
デッドリフトのフォーム修正に
しっかり対応します
デッドリフトは下半身や体幹を効果的に鍛えられるトレーニングですが、フォームが崩れた状態や過度な高重量で行うと腰に大きな負担がかかります。
腰に違和感や痛みがある場合は、「軽いから大丈夫」と自己判断せず、早めに評価・対応を行うことが重要です。適切なフォームの修正や負荷の調整を行うことで、再発予防と安全なトレーニングにつながります。
このような場合はご相談ください
デッドリフトをすると腰に痛みが出る
腰の張りや重だるさが続く
背中が丸まる・反りすぎる
重量を上げると腰に負担を感じる
腰ばかりに効いてしまう
再開するとすぐ痛みが出る
再発を繰り返している
フォームが正しいかわからない・不安がある
床に置いたバーベルを持ち上げる動作で、下半身(お尻・太もも)と体幹を中心に鍛える基本的な筋トレ種目です。
股関節を使って持ち上げる動き(ヒップヒンジ)が特徴で、正しく行うことで全身の筋力向上や動作改善に効果があります。
次のような腰に負担が集中するフォームになると、痛みやケガの原因になります。
- 背中が丸まったまま引いている
- 股関節を使えず、膝や腰だけで持ち上げている
- バーベルが体から離れている
- 体幹が不安定で腰が反りすぎる
デッドリフトを安全に行うためには、4つのチェックポイントを確認することが大切です。
もしそのうち1つでもクリアできていない場合は、デッドリフトを開始する前に修正エクササイズで動きを整える必要があります。
両脚を自由に動かせる
- つま先が天井を向くようにして仰向けに寝ます。
- 片方の脚をまっすぐ保ったまま、膝を曲げずにできるだけ高く挙げます。
- 反対側の足のつま先の方向は変えないように注意します。
- 挙げている方のくるぶしが反対側の膝を越えられればクリアです。
体幹を固めることができる
- 腕立て伏せの姿勢をとります。
- 体幹を固めたまま身体を一つのユニットとしてプッシュアップを行うことができればクリアです。
- 上半身と骨盤がバラバラに動かないように注意します。
股関節のヒンジ動作ができる
- 股関節を中心に前屈し脊柱の適度な弯曲を保ちながらつま先を触れることができればクリアです。
肩甲骨を安定させることができる
- パートナーはしっかりと手をつかみます。
- 肩甲骨を引き下げ、内側に寄せます(下制・内転)
- 肩を外旋させ、安定させます。
- 肩の安定性を保ちながらパートナーが引くタイミングに合わせて股関節を中心に起き上がることができればクリアです。
- 大腿と腹部を接触して腹圧を高めた状態で深呼吸を繰り返します。
- 横向きや片脚を伸ばした状態でも行います。
Strap Assisted Straight-Leg Stretch
- 仰向けになり、ストラップを足にかけて固定します。
- ストラップを両手で持ち、足首を背屈(つま先を上に向ける)した状態にします。
- ストラップを引きながら脚をゆっくり持ち上げ、抵抗を感じる位置まで上げます。
- 抵抗を感じる位置で保持し、抵抗が弱くなったらストラップを少し引き寄せてさらに伸ばし、その位置で再び保持します。
股関節の動きと安定性を高め、脚をまっすぐ上げる動作の改善を目指します。
- 仰向けに寝て、両足のかかとをボルスターの上に乗せます
- 両脚を伸ばしたまま、できる範囲で股関節を約90度まで上げます
- 片脚をゆっくり下ろし、かかとがボルスターに触れるまで下げます
- もう一方の脚は動かさず同じ位置をキープします(骨盤が傾かないように注意します)
- 下ろした脚をゆっくり元の位置に戻します
- 左右交互に繰り返します
- 腰が反ったり浮いたりしないようにする
- 動作はゆっくりコントロールして行う
- 骨盤を安定させたまま行う
- 無理に90度まで上げようとしない
- 呼吸を止めずリラックスして行う
- 修正エクササイズをもっと見る
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Leg Raise Core Engagement
仰向けでヒップヒンジ動作と体幹の安定性を高めることが目的です。
- 仰向けになり両手でハンドルを握ります。
- 肘を伸ばしたまま、ハンドルを床方向へ引き下げて保持します。
- その姿勢を保ったまま、片脚を膝を伸ばした状態で持ち上げます。
- 反対側の脚は床につけたまま動かさないようにします。
- 挙げた脚をゆっくり床へ戻します。
- 同時に腕を頭の上の開始位置へ戻します。
- 反対側の脚でも同様に繰り返します。
- 両足のつま先は上に向け、骨盤が左右に傾かないように注意します。
片膝立ち姿勢で上半身の可動性と下半身の安定性(運動コントロール)を高めることを目的とします。
- 片膝を股関節の真下に置き床につけます。もう一方の脚は前に出し、膝が足の真上にくるようにします。前脚・後ろ脚ともに股関節と膝が約90°になる「90/90ポジション」を作ります。
- 動作中は、耳・肩・股関節・膝が一直線になるように背筋を伸ばし、できるだけ背を高く保ちます。
- ケトルベルのハンドルを持ち、底を上に向けて持ち、ゆっくりと頭の周りを回すように動かします。頭は動かさずケトルベルを動かす。
- 次は反対方向に回すようにして同じ動作を繰り返します。
正しいヒップヒンジやスクワット動作に必要な身体感覚を高めることを目的としています。
- 足を揃えて立ち、フォームローラー(ハーフカット)の上に前足部を乗せます。
- 背筋を伸ばし、できるだけ背骨を長く保つ姿勢を取ります。
- 膝は軽く曲げた状態にし、両腕をまっすぐ伸ばし、手を天井に向かって上げます。
- 深く息を吸います。
- 息を吐きながら、あごを胸に近づけて体を前に倒します。
- 指先が足先に触れるように前屈します。指がつま先に届かない場合は、膝を少し曲げてつま先に触れるようにします。
- ゆっくりとコントロールしながら、元の立位姿勢に戻ります。
- 次はかかとをハーフフォームローラーに乗せ、つま先は床につけた状態にして、同様の動作を行います。
片脚立位での安定性とヒップヒンジ動作の強化するレーニングです。
- 足を肩幅に開いて立ちます。
- バーを頭・胸椎・仙骨の3点に触れるように背骨に沿わせて持ちます。
- 片脚で立ち、膝を軽く曲げた状態を保ちます。
- 股関節から体を前に倒すようにヒップヒンジ動作を行います。
- 同時に、反対側の脚は後方へ伸ばします。
- 動作中は、バーが頭・胸椎・仙骨の3点に接触した状態を維持します。
- ハムストリングスにストレッチ感が出る位置まで行います。
片脚を固定しながらもう一方の脚を伸ばすことで体幹の安定性を高めるエクササイズです。
- うつ伏せの状態から両手を床についたプランク姿勢を取ります。
- 両脚はまっすぐ伸ばし、足幅は肩幅程度に開きます。
- この姿勢を保ったまま、片脚をまっすぐ後方へ持ち上げます。
- 腰が反らないように注意します。骨盤が左右に傾かないように体幹を保ちます。
- 脚は膝を伸ばしたまま、股関節から後方へ伸ばす(股関節伸展)ように動かします。
- 動作中は、脊柱・肩・骨盤のラインが崩れないように体幹を安定させます。
- ゆっくりコントロールしながら行います。
肩の安定性と股関節の可動性を高めながら、体幹を安定させるトレーニングです。
- 床で腕立て伏せの姿勢を取ります。
- 両腕と両脚はまっすぐ伸ばし、足幅は肩幅程度に開きます。
- 腕立て伏せの姿勢を保ったまま、片膝を胸に向かって引き寄せます。
- 脚を元の位置へ戻します。
- 同じ動作を反対側の脚でも行います。
- 動作に慣れてきたら、徐々にスピードとリズムを上げて行います。
- 運動中は常に背骨・骨盤・肩のラインが崩れないように体幹を安定させます。
- 腰が反ったり骨盤が左右に揺れないよう注意します。
支持基底面が変化する中で腰骨盤のコントロールと脊柱の安定性を高めるダイナミックな運動です。
- 足を肩幅に開いて立ちます。
- 体を前屈させてトータッチの姿勢を取ります。
- 必要に応じて膝を曲げ、手のひらが床につく位置まで体を下げます。
- 手を前方へ歩かせるように動かし、安定したプランク姿勢になるまで進みます。
- プランク姿勢を保ちながら、股関節から体を曲げます。(ヒップヒンジ)
- 手を足の方向へ歩かせて戻します。
- このとき、背中を安定させ、腰を反らせすぎないように注意します。
- 滑らない安全な床面で行うようにします。
仰向け(背臥位)からうつ伏せ(腹臥位)、またはその逆へと左右に回転する協調的なローリング動作です。
セグメンタルローリングとは異なり、体を一つのユニット(一本の丸太のように)として回転させるのが特徴です。
- 仰向けに寝て、両腕は頭の上に伸ばします。両脚はそろえます。
- かかとと腕を床からわずかに浮かせます。
- 体を一つのまとまりとして保ったまま、仰向けからうつ伏せへ回転します。
- 一度短く静止し、再び腕と脚を少し床から浮かせ、体を一体のまま回転させて元の仰向けの姿勢へ戻ります。
- 仰向け → うつ伏せ(屈曲方向):リラックスした呼気で行う
- うつ伏せ → 仰向け(伸展方向):吸気で行う
- 体を分けて動かさず、頭から足まで一塊で回転することを意識します。
- 腰や肩がねじれないように注意します。
フォームを整えるだけで、デッドリフトの安定感と安全性は大きく変わります。まずは動画で正しい動きを確認してみてください。
麻多 聡史院長
アルコット接骨院院長
柔道整復師
フットケアトレーナーマスターライセンス、足爪補正士、テーピングマイスター、IASTMマニュアルセラピスト、FMS 、SFMA、FCS、BPL mentorship program修了、マイオキネマティック・リストレーション、ポスチュラル・レスピレーション、ペルビス・リストレーション、インピンジメント&インスタビリティ修了 脚の長さコーディネーター