次のような症状はありませんか?
- 慢性的な肩こり、頭痛、腰痛
- 治らないむち打ち症
- 重だるい痛み
- つっぱるような痛み
- 繰り返すこむら返り
- 原因不明なしびれ
筋膜リリースのご紹介
痛みがある部分では、筋膜組織の癒着や肥厚がみられます。
筋膜の癒着を特殊な器具を使って分解することで、ヒアルロン酸が排出され、筋膜の滑りを回復させます。
癒着が改善するとわずかな発赤がみられます。血流が改善した証拠です。
通常は施術後すぐに効果がみられます。
筋膜とは
”筋膜”は筋肉を包む膜ですが、1つの筋肉だけを包んでいるわけではありません。
全身をくもの巣のように張り巡り、身体を支えている重要な組織です。
そのため痛みを感じている場所ではなく、筋膜を介して他の場所に原因が隠されていることもあります。
筋膜障害とは
癒着した筋膜はその部位だけでなく身体全体に影響を与えます。
「筋膜障害」といわれる状態です。筋膜は水分を失うと、全身タイツを引っ張られたような窮屈な状態になります。
たとえば筋膜の癒着が腰に起こった場合でも、首の動きが制限されこともあります。
使用するツール
従来の治療法(消炎鎮痛剤・従来の電気治療)では、筋膜障害には効果が低いということがわかってきました。
当院では筋膜障害に対して、IASTM Tools(Instrument-Assisted Soft-Tissue Mobilization)を使用します。
IASTMは筋膜障害を治療する全く新しいツールです。
IASTMは中国伝統医学のカッサを発展させたもので、特殊なステンレスで作られたツールです。
5種類のツールを用いて、筋膜を解きほぐすテクニックです。今までにない劇的な回復効果が期待できます。
なぜこんなに効くの?
癒着した筋膜に刺激を与えると、わずかな炎症反応を引き起こします。
この炎症反応によって、癒着組織の再吸収を促し治癒を促進します。
筋膜の癒着は手術、不良姿勢、繰り返しの損傷などにより発生し、それを分解することで完全な状態へ回復させます。
皮膚の赤みは改善の証
筋膜の癒着をはがし局所的な炎症が起こることにより、皮膚の一時的な赤みを起こします。
この赤みはあざのように見えますが、瘢痕・癒着から解放された証です。
慢性的に硬くなった筋肉や血管が一気に解放されることにより、不快感を感じることもありますが、「可動域が増加している」「症状が軽減している」という感覚があれば問題ありません。
なお、この皮膚の赤みは数日~1週間ほどで消えますので、ご安心ください。
治療の頻度
1か所につき2~3分行い、全体で15~30分ほど行います。
次の治療までに最低24時間以上は間隔を空けなければなりません。
通常ですと、2〜3週間に1回ほどを目安に行います。試合や練習がない日に行うのが理想です。
効果の持続期間
筋膜の癒着による痛みの場合は、ある程度の効果の持続が見込めます。
しかし長期間にわたり筋膜に癒着があると、筋膜が間違った形状を記憶してしまいます。
そのため一度症状の改善しても、再度筋膜に負担がかかってしまうことがあります。
筋膜が解放した状態を維持しつつ、筋膜に負担がかからないように姿勢や日常生活などを見直すことが大切です。
料金
※肉離れやむち打ちなど外傷によるものは、健康保険+1,650円です。交通事故によるものは窓口負担0円です。慢性痛には健康保険は適応にならず4,180円です。
服装について
なるべく患部の皮膚が出るような服装をご準備ください。
アンダーウェア、スポーツタイツなどの薄く皺になりにくい素材の上からでも施術は可能ですが、効果は若干下がります。
当院について
当院は痛みや骨格のプロフェッショナルである柔道整復師が3人在籍しており、皆さまのお体のトータルケアいたします。
営業時間
当院は完全予約制です。日曜のみ休診です。
アクセス
■ 石川県金沢市小立野3丁目24−12
■ 北鉄バス「小立野3丁目」バス停すぐ
■ マルエーさんから石引寄りに徒歩1分
■ 介護施設「れんげの郷」さん隣
■ 富山・福井など遠方からも通院可能
■ 当院裏に駐車場7台あり