ショイエルマン病

ショイエルマン病とは

思春期にみられる背骨の疾患です。
円背変形えんぱいへんけい(背中が丸くなる)を起こします。
日本ではめずらしい疾患です。
発症しやすい年齢は13~17歳の思春期で、やや男子に多い傾向があります。
胸椎(背中)に多くみられます。


(図;https://openi.nlm.nih.govより引用)

 

症状

  • 姿勢不良(背中が丸くなる、おじぎや反り返りができない等)
  • 背中~腰にかけての痛み
  • 背骨が動かしにくい
  • 疲労感

 

原因

いくつかの背骨の前方部がつぶれたようなかっこうになったり、
背骨の間にある椎間板ついかんばんが変形した状態で成長が終了することにより背中が丸くなります。
原因ははっきりとはわかっていませんが、遺伝的な問題に加えて、
不良姿勢ふりょうしせいなど力学的要因りきがくてきよういんも関与して変形を生じている可能性が考えられています。

どのような経過をたどるの?

骨の成長が終了すると、変形の進行も止まります。
変形が軽く、それ以上進行しないものは、
負荷を軽減したり激しい運動をしないようにしたりすることで治療できます。
変形がより重度で、成長期にあり変形が進行する場合は、さらなる変形の防止と矯正を目的として、
特殊なコルセットを作成して装着し、硬いベッドで寝ることなどを行います。
変形が強く、神経を刺激することで筋力低下や感覚の障害などの症状が現れた場合は、
背骨の変形を矯正するための手術が必要になることもあります。

 

どんな検査をするの?

問診や触診、背骨の動きの範囲、腹筋や背筋などの筋力を調べ、
ショイエルマン病が疑われる場合は、病院でレントゲン検査を行う必要があります。


(図;http://physioworks.comより引用)

 

どんな治療があるの?

ショイエルマン病の発症原因が現在のところはっきりとわかっていないため、決定的な予防方法や治療法はありません。

  1.  姿勢矯正
  2.  コルセット着用
  3.  ストレッチ
  4.  筋力トレーニング
  5.  改善しないものや悪化するものは手術

 

ストレッチ


(図;http://www.valutazionemotoria.itより引用)

 

 

トレーニング


(図;http://www.fitwirr.comより引用)