神経や筋肉に十分な血液が流れるのを邪魔している硬い筋肉を手技で緩めます。
　人間には「自然治癒力」が備わっているため、何歳になっても自然治癒力を引き出すのが治療の目的です。
　マッサージや関節モビライゼーションなど患者さまの状態に合わせて治療手技を選択しアプローチしていきます。

　肩が挙がらない、膝が曲がらないなど、関節の動きが悪くなっているところに対して、関節を動かして関節の可動範囲や動きの滑らかさを改善します。血液やリンパ液などの循環系の改善にも効果があります。

　炎症や動かさない期間が長引くと筋肉・神経の柔軟性や滑走性が低下します。柔軟性を改善し血流を回復する運動です。

　無駄な動きやクセを修正し、ケガをしない体づくりを行います。トレーナー資格を持ったセラピストが直接指導します。

　関節まわりの痛みには、筋肉や靭帯などが硬くなり周辺の組織と癒着することがあります。
　従来の治療法では、癒着による痛みの回復には効果が低いということがわかってきました。欧米では、筋肉や靭帯などの癒着障害に対する治療として、IASTM Tools（Instrument-Assisted Soft-Tissue Mobilization）がここ数年で台頭しています。
　IASTMは癒着障害を治療する全く新しい治療ツールです。

　打撲などのケガの処置や、捻挫や靭帯損傷などの関節の固定、スポーツ選手のパフォーマンスの向上などに効果があります。
　用途に合わせてさまざまなテープを使用し治療効果を高めます。

　体内の水分や細胞を１秒あたり数十万回も振動させることで、体内で熱を発生させて温めることができる画期的な温熱療法です。

　圧力波を患部へ当てることで、痛みを麻痺させます。
　また患部の細胞を活性化させ、組織の治癒を促進させます。慢性化した腱鞘炎や石灰沈着に対し有効です。

　特殊なカップにより組織を吸い上げることにより、筋膜同士の癒着を剥がします。いわゆる指圧のような押す治療では届かない深い組織の障害に有効です。