巻き爪の5つの原因とその対処法とは
巻き爪の専門家が徹底解説
巻き爪の5つの原因とその対処法とは
巻き爪の専門家が徹底解説
巻き爪の原因として次のようなものが考えられます
- 爪の切り方
- 歩き方
- 水虫
- 遺伝
- ネイルの影響など
巻き爪とは
巻き爪とは、爪が湾曲して皮膚に食い込んでいる状態のことです。主に足の親指にみられますが、手の指にみられることがあります。それではどうして巻き爪を起こすのでしょうか?
巻き爪とは
巻き爪とは、爪が湾曲して皮膚に食い込んでいる状態のことです。主に足の親指にみられますが、手の指にみられることがあります。それではどうして巻き爪を起こすのでしょうか?
巻き爪として原因として、以下の5つが考えられます。 対策も含めて詳しく解説します。
・間違った爪切り
・合わない靴 ・外反母趾
・悪い歩き方・運動不足
・爪の病気・ネイルの影響
・遺伝
巻き爪の原因①
間違った爪切り
深爪は巻き爪の原因になります。深爪した足の指に力が加わった際に、爪の先の皮膚が盛り上がり、爪が真っすぐに伸びにくくなることが原因です。
爪の両端が皮膚に刺さると炎症を起こし「陥入爪」となることもあります。
巻き爪の原因①
間違った爪切り
深爪は巻き爪の原因になります。深爪した足の指に力が加わった際に、爪の先の皮膚が盛り上がり、爪が真っすぐに伸びにくくなることが原因です。
爪の両端が皮膚に刺さると炎症を起こし「陥入爪」となることもあります。
対策
スクエアカット
爪を指の先端か、それより少し長めの位置でまっすぐ横に切ります。両端の角をヤスリでやや丸く整えます。(スクエアカット)
対策
スクエアカット
爪を指の先端か、それより少し長めの位置でまっすぐ横に切ります。両端の角をヤスリでやや丸く整えます。(スクエアカット)
対策
サイドはまっすぐ
なるべく左右対称に四角く切るようにしてください。足の爪は手の爪よりも伸びにくいため、3~4週間に1回切るとよいでしょう。
対策
サイドはまっすぐ
なるべく左右対称に四角く切るようにしてください。足の爪は手の爪よりも伸びにくいため、3~4週間に1回切るとよいでしょう。
巻き爪の原因②
合わない靴・外反母趾
足に合わない靴を履いていると、足先に圧迫や過度な荷重がかかり指が変形します。 たとえば窮屈な靴、ハイヒール、パンプスなどを履いたケースです。
親指が内側を向く「外反母趾」、指が木づち状に曲がる「槌指」、小指が内側を向く「内反小趾」がみられます。 さまざまな方向から爪が圧迫されて巻き爪を起こします。
巻き爪の原因②
合わない靴・外反母趾
足に合わない靴を履いていると、足先に圧迫や過度な荷重がかかり指が変形します。 たとえば窮屈な靴、ハイヒール、パンプスなどを履いたケースです。
親指が内側を向く「外反母趾」、指が木づち状に曲がる「槌指」、小指が内側を向く「内反小趾」がみられます。 さまざまな方向から爪が圧迫されて巻き爪を起こします。
大きすぎる靴
逆に大きすぎる靴も、靴の中で足が動いてしまい、爪を刺激したり、親指に力が入らなくなったりするため、巻き爪の原因になります。
大きすぎる靴
逆に大きすぎる靴も、靴の中で足が動いてしまい、爪を刺激したり、親指に力が入らなくなったりするため、巻き爪の原因になります。。
外反母趾の人は、足の母趾(親指)が外側に曲がり、人差し指の下に入り込みます。
歩く時に、地面と人差し指に親指がはさまれるのが特徴です。
親指の爪がまっすぐに伸びなくなり、巻き爪を起こしやすくなります。 また親指が地面に対して均一に接することができないため巻き爪の原因となります。
対策
正しい靴選び
靴はつまさきに1~1.5cmの余裕があり、足首、足の甲でしっかり固定できるものを選んでください。 脱ぎ履きしやすいように紐をほどいておくのはよくありません。
対策
正しい靴選び
靴はつまさきに1~1.5cmの余裕があり、足首、足の甲でしっかり固定できるものを選んでください。 脱ぎ履きしやすいように紐をほどいておくのはよくありません。
巻き爪の原因③
悪い歩き方・運動不足
もともと爪はトランペット状に丸まる性質をもちます。 歩くことで地面から力を受け、爪が平らになる仕組みです。
巻き爪の原因③
悪い歩き方・運動不足
もともと爪はトランペット状に丸まる性質をもちます。 歩くことで地面から力を受け、爪が平らになる仕組みです。
浮きゆび
歩き方に癖があり、足の指に力を入れずに「浮きゆび」で歩く場合、地面から足の指へ力が伝わりにくく、巻き爪になります。
あまり歩かない生活も巻き爪のリスクになります。 巻き爪の予防のため、適度に歩くことが必要です。
浮きゆび
歩き方に癖があり、足の指に力を入れずに「浮きゆび」で歩く場合、地面から足の指へ力が伝わりにくく、巻き爪になります。
あまり歩かない生活も巻き爪のリスクになります。 巻き爪の予防のため、適度に歩くことが必要です。
内股で歩いたり、つま先を極端に外側に向けて歩く人も巻き爪になりやすく要注意です。 靴の裏底をチェックしてみてください。内側あるいは外側ばかりがすり減っているのはよくありません。
巻き爪の予防のためには、正しい歩き方を身につけましょう。
対策
正しい歩き方
巻き爪にならないためには、足のゆびがしっかりと地面についていて蹴り出すことが必要です。
背筋・膝を伸ばし、体全体をまっすぐにします。 頭のてっぺんからひもで引っ張られるイメージです。 つま先を正面に向ける足を踏み出します。 かかとから着地して、足の裏全体に体重をかけてください。 上半身が前に出たら、小指に重心をかけます。 反対側の足が着地するときは、もとの足の重心は親指側に移ります。
腕を自然に振りながら、歩行をくり返してください。
対策
正しい歩き方
巻き爪にならないためには、足のゆびがしっかりと地面についていて蹴り出すことが必要です。背筋・膝を伸ばし、体全体をまっすぐにします。 頭のてっぺんからひもで引っ張られるイメージです。 つま先を正面に向ける足を踏み出します。 かかとから着地して、足の裏全体に体重をかけてください。
上半身が前に出たら、小指に重心をかけます。 反対側の足が着地するときは、もとの足の重心は親指側に移ります。 腕を自然に振りながら、歩行をくり返してください。
巻き爪の原因④
爪の病気・ネイルの影響
爪白癬(爪の水虫)になると、爪は分厚くなり巻いてくる傾向にあります。爪白癬は痛みがないので気づくのが遅れて巻き爪が進行してしまいます。
また爪が割れたり剥がれたりすると巻き爪や陥入爪になりやすくなります。サッカーや登山、マラソンなどで指先に激しい負荷をかけすぎると爪の周囲で炎症が起こり巻き爪の原因になります。
巻き爪の原因④
爪の病気・ネイルの影響
爪白癬(爪の水虫)になると、爪は分厚くなり巻いてくる傾向にあります。爪白癬は痛みがないので気づくのが遅れて巻き爪が進行してしまいます。
また爪が割れたり剥がれたりすると巻き爪や陥入爪になりやすくなります。サッカーや登山、マラソンなどで指先に激しい負荷をかけすぎると爪の周囲で炎症が起こり巻き爪の原因になります。
ネイルと巻き爪の関係
肌と同様に、爪が乾燥するとダメージを受けやすくなり、柔軟性が低下して巻き爪になります。 乾燥の原因は、加齢によるものやマニキュア・ジェルネイルに含まれる「除光液」です。除光液に含まれる「アセトン」は爪の水分を奪います。
巻き爪と爪の厚みの関係
家族性のもので生まれつき爪が薄い人がいます。 爪が薄いと外力を受けやすく、爪が巻き込みやすくなります。
ジェルネイルは固まるときに収縮して、爪に圧力をかけます。 薄くて乾燥した爪にジェルネイルをすると、圧力により巻き爪になります。
対策
適度な保湿を行う
爪の乾燥を防ぐため、スキンケアと同時にハンドクリームなどでネイルケアをするとよいでしょう。 爪の薄い人はジェルネイルは頻繁に行わず、保湿を心がけましょう。
対策
適度な保湿を行う
爪の乾燥を防ぐため、スキンケアと同時にハンドクリームなどでネイルケアをするとよいでしょう。 爪の薄い人はジェルネイルは頻繁に行わず、保湿を心がけましょう。
巻き爪の原因⑤
遺伝
巻き爪の発生に遺伝的要因が関係していることを指摘した複数の論文があります。 同じ家系内で巻き爪を持つ人がみられることがあるのは事実です。
また何回も治療しても再発する人がいます。 生まれつき爪が薄かったり、足の爪に体重がかかりにくい体格をしていたりするのが原因です。
家族内に巻き爪の人が見られる場合は、巻き爪の予防が必要でしょう。
巻き爪の原因⑤
遺伝
巻き爪の発生に遺伝的要因が関係していることを指摘した複数の論文があります。 同じ家系内で巻き爪を持つ人がみられることがあるのは事実です。
また何回も治療しても再発する人がいます。 生まれつき爪が薄かったり、足の爪に体重がかかりにくい体格をしていたりするのが原因です。
家族内に巻き爪の人が見られる場合は、巻き爪の予防が必要でしょう。
大して痛くないからといって、巻き爪を甘くみてはいけません。巻き爪は徐々に進行していき化膿や出血を引き起こします。速やかに巻き爪の専門家に相談しましょう。
- 巻き爪が悪化した写真を見る(刺激が強い写真が表示されます)