変形性膝関節症のリハビリとは?
体幹・姿勢・筋力・日常動作から改善する8つの運動プログラム

変形性膝関節症のリハビリについて

ひとりに合わせた
丁寧なリハビリテーション

当院では、変形性膝関節症による膝の痛みや違和感、動かしにくさに対して、専門的な評価とリハビリテーションを行っています。膝の状態だけでなく、姿勢や歩き方、筋力バランスなど全身の動きを総合的に分析し、痛みの原因を明確にした上で最適なプログラムをご提案します。

単に膝だけにアプローチするのではなく、体幹・股関節・足部まで含めた全身の連動を整えることで、膝への負担を根本から軽減していきます。また、症状や生活スタイル、運動レベルに合わせて段階的に進めるため、無理なく継続できる点も特徴です。

再発予防や進行予防まで見据えたサポートを行っています。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

膝の治療と検査

 歩き始めや立ち上がりで膝が痛い

 階段の昇り降りがつらい

 長時間歩くと膝が痛くなる

 痛み止めや注射に頼り続けている

 運動やリハビリのやり方がわからない

 O脚が気になってきた、進行している

 将来的に手術を避けたいと考えている

 病院で「年齢のせい」と言われて不安がある

「まだ大丈夫」と思っている段階こそ、早めの対応が重要です。

変形性膝関節症のリハビリ

当院で行う変形性膝関節症のリハビリは、「体幹安定性」「姿勢制御」「下肢筋出力」「日常生活」の4つのサークルで構成されます。

各サークルにはAとBの2つのエクササイズがあり、4×2の8種類のエクササイズを行います。さらにそれぞれのエクササイズは、運動能力に応じてレベル1〜3と段階的に行います。

サークル1
体幹安定性エクササイズ
サークル2
姿勢制御エクササイズ
サークル3
下肢筋出力エクササイズ
サークル4
日常生活エクササイズ
レベル1A:骨盤リフト(膝90°)
B:腹筋運動(両手を太もも)
A:後方ランジ(スライダー)
B:側方ランジ(スライダー)
A:股関節内転・外転(壁支持・バンド弱)
B:膝の屈伸(バンド弱)
A:椅子からの立ち上がり(支持あり)
B:階段昇降(支持あり)
レベル2A:骨盤リフト(膝軽く曲げる)
B:腹筋運動(両手を胸の前)
A:後方ランジ(スライダー・不安定板)
B:側方ランジ(スライダー・不安定板)
A:股関節内転・外転(不安定板)
B:膝の屈伸(バンド中)
A:椅子からの立ち上がり(支持なし)
B:階段昇降(ダンベルあり)
レベル3A:骨盤リフト(片足)
B:腹筋運動(両手を頭の上)
A:後方ランジ(支持なし)
B:側方ランジ(支持なし)
A:股関節内転・外転(不安定板・バンド強)
B:膝の屈伸(バンド強)
A:椅子からの立ち上がり(片足)
B:階段昇降(高い台)
スクロールロゴ2 (1)

エクササイズ中にわずかな痛みや違和感があった場合でも続行して構いません。ただし腫れなどの炎症を起こしている場合は中止してください。回数はそれぞれ10〜15回 × 2〜3セットを週に2回行います。

リハビリの内容

サークル1A 体幹安定性エクササイズ① 腹筋運動

レベル1 手は太もも

  • 後ろ足をスライダーに乗せます
  • 体重を真下に下ろして、元の姿勢に戻ります。
  • 10〜15回を2〜3セット行います。
サークル1A 体幹安定性エクササイズ① 腹筋運動レベル1
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サークル1B 体幹安定性エクササイズ② 骨盤リフト

レベル1 スライダーを使用

  • 後ろ足をスライダーに乗せます
  • 体重を真下に下ろして、元の姿勢に戻ります。
  • 10〜15回を2〜3セット行います。
サークル1B 体幹安定性エクササイズ② 骨盤リフトレベル1 (1)
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サークル2A 姿勢制御エクササイズ① 後方ランジ

レベル1 スライダーを使用

  • 後ろ足をスライダーに乗せます
  • 体重を真下に下ろして、元の姿勢に戻ります。
  • 10〜15回を2〜3セット行います。
サークル2A 姿勢制御エクササイズ① 後方ランジレベル1
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サークル2B 姿勢制御エクササイズ② 側方ランジ

レベル1 スライダーを使用

  • 片方の足をスライダーに乗せます
  • 壁に両手をついて支えます
  • スライダーに乗せた足を横方向に踏み出します。
  • 支持側の膝が内側・外側にずれないように注意すして行ってください。
  • 10〜15回を2〜3セット行います。
サークル2B 姿勢制御エクササイズ② 側方ランジレベル1 (1)
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サークル3A 下肢筋出力エクササイズ① 股関節内転・外転

レベル1 バンド弱

  • 両手を壁につき支持します。
  • 足を開いた状態から閉じます(内転)
  • 足を閉じた状態から開きます(外転)
  • 10〜15回を2〜3セット行います。
  • 同じく反対の足も行います。
サークル3A 下肢筋出力エクササイズ① 股関節内転・外転レベル1
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サークル3B 下肢筋出力エクササイズ② 膝の屈伸

膝の屈曲

  • 椅子に座って足首にバンドを巻きます。
  • 膝を伸ばした状態から曲げます(屈曲)
  • レベル1〜3はバンドの強弱で決めます。
  • 10〜15回を2〜3セット行います。
  • 同じく反対の足も行います。
変形性膝関節症(サークル3B 下肢筋出力エクササイズ② 膝の屈伸)膝の屈曲
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サークル4A 日常生活エクササイズ① 立ち上がり

レベル1 支えあり

  • 壁に片手をつき支持します。
  • 階段昇降動作を交互に繰り返します。
  • 各足10〜15回を2〜3セット行います。
変形性膝関節症(サークル4A 日常生活エクササイズ① 立ち上がり)レベル1
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サークル4B 日常生活エクササイズ② 階段昇降

レベル1 支えあり

  • 壁に片手をつき支持します。
  • 階段昇降動作を交互に繰り返します。
  • 各足10〜15回を2〜3セット行います。
変形性膝関節症(サークル4B 日常生活エクササイズ② 階段昇降)レベル1
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当院の変形性膝関節症へのアプローチ

当院では、変形性膝関節症に対して「痛みをやわらげるアプローチ」と「原因を改善するアプローチ」の2本柱でサポートしています。

みに直接アプローチする

変形性膝関節症は、単に軟骨の問題ではなく、滑膜・脂肪体・半月板・靭帯・筋肉など、さまざまな組織が痛みに関与しています。

  • どの組織が痛みを出しているのかを見極める
  • その組織の状態(炎症・硬さ・滑走性)を評価する
  • 徒手療法や物理療法でピンポイントに対応する

当院では、これらによりことで、痛み・腫れ・動かしにくさの早期改善を目指します

変形性膝関節症治療

因にアプローチする

膝の痛みの背景には、

  • 膝の内側への負担集中
  • 歩き方や体の使い方の崩れ
  • 股関節や体幹の機能低下

といった力学的な負荷が関係しています。

当院では、

  • 動作分析(歩行・立ち上がりなど)
  • 関節の可動域・筋機能の評価
  • それぞれに合わせた運動療法(リハビリ)

を行い、負担のかかり方を見直し、再発・進行の予防につなげます

院の強み

  • 痛みの原因を“組織レベル”で評価
  • 専門的な徒手療法・物理療法・運動療法
  • 一人ひとりに合わせたオーダーメイド対応
変形性膝関節症リハビリ
麻多 聡史
院長

この記事を書いた人

アルコット接骨院院長
柔道整復師
フットケアトレーナーマスターライセンス、足爪補正士、テーピングマイスター、IASTMマニュアルセラピスト、FMS 、SFMA、FCS、BPL mentorship program修了、マイオキネマティック・リストレーション、ポスチュラル・レスピレーション、ペルビス・リストレーション、インピンジメント&インスタビリティ修了 脚の長さコーディネーター