柔道整復師、フットケアトレーナー、足爪補正士
巻き爪をはじめ足のトラブルに携わり18年。13,000回を超える巻き爪矯正を行う。根本的に巻き爪を克服するために独自の巻き爪矯正を考案し提供する。
巻き爪治療の解説に入る前にご自身の巻き爪のタイプを知ることが大切です。
① C型
爪が「C」を伏せた形に内側・外側対称に巻いているものです。巻き爪の60%程度がこの変形です。
20〜40歳代の比較的若い女性に多くみられます。靴やストッキングによる圧迫で痛みを起こします。
② トランペット型
C型が進行したもので、巻きが強くラッパ状になっています。巻き爪の約8%を占め、中年以降の女性に多くみられます。
数十年に渡って悩んでいるものの痛み自体は強くなく、慢性的な圧迫感だけの人もいます。
③ 非対称型
母趾の内側または外側だけが強く巻いているものです。「外反母趾」と関係があります。
④ ホッチキス型
ホッチキスの針の形をしているものです。爪の中央は平坦ですが、端の部分が90°程度曲がっています。巻き爪のうち15%程を占めます。
中央部分が平らなため一見すると巻き爪には見えず、ご自身で爪を深く切って痛みをコントロールしていることもあります。爪切りを失敗して急激に痛みが出現するのがこのタイプの巻き爪です。
⑤ 折り返し型
ホッチキス型が進行して180°以上曲がったものです。中年以降の男性または外反母趾を伴う女性に多くみられます。
内側の皮膚が大きく盛り上がっているのが特徴です。炎症を起こすと強い痛みを起こします。
⑥ 逆V字型
爪の中央が山状に隆起して「逆V字」に見えるものです。爪のサイドは皮膚に深く埋入します。
⑦ 肉芽形成型
皮膚に爪が刺さって傷ができると、傷を治そうとして滲出液が産生されます。傷が刺激され滲出液が出続けると「肉芽組織」を形成します。
※出血や化膿の伴う場合は、皮膚科や外科での治療が必要です。
Q 巻き爪の治し方はどのようなものがありますか?
A 切る治療と切らない治療に分けられます
巻き爪の治療は大きく分けて2つです。切る治療(外科的治療)と切らない治療(保存的治療)です。
- 切る治療:手術治療、抜爪
- 切らない治療:巻き爪矯正、テーピング、コットンパッキング等
では、各種治療法について解説していきます。
巻き爪の手術治療には賛否両論あり、近年では慎重論や否定的な意見も多くみられるようになりました。
ただし巻き爪矯正やテーピングなどの『切らない治療』を行なっても効果がない場合や出血や肉芽組織が高度な場合には手術治療は有効な治療の選択肢といえます。
・ホッチキス型、肉芽形成型にはよい適応
・C型は、手術以外の方法も考慮するべき
・弯曲の強いトランペット型は再発の可能性あり
フェノール法
難治性の巻き爪に対して行われる手術治療の1つです。突き刺さっている爪を外科的に切除し、フェノールという薬剤を使って爪の細胞を化学的に処理する方法です。
欠点としては、麻酔・手術による痛みが強い点と、術後数年して再発する可能性がある点です。
Q 巻き爪の手術は痛そうですね・・・
A ご安心ください。
切らない治療もあります。
従来行われてきた『切る治療』の他にも、『切らない治療』という選択肢もあります。最大の特徴は手術による侵襲がないため、痛みを伴わないことです。
普段あまり外出しない方もいれば、将来ジェルネイルを楽しみたい方もいます。『切らない治療』という新たな選択肢が広がったともいえます。
巻き爪テーピング
テープがあればできる簡便な治療法です。伸縮性のあるテープを用いて引っ張りながら貼付します。爪のサイドのギリギリに貼るのがコツです。
簡便な方法ですが、滲出液が出ている場合やよく歩く場合はテープが剥がれやすく、また頻回に貼り替えなければならない等の欠点もあります。
・C型、非対称型にはよい適応
・高度な肉芽形成型には不向き
コットンパッキング
巻き込んでいる爪と皮膚の間に小さく裂いたコットンを挟むことで刺激を緩和する治療法です。炎症の程度が軽ければ、痛みも軽減し炎症も消退する可能性があります。
炎症が高度な場合や滲出液が多い場合は効果が薄く、ご自身で行う場合はやや難易度が高いという欠点もあります。
・C型、非対称型、ホッチキス型にはよい適応
・折り返し型、トランペット型にはコットンの挿入が困難
・軽度の炎症、肉芽形成であれば適応
国内で普及している巻き爪矯正治療は次の4種類があります。
- 超弾性ワイヤー
- VHO(3TO)
- プレート療法
- 形状記憶合金
①超弾性ワイヤー
ドリル等で爪に2つの穴をあけニッケルチタン製のワイヤーを接着します。ワイヤーの弾性を利用して巻き爪を矯正する治療法です。この治療法はマチワイヤー法として普及しています。
さまざまな巻き爪治療に用いられる一方で、深爪状態では施術できない、脆い爪には治療できない欠点を持っています。
・C型、トランペット型にはよい適応
・根元から巻いているホッチキス型や非対称型にはやや困難
②VHO(3TO)
爪の両端にステンレスワイヤーを引っかけ、爪の中央でワイヤーを巻き上げ巻き爪を矯正する治療法です。根元付近を矯正するため、長期間の矯正力が期待できます。
爪が厚い場合や巻き爪が強い場合、炎症が強い場合には治療できないこともあります。
・C型によい適応
・根元から巻いている巻き爪にも適応できる
・トランペット型、折り返し型にはフックを掛けれないことがある
③プレート治療
プラスチックプレートのバネ弾性を用いて巻き爪を矯正する治療法です。B/Sスパンゲ、ペディグラスなどがあります。美しい仕上がりが特徴です。
4週間に1度の交換が必要で、費用が高額になる欠点があります。
・C型によい適応
・巻きが強いトランペット型や折り返し型には効果が薄い
④形状記憶合金
板状の本体とそこから出る4つのフックで爪を挟んで接着する治療法です。クリップが平坦な状態に戻ろうとする力を用いて巻き爪を矯正します。
繰り返し使用できるため、費用負担が少ない一方で、矯正力が弱い、厚みのある爪には使用できない、母趾以外の巻き爪には使用できない、紛失の危険性があるなどの欠点があります。
・C型以外には装着が難しい
巻き爪は治したいけど、不安はありませんか?
痛い治療は絶対に嫌・・
ワイヤーは邪魔になりそう
費用が気になる・・
毎月通院が大変そう
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巻き爪矯正の最大の特徴は痛みをともなわないことです。わずかなストレスも与えないように常に改良を加えています。
従来の方法
器具を爪の裏側に回り込ませるため、わずかな痛みを伴います。
当院の方法
器具を爪の裏側に回り込まさず、爪の側面ギリギリに装着します。極限まで痛みのない施術にこだわります。
最新の素材を用いることで、トータル費用を約58%も軽減することができます。
軽〜中度の巻き爪で約3〜4回の矯正で完了します。矯正期間は7〜9ヶ月ほどです。(進行した巻き爪では長期に渡ることもあります)
※症状には個人差があり、100%の効果を保証するものではありません。
延べ13,000回を超える豊富な症例数で、さまざまなタイプの巻き爪に対応できます。これまで13,000件の症例を一人で施術してきた、確かな経験と技術。長年にわたり積み重ねてきた実績で、皆様の悩みに寄り添い、安心できる治療を提供します。」
住所 石川県金沢市小立野3丁目24-12
駐車場 当院の建物うら(9台)
電話番号 076-208-3324
最寄りバス停 北鉄バス「小立野3丁目」バス停すぐ
目印 石川県立図書館近く
介護施設「れんげの郷」さん隣
巻き爪矯正は完全予約制です。日曜のみ休診です。
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もう痛みに悩まない!巻き爪ケアで快適な一歩を。
これまで13,000件の症例を一人で施術してきた、確かな経験と技術。長年にわたり積み重ねてきた実績で、皆様の悩みに寄り添い、安心できる治療を提供します。
※次の症状は当院では施術できません
出血や肉芽組織がある場合は、皮膚科などの医療機関を受診し、皮膚の状態が改善した後にご来院ください。
- 肉芽組織の写真を見る(刺激が強い写真が表示されます)