お子様の巻き爪で、お悩みはありませんか?
定期的に爪の周りを痛がる・・
スポーツをすると赤く腫れる・・
巻き爪がなかなか治らない・・
つい爪をむしってしまう
痛い治療はさせたくない
病院は怖い・・
お子さまが爪を痛がる場合のチェックポイント
01ポイント
短く切り過ぎていませんか?
02ポイント
爪のトゲが残っていませんか?
03ポイント
赤くなっていませんか?
子供の巻き爪の割合
当院の巻き爪患者さんを年齢別でみると、多くを占めるのが40〜59歳ですが、約12%が19歳以下であり決して少なくありません。
加齢が原因といわれる巻き爪ですが、実は8人に1人は「子供の巻き爪」です。
子供の巻き爪の症状
01症状
炎症
子供は多少痛くても我慢して過ごします。ハードな運動をしていると炎症が悪化して痛みが強くなります。
02症状
化膿
痛みが出始めた頃には、症状が進行していることがほとんどです。化膿や出血が起こってから気づくこともあります。
03症状
肉芽形成
炎症が長期にわたると肉芽組織を形成します。そうなると自然治癒は困難です。
子供の巻き爪の原因
01原因
柔らかすぎる爪
爪の成分の10〜15%は水分で、加齢とともに厚く硬くなります。
子供の爪は水分に富み、また大人の爪と比べて薄いため、非常に柔軟性があります。
柔軟性がありすぎると、靴による圧迫やちょっとした外力で簡単に巻き爪になります。
02原因
割れ爪・深爪
子供の爪は薄いため外力に弱く割れやすい特徴があります。
爪先に外力が加わるスポーツや尖ったシューズを履くことで爪が割れたりして痛みを起こします。
また短く切り過ぎたことによる深爪も問題となります。爪の角にトゲが残り化膿や肉芽形成などを起こします。
03原因
爪むしり
正確には爪自損症(onychotillomania)と呼びます。無意識に爪が変形するまでむしり取る行為をいいます。癖や心理的ストレスが関与しています。
極端に爪が短くなるため、皮膚炎から痛みを起こすこともあります。
04原因
合わない靴
大きめサイズの靴を履くと、靴の中でバランスを崩します。バランスが悪くなると浮き趾や足趾が曲がったりします。それにより足趾にしっかり体重がかからず巻き爪のリスクが生じます。
巻き爪が悪化すると・・・
巻き爪を放置しておくと、活発な子供では些細なことで炎症を起こし化膿を起こします。さらに進行すると爪が刺激となり、肉芽組織を作ります。
深爪している場合は爪が皮膚に埋もれて、爪が伸びれなくなることもあります。