいサイズ計測、姿勢分析、歩行分析など
いろいろ詳細に検査した後、
靴合わせとインソール作製を行いました。
2人目は、50歳代女性の方
数年前から原因不明の左側のひざ痛があるとのことでした。
「曲げ伸ばしはなんともないが、長く歩くと左ひざの内側が痛む」とのこと。
ウォーキング用の靴をお探しで来院。
フットプリントの結果
左の4.5趾(ゆび)が地面についていない浮きゆびであることが判明。
歩行を見てみると左は足をついた瞬間に
大きく外側にバランスを崩していました。
その後サイズ計測をして適切な靴を選定。
ご本人は足が大きく幅広なことを気にされていましたが、
ご本人が思っているより足は小さく、しかもかなり細い足でいらっしゃいます。
長年、幅広だと思い、1サイズ大きなサイズを選んでいたそうで、
適切なサイズのウォーキングシューズに
外側にバランスを崩さないように足の趾を使えるための
インソールを作製させていただきました。
このように、長年、原因不明だった痛みもフットプリントで
足元から診てみるといろいろなことがわかります。
このお2人のその後の経過も今後掲載できればと思います。
ご来院ありがとうございました。