【膝の痛み】 前十字靱帯損傷の原因と治療法 【スポーツ外傷】

もし『前十字靱帯損傷』になってしまったら・・・金沢市のアルコット接骨院が対処法を徹底解説

前十字靱帯ぜんじゅうじじんたいってなに?

膝の関節の中にあって太ももの骨とすねの骨を結ぶ靱帯です。
すねの骨が前へずれたり内側に捻れたり、また膝が過剰に反るのを防ぐストッパーの役割をしています。


(図;mdphd.kr/182より引用)

 

前十字靱帯損傷とは

前十字靱帯に強い力や捻る力が加わると、靱帯が損傷してしまいます。
損傷の形態には、完全断裂、部分断裂、弛緩等があります。


(図;kingbrand.comより引用)

 

症状

  • 受傷時に断裂音が感じられることが多い。
  • 2~3日で腫れや痛みのピークは減少し、2週間くらいで歩行は十分出来るようになり、1ヶ月くらいで日常生活の支障は少なくなる。
  • 痛みを感じることは少なく、不安定感が主になる。
  • スポーツ中などに、膝がガクッ(膝くずれ)となったり、ずれた感じが起こる。力が入らない。
  • 正座ができない。


(図;www.hughston.com/hha/a_11_3_1.htmより引用)




 

原因

競技中に他の人と交錯したり、ラグビーのタックルによる直接の外力で断裂する他、
バスケットやサッカーでの切り返し、スキーで内エッジが引っかかっての転倒など、膝が内側に入って捻るために受傷するケースがあります。
典型的な例では、つま先が外側を向いて踏ん張っているときに、膝が内側に入った状態で、捻ったりぶつけたりして損傷がおこります。

 

どんな検査をするの?

前十字靱帯損傷の検査では前方引出し現象、ラックマンテスト(膝約20度屈曲位)、ピボットシフトテスト(Nテスト)が陽性です。
これらの所見が見られるようですと、整形外科受診を勧めます。
レントゲン写真、関節穿刺(関節内出血の有無をみる)、MRIを行い診断がつきます。


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

 

どんな治療があるの?

  1. 患部の安静・アイシング
  2. 手術
  3. テーピング
  4. 運動療法・リハビリテーション
  5. インソール療法

 




 

放置しておいていいの?

関節の中に存在するため、血行が乏しくいったん断裂すると自然治癒することはありません。
放置していると、靱帯の機能が働かないため、膝くずれを繰り返します。
この症状はスポーツ復帰時や階段下降時に自覚するようになります。
膝くずれや不安定感が続くと関節のクッションの役割をする半月板が擦り切れてきます。
それによって半月板損傷が合併し、さらに関節表面の軟骨が傷んでいきます。

 

術後の運動療法

前十字靱帯再建術後の運動療法は、靱帯の修復過程をもとに負荷量を変更しなければなりません。
ハーフスクワットやランニングなどの負荷の強い運動は術後12週以降が望ましいとされています。
術後12週以降、スポーツ復帰に向けての運動療法が始まります。
この運動療法は再断裂の予防を念頭においた動作の習得が必要であるため、いくつか注意点があります。
重心を後方に残したままスクワットなどを行ってしまうと、手術した部分に負担がかかってしまいます。
また膝が内側に入る動きもよくありません。


(図;関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーションより引用)

 

テーピング

アルコット接骨院で行う前十字側副靭帯損傷に対するテーピング

①膝の上下にアンカーテープ(黒)を巻きます。

アルコット接骨院で行う前十字靭帯損傷に対するテーピング

②もう1本重ねます。


アルコット接骨院で行う前十字靭帯損傷に対するテーピング

③スパイラルテープ(赤色)を巻きます。


アルコット接骨院で行う前十字靭帯損傷に対するテーピング

④反対側からスパイラルテープ(青色)を巻きます。場合によっては、スパイラルテープの数を変更します。


アルコット接骨院で行う前十字靭帯損傷に対するテーピング

⑤アンカーテープ(黒色)を巻いて完成。

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