弾発指(ばね指)の原因と治療法

弾発指だんぱつし(ばね指)とは

腱鞘炎けんしょうえんの一種です。腱鞘けんしょうに炎症が起こり、指を曲げ伸ばしする際に『コクン』とひっかかるような現象をいいます。
ある角度を過ぎるとバネのように屈伸します。


(図;https://nurseful.jp/career/nursefulshikkanbetsu/orthopedics/section_2_06_09/より引用)

 

症状

  • 指の付け根の痛み、腫れ、熱感
  • 指を曲げ伸ばしするときに、ひっかかる
  • 朝方に症状が強く、日中は指を使っていると症状が軽減する
  • 悪化すると、指が動かない状態になる

 

原因

指を曲げる筋肉の「けん」を、骨に押さえつけるためにバンドのような形をした「腱鞘」という部分があります。
指は、腱鞘のトンネルの中を腱がスムースに通過することで、きれいに曲げ伸ばしできています。
手を使いすぎるなど、何らかの原因で腱鞘に炎症が起こると、腱鞘が太く腫れてしまいます。
そうするとトンネルの内部が狭くなってしまい、その中を通過する腱がスムースに動けなくなってしまいます。


(図;www.studyblue.comより引用)

 

どのような人に多いの?

更年期の女性に多く、妊娠出産期の女性にも多く生じます。
手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多いのも特徴です。
糖尿病、リウマチ、透析とうせき患者にもよく発生します。
親指、中指によくみられます。

 

どんな検査をするの?

指の付け根に腫脹しゅちょう圧痛あっつうがあり、ばね現象があれば容易に見つけることができます。


(図;www.wikihow.comより引用)

 

どんな治療があるの?

  1. 患部の安静(スプリント固定)
  2. 超音波療法
  3. 温熱療法
  4. ストレッチ
  5. 関節可動域訓練
  6. 筋膜治療
  7. 痛みや炎症が強いものは病院で注射や内服など
  8. 治療の効果がみられないもの、再発を繰り返すもの、日常生活に支障があるものは手術

 

最先端の筋膜リリース

指の屈筋腱と腱鞘の間の滑走性を獲得するために、IASTM toolsという特殊な金属でできた器具を使います。
腱鞘周囲の炎症により癒着や肥厚してしまった部位を、効率的に改善できます。

 

詳しくは、最先端の筋膜治療 IASTMのページをご覧ください。

超音波療法

腱鞘部分の炎症を抑えたり、腱そのものの滑走性を改善させる目的で超音波を患部に照射します。1秒間に300万回という高速度ミクロマッサージで直接刺激を与えます。
詳しくは、超音波治療・ハイボルテージ治療・微弱電流治療(EU910)をご覧ください。

アルコット接骨院超音波ハイボルテージeu910