
前十字靭帯損傷について(原因と症状)
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前十字靭帯損傷について(原因と症状)
前十字靭帯損傷とは?
膝前十字靱帯(Anterior Cruciate Ligament:ACL)は、膝関節の安定性を保つうえで最も重要な靱帯のひとつです。
大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)をつなぎ、特にスポーツ中の「膝のねじれ」や「前方へのずれ」を防ぐ働きをしています。
ACLが一度断裂してしまうと、自然治癒はほとんどなく、膝のぐらつき(不安定感)や、スポーツ中の“膝崩れ”が起こりやすくなります。そのため、再び競技に復帰するためには、多くの場合で手術(ACL再建術)が必要になります。

なぜ自然治癒しない?
靱帯が損傷したとき、その治り方は「どこに存在する靱帯か」で大きく異なります。たとえば内側側副靱帯のような関節の外にある靱帯は、自然治癒が期待できますが、ACLのような関節の中にある靱帯では、自然治癒がほとんど起こりません。


ACLは、関節液(滑液)に囲まれた環境にあります。この特殊な環境のため、損傷後に「自然にくっつく(自然治癒)」ことがほとんどありません。
その理由は主に次の3つです。
① α平滑筋アクチンによる断端の「引き込み」
ACLが断裂すると、その断端の表面にα平滑筋アクチン(α-SMA)というタンパク質が多く現れます。
これは、筋肉のように収縮する性質をもつ細胞(筋線維芽細胞)に含まれており、損傷した靱帯の断端を中心方向へ引き込む作用があります。つまり、靱帯の両端が離れてしまい、近づくことが難しくなるのです。
② フィブリン血栓(橋渡し構造)ができない
関節外靱帯(MCLなど)では、損傷後にフィブリン血栓(血液のかさぶたのような組織)が形成されます。
このフィブリン血栓が、時間の経過とともにコラーゲン線維へと置き換わり、靱帯同士をつなぐ“橋渡し”の役割を果たします。しかしACLのある関節内では、関節液の中に線維素溶解酵素(フィブリンを溶かす酵素)が存在しているため、このフィブリン血栓が形成されません。つまり、断裂した靱帯同士をつなぐ「橋」が最初から作られないため、再生が起こらないのです。
③ epiligament(靱帯被膜)の再生が逆に障害となる
ACLでは、断端の表面にepiligament(靱帯被膜)と呼ばれる組織が再生します。これは本来、靱帯を覆っている滑膜様の薄い組織です。
しかしACLでは、このepiligamentが断端同士をつなぐのではなく、別々に再生してしまうため、かえって断端が覆われ、連続性が再構築されにくくなるのです。
一方、MCL(関節外靱帯)では、断端のepiligamentは再生せず、すぐに線維芽細胞が増殖してコラーゲン線維を作り始めます。
前十字靭帯の構造
ACLは膝関節の中央部にあり、大腿骨外側顆の後内側から、脛骨の内側顆間隆起の前外側へと斜めに走行しています。


靱帯は2つの束(バンド)で構成され、それぞれ膝の動きに応じて異なる役割を果たします。
- 前内側線維束(AMB):膝を伸ばした時に強く張る
- 後外側線維束(PLB):膝の屈伸に合わせて緊張と弛緩を繰り返す
ACLの主な働きは、
- 脛骨の前方への動きを制御する
- 膝の内旋や外反、過伸展を防ぐ
- 関節内の転がり(rolling)や滑り(gliding)をスムーズにする
このようにACLは、膝関節の静的・動的安定性を担う中心的な存在です。

前十字靭帯損傷の原因
ACL(前十字靱帯)の断裂は、スポーツ活動中に最も多く発生します。特に、以下のような急な動きや方向転換の瞬間に起こることが多いです。
- 走っていて急に方向を変える(カット動作)
- 急停止する(ストップ動作)
- ジャンプからの着地の瞬間
これらの動作では、膝関節にねじれ(回旋)と外反(X脚方向)のストレスが同時にかかり、関節内の前十字靱帯に強い引き伸ばし(伸張)ストレスが生じます。その結果、靱帯が切れてしまうのです。
ACLが断裂した瞬間には、「ゴリッ」「ボキッ」といったポップ音を感じることがあります。同時に、膝が崩れるようにガクッと力が抜けて転倒してしまうことが多くみられます。


接触型損傷(コンタクト型)
相手や物にぶつかったり押されたりすることで膝に強い外力がかかり、靱帯が切れるタイプです。
例:タックルを受ける/膝の上に人が乗る/転倒時に他人の足に引っかかる など。
非接触型損傷(ノンコンタクト型)
相手とぶつからず、自分の動きの中で切れてしまうタイプです。
例:ステップや方向転換、ジャンプの着地など。
ACL断裂の中で最も多いのがこのタイプです。
軽い動きでも、姿勢や筋力のバランスが悪いと受傷してしまいます。


介達型損傷
直接ぶつからなくても、間接的に強いねじれや回転の力が加わるタイプです。
例:スキー板が雪に引っかかって上体だけが回る/高いところから飛び降りてねじれて着地 など。
ACL損傷の男女比
年間の発生数は人口10万人あたり30〜78件とされ、再建手術数も年々増加傾向にあります。
総発生数では男性がやや多い
Sandersらの1,841例の調査によると、
男性:1,096例(59%)
女性:745例(41%)
人口10万人あたりの年間発生数は男性:81.7件、女性:55.3件となっています。
「発生リスク」は女性の方が2〜3倍高い
「1,000回の練習・試合あたりの発生回数(per 1,000 AEs)」で比較すると、女性は男性より約2〜3倍の頻度でACL損傷を起こすことが明らかになっています。ACL損傷の発生数そのものは男性が多いが、リスク(確率)は女性が高い、というのが実際の状況です。
年齢別ピーク
- 男性:大学生頃にピーク
- 女性:高校生頃にピーク
女性の高校生世代は、競技強度が高くなる一方で、体幹・股関節の安定性や神経筋制御が未成熟であることもリスク要因とされています。
前十字靭帯損傷の症状
- 関節内で出血(関節血腫)が起こる
- 膝全体が大きく腫れる
- 膝がぐらぐらして安定しない
- 膝が完全に伸びない・曲がらない
- 力が入りにくい
症状が落ち着いてくると、患者さん自身は「もう運動できそう」と感じることがあります。ですが、ACLは一度切れると自然に治ることはほとんどありません。
この膝崩れを繰り返すと、半月板や軟骨にも負担がかかり、二次的な損傷(半月板損傷・変形性膝関節症など)へ進行することもあります。

膝崩れ(Giving Way)現象
炎症が落ち着いた後に現れる「膝崩れ」
ACLを損傷した直後は、痛み・腫れ・可動域制限などの急性期症状が強く出ます。
しかし、初期治療やリハビリによって炎症が治まり、歩行などの日常生活に支障がなくなってくると、次に問題となるのが「膝崩れ(Giving Way)」です。

ACL断裂による膝の制御不全
ACLは、膝の安定性を保つために
- 大腿骨と脛骨の前後方向のズレ(前方剪断)
- 膝のねじれ(回旋)
を制御しています。ところが、ACLが断裂してしまうと、この前方へのズレと回旋を止める力が失われます。その結果、大腿骨と脛骨の運動軸がずれ、膝関節が一瞬「外れるような」状態(亜脱臼)になります。この現象が、いわゆる膝崩れ(Giving Way)です。

なぜ膝崩れが起こるのか
ACL断裂膝では、前方剪断力と回旋制動力が働かないため、
サイドステップ・ストップ・ジャンプ着地など、膝にひねりが加わる動作で関節の軸がずれてしまいます。初期の炎症が治まり、見た目には膝が「治ったように」感じても、ACLが断裂したままでは
- 骨の運動軸がズレる
- 関節が不安定になる
- 膝が「ガクッ」と抜ける
といった症状が残ります。
膝崩れが起きやすい動作
膝崩れは、初回受傷時と同じような状況で再び起こります。
特に以下のような動作が危険です:
- 方向転換(カッティング動作)
- 急停止(ストップ動作)
- ジャンプ後の着地
- 片脚での踏み込み・ターン動作

テーピング・装具の限界
装具やテーピングで膝をサポートしても、ACLが担う本来の回旋制御機能を完全に代替することはできません。
直線的な動作(ジョギング・ランニング)は可能でも、方向転換や競技動作になると再び膝が崩れるケースが多いです。そのため、スポーツ復帰を目指す場合や再受傷を防ぎたい場合には、根本的に安定性を取り戻すためのACL再建術が推奨されます。
前十字靭帯損傷の検査
ラックマンテスト(Lachman Test)
膝を深く曲げずに行うため、受傷直後でも実施しやすい検査です。
- 被検者は仰向けになります。
- 膝を15〜20°ほど軽く曲げた状態で、大腿骨をしっかり押さえながら、脛骨(すねの骨)を前方へ引き出します。
- 脛骨が前に動きすぎたり、「止まり(エンドポイント)」が感じられなければ陽性(=ACL損傷が疑われる)です。


前方引き出しテスト(Anterior Drawer Test)
膝を大きく曲げるため、受傷直後や痛みが強い場合には実施が難しいことがあります。
- 被検者は仰向けで、膝を90度に曲げます。
- 検者は被検者の足を自分の太ももで固定し、両手で下腿(すね)をしっかり持って前方に引き出します。
- 動きが大きく、「止まり」が感じられなければ陽性です。
Nテスト(N Test)
ACL損傷による「脱臼感」を再現するテストです。急性期(受傷直後)には行わないほうが安全です。
- 膝を外反・内旋させた状態で、膝を曲げ伸ばしします。
- 約15°の屈曲付近で、脛骨が「ガクッ」と前方へずれる感覚があれば陽性です。


ピボットシフトテスト(Pivot Shift Test)
Nテストと同様に、膝の回旋不安定性を調べるテストです。
- 膝を外反・内旋させながら、伸ばした状態からゆっくり曲げていきます。
- 約20°の屈曲付近で、脛骨が「ガクッ」と戻るような感覚があれば陽性です。
前十字靭帯損傷の治療
「手術による治療」と「手術をしない方法」があります
ACL損傷というと、まず「手術」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
実際、スポーツ復帰を目指す場合は、手術で靭帯を再建する方法(ACL再建術)が選ばれることがほとんどです。
一方で、次のような理由で保存療法(手術を行わない治療)を選ぶ方もいます。
- 今後スポーツをする予定がない
- 手術を受けたくない
- ご高齢である
- 近いうちに大切な試合や大会を控えていて、手術では間に合わない
成長期の子ども(小中学生など)は、骨の端にある「骨端線」という成長部分がまだ閉じていません。そのため、骨端線が閉じるまでは手術を控えるケースが多く、安静や軽い運動で経過を見ながらリハビリを行う方針を取ります。
前十字靭帯再建術
膝のACLが切れてしまった場合、膝の安定性を取り戻すために「再建術」という手術を行うことがあります。
日本では、自分の体の腱を使って新しい靭帯をつくる「自家腱再建」が一般的です。

1. 半腱様筋腱(ST法)
太ももの内側にある「半腱様筋」という筋肉の腱を使う方法です。
小さな切開で腱を採取し、トンネル状の穴を大腿骨と脛骨に作って新しい靭帯を通します。
術後は、骨と腱がしっかりとくっつくまでに約6〜12か月かかるとされています。
手術後1〜2年かけて徐々に靭帯は成熟していきます。
- 日本で最も多く行われている方法
- 術後の痛みが少なく、膝の伸びが悪くなる(伸展制限)ことが少ない
- 太ももの筋力(大腿四頭筋)の回復が比較的早い
- ただし、深く膝を曲げる動作(例:クラシックバレエなど)では力が入りにくくなることがある
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2. 骨付き膝蓋腱(BTB法)
膝のお皿(膝蓋骨)とすねの骨(脛骨)の間にある「膝蓋腱」の中央部分を、両端に小さな骨をつけて採取する方法です。
大腿骨と脛骨に作った穴に、この骨付きの腱をはめ込み、骨同士で固定します。この方法は「ART-BTB法」とも呼ばれ、日本でも広く行われています。
- 骨と骨で固定するため、術後の固定が非常に強い
- 体重が重い選手や、強い接触プレー(アメフト・柔道など)を行う競技に向いている
- 採取した膝の前面に痛みが残る場合(約20%)がある
- 太ももの筋力(伸展筋力)の回復が遅くなることがある
リハビリテーション
ACL再建術後のリハビリの目的は、「しっかり動き、安定して支えられる膝(=機能的な膝)」を取り戻すことです。
そのために大切なのは、次の3つをバランスよく回復させることです。
- 膝の動かす範囲(可動域)
- 膝の安定性
- 膝を支える筋力
ただし、リハビリでは「再建した靭帯に余計な負担をかけないようにする」ことも大切です。
つまり、「靭帯を守りながら、動きと力を取り戻す」という相反する目標を両立させる必要があります。
膝の可動域のリハビリ
手術直後は、靱帯を通す骨の穴(骨孔)と靱帯がまだしっかりくっついていません。
このため、無理に深く曲げたり伸ばしたりせず、安全な範囲で少しずつ動きを広げていくことが重要です。
【屈曲(曲げる動き)】
- 手術から2週間ほどは120°までの範囲で練習。
- 約3か月までに130°前後を目標にします。
- その後、4か月以降に150°以上の深い曲げ(正座ができる程度)を目指します。
- それ以上の無理な可動域練習は、骨の穴が広がってしまう恐れがあるため行いません。
【伸展(伸ばす動き)】
- 伸ばす動きは「機能的な膝」に欠かせないため、早期から積極的に伸ばす練習を行います。


筋力トレーニング
ACL再建術後は、太ももの前側(大腿四頭筋)が最も弱くなりやすい部位です。
ただし、この筋肉の収縮は靱帯に負担をかけやすいため、安全な角度・方法で鍛えることが重要です。
【非荷重位(座ってまたは寝た状態)での筋トレ】
- クアドセッティング(太ももに力を入れて膝を押しつける運動)
- SLR(膝を伸ばしたまま脚をゆっくり持ち上げる運動)
これらは無理な負荷をかけずに筋肉を刺激でき、膝の安定性を保ちながら筋力の衰えを最小限に抑える効果があります。
【荷重位(立った状態)での筋トレ】
手術後からクォータースクワット(浅い角度のスクワット)を開始します。
ただし、姿勢が悪いと膝に余計な負担がかかるため、注意が必要です。
スケジュール
ACL再建術では、損傷した靱帯を縫うのではなく、自分の別の腱を移植して新しい靱帯を作る手術です。
つまり、「修復」ではなく「再建」なので、リハビリでは移植した靱帯そのものよりも“固定している部分”の回復を重視します。
手術直後は、靱帯の両端を大腿骨と脛骨に固定しています。最初の安定性は、金属のボタンやスクリューによって支えられています。
その後、時間をかけて靱帯と骨が癒合し、さらにその周囲が滑膜に覆われて、自然な安定性が高まっていきます。

手術前リハビリ
手術後の回復は、手術前の膝の状態に大きく左右されます。
だからこそ、受傷直後から可能な範囲でリハビリを始め、次を目標に整えておくことが重要です。
- 膝がまっすぐ伸びること(伸展)を取り戻す
- 正座ができるくらいまで曲げられること(屈曲)を目指す
- 大腿四頭筋、特に内側広筋がしっかり収縮できる
- 松葉杖 → 片松葉杖 → びっこを引かない歩行 へ段階的に移行
- 痛みや腫れが強い時期は無理をせず、炎症を悪化させる強すぎる運動は避ける
手術〜1週間
- 翌日からリハビリ開始
- 冷却・圧迫で炎症コントロール
- 可動域の回復が最優先:ヒールスライドで曲げ伸ばしを練習(目標:1週で屈曲90°)
- 筋力:クアドセッティング、SLR、クウォータースクワットを開始
- 歩行:両松葉杖 → 片松葉杖 → 補助なしへ(術後5〜7日で到達する目安)
1〜4週間
- 屈曲可動域を90°→120°へ段階的に拡大(外反位にならないフォームで)
- 伸展が固い場合は持続的な伸展ストレッチを追加
- 階段練習(はじめは2足1段で安全に)
- スクワットのフォームを是正(膝はつま先と同じ向き・重心は後ろに引きすぎない)
4〜6週間
- 目標屈曲120°に到達
- 自転車エルゴメーター(軽負荷・短時間から)
- その場ジョギング・ステアマスター開始の条件を満たせば着手(姿勢と荷重バランスを重視)


8〜12週間
- 伸展は左右差0、屈曲は130°程度へ
- 条件を満たせば屋外ジョギングへ段階的に移行(歩きとのインターバル走から)
- 筋力強化の幅を拡大:ハーフスクワット、ランジ、片脚スクワット、レッグカール(ST採取例は負荷を慎重に上げる)
3〜4か月
- 屈曲140°を目標に
- 踏み込み・着地の練習(フォーム重視、スピードと負荷は段階的に)
- ジョギングは時間・速度を少しずつ増やす(例:1分走る→1分歩くを繰り返し、慣れたら走行時間を延長)
5か月〜
- 可動域の最終調整(正座の獲得を目標)
- 安定性評価や等速性筋力検査を実施
- 膝伸展筋力の左右比70%以上でノンコンタクト練習を開始(装具/サポーター/テーピング併用)


6.5か月〜復帰段階
- 伸展筋力左右比80%以上でコンタクト練習へ
- 競技復帰は、年齢・受傷状況・競技種目やレベル・動作の熟練度なども合わせて総合判断
再断裂は術後6〜7か月に増えやすい傾向があり、この時期の「部分復帰→本格復帰」の移行は特に慎重に行います。
スポーツ復帰基準
復帰の主な条件
- 着地・ストップ・ステップ・カッティングなどのアジリティ動作が安全に実施できる
- 膝の安定性が得られている
- 関節可動域が回復している
- 競技に必要な筋力・瞬発力・持久力が戻っている
当院でしかできない“競技復帰レベル”のリハビリとは?
カッティング・ジャンプ・ストップ動作の再学習
ACL再建後に最も重要な「止まる・切り返す」動作を、段階的にフォーム改善。
可動域・筋力だけでなく、“動作の癖”を修正
再受傷に直結する膝の入り込み、骨盤のブレ、股関節の使い方を徹底的に改善。
スポーツ特性に合わせた競技動作の復帰プログラム
バスケ・サッカー・バレー・陸上…競技別に必要な動作パターンに対応。

医療 × トレーニングの融合で、ACL損傷からの競技復帰を全力サポート
病院でのリハビリのみで競技復帰を行うことは、再断裂のリスクを高めます。
病院リハでは、股関節・体幹・足部との連動性や膝アライメント是正など、競技動作に不可欠なトレーニングが不足しがちです。
また、スペース・設備の制限や1単位20分という時間的制約から、ジャンプ・減速・切り返しなどの高度なスポーツ動作を十分に練習することは困難です。
このため、確実に復帰を目指すには、競技特性に応じたアスレティックリハビリテーションが不可欠です。

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この記事を書いた人
アルコット接骨院院長
柔道整復師
フットケアトレーナーマスターライセンス、足爪補正士、テーピングマイスター、IASTMマニュアルセラピスト、FMS 、SFMA、FCS、BPL mentorship program修了、マイオキネマティック・リストレーション、ポスチュラル・レスピレーション、ペルビス・リストレーション、インピンジメント&インスタビリティ修了