踵骨下滑液包炎を起こした剣道選手に対するヒールパッド作製

踵(かかと)の骨の下にコリコリとした米粒のようなものができて、それを踏むとピリッとした痛みや熱感が生じることがあります。

これを踵骨下滑液包炎(しょうこつかかつえきほうえん)や漿液性粘液嚢炎(しょうえきせいねんえきのうえん)などといいます。剣道の選手など裸足で強く踏み込む競技に多くみられます。

滑液包というのは、人間の身体のさまざまな部分に点在していて、摩擦を軽減するための組織です。ここにストレスがかかり炎症を起こし痛みを引き起こします。足底腱膜炎とは明らかに違う病態です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

踵骨下滑液包炎

今回はこのような症状に対して踵を保護し、痛みを軽減させるパッドを作製したので記載します。

荷重位のフットプリントでは、右足(前足)の踵の下、コリコリに一致した部分に強い圧がかかっています。

 

フットプリントから踵の形状に合わせて型紙を作ります。

 

それをソルボの3mmのシートに転写し切り取ります。

 

踵骨下滑液包炎パッド

本人の踵の形状から作製するため、ピッタリ合います。
ここからさらに、縁をなだらかに削ります。

 

テーピングで貼り付けズレないようにします。実際はこの上から伸縮テープのソフトタイプなどで巻いて動かないようにします。

一度、コリコリした状態になってしまうと、物理療法や徒手療法で改善は難しく、患部をしっかりと保護することが重要になってきます。

踵の痛みでお悩みの方、病院で足底腱膜炎だといわれたけどなかなか治らない方、ぜひ一度当院にご相談ください。