子どもの足 外来
インソールと運動で、
子どものたち足を守る。

子どもの足 外来
インソールと運動で、
子どもたちの足を守る。
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お子さまの足についてお悩みはありませんか?
- 足の形が気になる
- 姿勢が悪い
- 歩き方がおかしい
- よくケガをする
- バランスが悪い
よくある足のトラブル


外反母趾・内反小趾

外反母趾とは、足の親指が小指側に曲がってしまう状態のことをいいます。「ヒールを履く人に多い」と思われがちですが、実は小中学生にもよく見られる症状です。
一方、「内反小趾」は、小指が内側に曲がってしまう状態のことを指します。この状態になると、足の外側で踏ん張ることが難しくなり、バランスが崩れやすくなります。
足の骨バランスが崩れると外反母趾のリスクが増加
人の体には206個の骨がありますが、そのうち足元だけで56個もの骨が集まっています。この骨のバランスが崩れることで、外反母趾や内反小趾が発生しやすくなります。
インソールを使って足の骨の配列を整えることで、外反母趾の進行を予防し、足の負担を軽減することが期待できます。



浮きゆび

「浮きゆび」とは、足の指が地面につかず、浮いてしまっている状態のことです。この状態になると、体重がかかと寄りになり、バランスが崩れやすくなります。
足の指を使わない生活が「浮きゆび」の原因に
原因のひとつは、普段から足の指をしっかり使えていないことです。
近年、足裏を使った遊びや運動をする機会が減り、足裏の筋肉が発達しにくくなっています。その影響で、土踏まずが十分に形成されない子どもも増えてきています。



扁平足

土踏まずが低い、またはほとんどない状態を「扁平足」といいます。
単に土踏まずが低いだけであれば、痛みや不調が出ないことも多く、大きな問題にならない場合もあります。
かかとが内側に倒れる足
かかとが内側に倒れ込む状態を「外反足」といい、さらに扁平足を伴うと「外反扁平足」と呼ばれます。
乳幼児は生まれつき土踏まずがなく、成長とともに筋肉や靭帯が発達し、7〜10歳頃にかけて徐々に形成されていきます。しかし、7〜10歳を過ぎても土踏まずができず、かかとが内側に倒れたままの状態になっていると「外反扁平足」となります。
多くの場合、症状が出ないこともありますが、重度の外反扁平足や、痛み、転びやすさ、疲れやすさ、歩き方の異常がある場合は、適切なケアや治療が必要になります。

第2〜5趾の変形

親指(母趾)以外の指には、さまざまな変形が起こることがあります。代表的なものに、槌趾、ハンマー趾、鉤爪趾などがあります。
特に子どもの場合、つま先が狭い靴やサイズの合わない小さい靴を履くことで、指の変形が進むことがあります。早期に適切な治療を行えば、多くの場合は改善しますが、大人になって変形が固定してしまうと、元の状態に戻すことが難しくなります。
足に合った靴を選び、早めの対策を心がけましょう。
足の指が巻き込む症状
「カーリー(curly)」は巻き込んだ・縮れた、「トゥ(toe)」はつま先を意味します。
カーリートゥとは、足の指の第1関節と第2関節が曲がり、指の腹が内側を向いてしまう状態のことです。特に第4趾や第5趾に多く見られ、ほとんどの場合、両足に症状が現れます。原因としては、足の運動機能の低下や合わない靴を履くことが挙げられますが、生まれつきのケースもあります。
特に10歳までの子どもに多く見られる症状です。

子どもの足について


子どもの足に異変?70%が内反小趾に
NPOオーソティックスソサエティーが子どもを対象に、足のサイズや指の変形、足裏の接地具合を調査しました。その結果、子どもたちの 47% に「浮きゆび」、70% に「内反小趾」、4% に「外反母趾」が見られました。
さらに、この調査から、これまで「日本人の足は甲高幅広」とされてきた常識とは異なり、日本人の子どもたちの足は、むしろ 甲まわり(足囲)が細め の傾向にあることがわかりました。

猫背や転びやすさの原因は足元かも
本来、足の裏は土踏まずを除くすべての部分が地面についているのが理想です。しかし、足のゆびが地面についていないと、 重心がかかと寄りになり、猫背や血流の悪化などの影響を受けやすくなります。
また、小指が曲がってしまうと 体のバランスが崩れ、転びやすくなったり、走るのが遅くなったりする ことがあります。
人間の体はバランスが悪くなると 無意識に緊張状態 になり、浮きゆびや内反小趾があると、成長期の体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

足の成長は一生の土台!正しい靴選びを
1〜3歳頃の子どもの足は、ほとんどが軟骨でできており、足裏全体を使って歩きます。3〜6歳頃になると、徐々に土踏まずが形成され始め、12〜17歳頃には大人と同じような形になります。
足の成長が完了するのは17歳頃 で、人生の約 4分の1もの時間をかけて発達していきます。
「すぐに小さくなるから」と 必要以上に大きいサイズの靴を選んでしまうと、足の正しい成長を妨げる ことがあるため、注意が必要です。

提供サービス


成長に合わせた正しいサイズ選び
2歳ごろまでは、 1年間に約1.5~2cm、2〜3歳の間は約1cm足が成長するといわれています。当院では、お子さまの成長に合わせて 正確なサイズ計測を行い、適切な靴選びをサポートいたします。



シューズ選びのアドバイス
足のサイズ計測の結果をもとに、お子さまに合ったシューズ選びをアドバイスいたします。「いつ頃から、どのようなシューズを履かせればいいのか?」といった疑問にも、用途に応じて分かりやすくご説明 いたします。



あなただけのインソール作製
子どもの足のトラブルは、実は幼い頃から始まっています。
正しい靴選びやインソールを活用することで、足の負担を軽減し、健やかな成長をサポートできます。
当院では、高校生以下の方を対象に 特別割引制度 をご用意しております。お気軽にご相談ください。
水曜・日曜は休診です。

専門トレーナーによる個別プログラム

成長期のお子さまの運動発達や感覚統合をサポートする運動療法を提供しています。姿勢や歩き方の基礎となる 「目の動き」 や 「脳の働き」「感覚機能」 にアプローチするエクササイズを行い、バランスの取れた発達を促します。
月に1〜2回のペースでの継続が理想的です。専門のトレーナーが、一人ひとりに合わせたプログラムを担当いたします。
水曜・日曜は休診です。
踏むだけで体が変わる。 足裏センサートレーニング。
現代の生活では平らな床ばかりを歩くため、足裏センサーが働かずにサボってしまい、姿勢が崩れたり転倒しやすくなったりします。
「アダプベース」は、足裏センサーを目覚めさせ、姿勢や歩行の改善、スポーツパフォーマンス向上をサポートするトレーニングマットです。

料金について
料金について
検査料
お子さまの 足の状態や成長の過程、姿勢や歩き方などを細かく分析し、わかりやすくお伝えします。
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オーダーメイドインソール
一人ひとりの足に合わせた完全オーダーメイドのインソールを作製し、足元から体のバランスを整えることで、さまざまな不調の改善をサポートします。

運動療法
お子さまの運動発達に合わせ、姿勢や歩き方の改善に特化したエクササイズをマンツーマンで指導いたします。









よくある質問
- どのようなことをするのですか?
お子さまや親御さんから詳しくお話を伺い、足のトラブルの原因を見極めます。
・足に疾患がある場合 → インソールの作製
・靴選びが合っていない場合 → 適切な靴選びをサポート
・姿勢や歩き方に問題がある場合 → インソールや運動療法で改善それぞれの原因に応じた適切な対応を行い、お子さまの足の健康をサポートします。
- 相談にだけ伺ってもいいですか?
はい。ご相談だけでも大丈夫です。
サイズ計測や姿勢、歩き方のバランスなどを分析して、シューズの選び方などをお伝えいたします。
検査料3,300円をいただきます。
- 子供の姿勢が悪いのが気になります・・・
お子さまの姿勢に関するご相談が、当院へのご来院理由で最も多く寄せられています。
姿勢が悪くなる原因はさまざまですが、お子さま一人ひとりによって異なります。
まずは詳しくお話を伺い、お子さまの姿勢の問題を正しく理解したうえで、最適な対応をご提案いたします。
- 側彎症といわれたのですが、改善しますか?
思春期の側彎症について100%の効果を保証するものではありませんが、インソールや運動療法の効果はある程度認められております。
担当の医師との連携をとりながら進めていくのが最良と考えます。
- インソールを作ってもすぐに小さくなるのでは?
成長期のお子さまは、足のサイズが変わるため、インソールも定期的に作り直す必要があります。
そのため、当院では成長期のお子さまや学生の方が負担を少なくインソールを購入できるよう、特別割引制度を設けています。
- インソールが完成するまでどれくらいの期間がかかりますか?
最短で当日納品が可能です。
お急ぎでなければ、シューズをお預けいただき、後日納品でも構いません。
- 障害(発達障害、ダウン症、自閉症など)を持っていますが大丈夫でしょうか?
小児の外反扁平足は、精神発達の遅れを伴う疾患と関連することがあるといわれています。
当院は完全予約制のため、落ち着いた環境で、本人のペースに合わせてじっくりとお話をお伺いします。安心してご来院ください。
- 健康保険やこども医療証、障害手帳は使えますか?
健康保険およびこども医療証、障害手帳などはご使用できません。
すべて自費になります。